アメリカの最新課題 Contemporary American Issues © 2016 Yuko’s Blog. All Rights Reserved.  

全米のBF抗議活動場所〔赤の丸印〕          ウォルマートの抗議デモ

ブラックフ・フライデイ(BF)の今日、ウォルマートの前で行われた抗議活動家たちには、同ストアの製品そのものに抗議することが目的であるグループもいる。米国ではペットを飼っている人も多い。そのような消費者の中には、ウォルマートで販売されている中国からの輸入製品でペットの餌であるチキン・ジャーキーの販売を停止させるため、ブラック・フライデイ・ペット・キャンペーンと名付けた抗議活動を行った人達もいる。中国製チキン・ジャーキーを食べた犬や猫は病気になるか、または死亡したと苦情を訴えている。

この製品に対して、ペットの病気と死亡を訴える消費者は、2つのブランド名を特定している。11月23日の『ABCニュース』によると、食品医薬品局(FDA)は2007年から2,200件におよぶこのような苦情を受けている。大抵、腎不全に陥り、少なくとも360のペットが死亡したと報告されている。当局は、警告を出す一方で、5年間、これらの特定された製品の毒性試験を含む調査を実施しているが、試験の結果、汚染物質は発見されていないという。ペットの病気や死亡の原因がつかめないため、製品回収の命令はできないらしい。従って、製品の販売は引き続き行われていて、業者からも何の反応もないという。中国の製造設備も頻繁に検査及び監査が実施され、様々な段階での製造工程がモニターされているということである。中国側は安全性と品質には最大の配慮をしているとし、今後も引き続き注意を促すと述べているようだ。

抗議を組織したリーダー達は、明らかにFDAの試験結果に不満を抱いている様子であり、その製品を食べたペットは引き続き死んでいるためこの抗議デモを行っていると、ABCニュースに語った。ペットの飼い主にとっては、深刻な問題であるため、特定したブランドのチキン・ジャーキーを製品棚から排除するよう要求しているようである。5年経過しても何の措置もなされないことに苛立ったペットの飼い主がペットの安全性を懸念した行動のようである。

FDAはペットの餌に関しても不良品回収の基準を定めていて、多少なりとも科学的証拠があった場合、問題のある製品としてリストに追加する。消費者は、ブランド名や商品名を入力することで、当局のHPから回収製品、または問題のある製品であるかどうかをチエックできるようになっている。著者が検索してみたところ、消費者が特定した2つのブランド名は、FDAのどの資料にも適合していない。すでに5年間調査しても毒性の証拠が発見されていない現状で、ペットの病気や死に直面した消費者はかなりのジレンマとストレスを経験しているはずである。指摘された製品を食べたペットは同様に腎不全で死亡するというパーターンは不可解であるが、消費者は、FDAの検索システムを利用したり、消費者報告を読むなど日頃から購入する製品の予備知識を持つことも重要である。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。