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今夜、東部時間午後9時から、CNNのベテラン女性政治記者、キャンディ・クローリーを介して、ニューヨークのホフストラ大学で開催された二回目の大統領候補者のタウン・ホール・ディベートは、最も緊迫感にあふれ迫力があった。調査会社のギャロップが選定した82名の参加者は、末決定者であり、その中で10名前後の代表者が質問を提起した。質問者は、クローリー氏に選定されたと言われている。質問は、雇用、ガソリンの値段、減税、前大統領G.Wブッシュとの違い、移民政策、銃規制、アウトソーシング、ベンガジでの攻撃などの問題に関するもので、ほとんど国内の経済問題が主な論争の内容であった。

両氏の経済、エネルギー、移民政策は、これまで筆者が多くの投稿で述べてきたことと基本的に同じであるが、一般から寄せられた質問は、大衆を代表したものであり、かなり共感を受けるものが多かった。最も興味深い質問は、「両候補がG.W.ブッシュとどのように異なるのか」という質問と、「人間として、候補としてアメリカ人が自分に抱く最大の誤解は何であると思うか」という質問であった。

選挙が真近にせまった2回目のディベートは、両候補者とも真剣勝負で挑んだ印象があった。しかし、お互いに、同時に口論することがあり、まさに火花を散らす瞬間も多々あった。ロムニー氏は、3日の最初のディベートで有能な論争家であることを立証したため、期待が大きかった点でプレッッシャーがあったと思われる。しかし、時間切れのため制止されても、話を続け、クローリー氏の進行を無視するほど攻撃的であった。ロムニー氏は、現在の経済状況を否定的に語り、オバマ氏の経済能力を繰り返し批判した点は、全くライアン氏と同じであった。

一方、オバマ氏は今回、迫力があり、良く準備し、質問の答えに集中し、明確で、ロムニー氏の攻撃に悉く精力的に反論し、妥協する姿勢をみせなかった。オバマ氏は、ロムニー氏の税制に具体性がないことを指摘し、ロムニー氏のイメージにダメージを与える論争的な「47%」発言を指摘し、ロムニー氏との政策の違いを説明した。また、有権者には二つの異なる未来の展望があることを明確にし、一回目のディベートで漏れた部分について、メディアが指摘した点を殆どカバーした印象があった。

ディベート後、CNNが緊急に実施した世論調査は、46%はオバマ氏がディベートに勝ったと答え、39%がロムニー氏を評価。CBSの調査では、オバマ氏を評価した率は37%、ロムニー氏は30%であった。当然ながら、共和党はロムニー氏が勝利したと信じ、オバマ支持者はオバマ氏の論争の方が優れていたと述べているが、一般の視聴者は迫力あったオバマ氏に軍配を上げたようだ。

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