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今朝『CNN』ニュースが伝えたFBIの記者会見でミルウオーキーのFBIの女性捜査官は、5日午前中10時半前後、ウィスコンシン州、オーク・クリークのシク教徒寺院で起きた銃乱射事件の犯人、ウェイド・マイケル・ペイジは、当日頭部を拳銃で撃ち自殺したと報告した。6日の地元の連邦警察当局の記者会見では、電話で駆けつけた警察官の一人に撃たれて死亡したと伝えていたが、今朝のFBIの記者会見では、犯人の死因は自殺であると伝えた。現在でも詳しい動機は分かっていないが、単独犯行であると述べている。

現在、FBIと地元の警察当局は合同で捜査していて、本日の記者会見で報告された新たな展開としては、ペイジの元ガール・フレンドのミスティ・クックが不法拳銃を所持していた罪で逮捕されたことだ。この女性の逮捕は尋問のため一時的なものであったが、捜査に協力的だと伝えた。この女性は共犯者ではなく、現在のところ他に疑わしい共犯者は浮上していないため、単独犯行の可能性が強いようだ。犯人の身辺からも動機のヒントになるものは見つかっておらず、家族からも、何ら手がかりになる情報は報告されていないと伝えている。また、既に100人以上に聞きこみを実施し、白人至上主義のグループとの関連も捜査中であるが、犯行のつながりは現在のところ何ら確認されていないとFBIの女性捜査官は述べている。

ペイジを知っていた人物は、ひどい飲酒ぐせがあったと述べているようだ。また、憎悪的な音楽を象徴していると言われるヘイト・ロック・バンドに所属していたことが判明している。犯人は職歴の変遷があるため住所を数回変えているが、ノース・キャロライナに慎ましい自宅を所要していた。しかし、財務上の問題を抱え、家は抵当倒れになっていたようだ。また当地のオートバイの店主は、2004年、部品調整の仕事に従事していたペイジを解雇した後、白人至上主義団体であるクー・クラックス・クラン(KKK)に志願する申込書がペイジの机の上であったことをCNNに語っている。しかし、10年前ペイジの父親と離婚した継母の女性は、当時は優しい性格で黒人やヒスパニック系アメリカ人の友人もいて、想像にも及ばないとCNNに語っている。

今後、ペイジが関与していた人物や組織は更に詳細になる可能性はあるが、本人が自殺した為、なぜ、オーク・クリークのシク教徒寺院を選んだのかその動機を知ることは最も困難な状況である。犯行に利用した武器は9mmのセミ自動拳銃でその銃は7月28日に射撃場で購入し、2日後に受け取っていたことをCNNは報じている。コロラド州での銃乱射事件が記憶にまだ新しい時に起きた今回の事件も国民に衝撃を与えている。CNNは、白人至上主義組織の報復の可能性を警戒する関係当局の動きがあることも報じた。

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