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通常、宗教団体は同性結婚には反対の立場をとる、というのが一般的な見方である。しかし、最近、イリノイ州では260人の聖職者が、同性結婚を支持するため署名した文書を公表した。これは、絶好のタイミングであり、同性結婚の合法化を目指していた民主党議員らはこの署名運動を大歓迎し、法案制定に拍車がかかる機運になっている。

23日のニューヨーク.タイムスによると、この署名運動に参加した260人の聖職者らは、キリスト教およびユダヤ教のリーダー である。彼らは、信仰と思いやりの育成に自分たちの生活を捧げ、全人類の正義と公平性を促進するために毎日活動してきたことを署名の文書に表現している。これらの信念に基づいて、愛情と献身を誓う同性カップルにも「平等の機会と責任を与えることが道徳的である」との信条を表明している。

聖職者による 同性結婚の支持は例外ではないが、署名運動を通して公式に発表したのは初めてであり、署名数が増えたことがきっかけになったようである。彼らは長い間、同性結婚を支持しており、この度公式に発表できることを喜んでいるとその文書は伝えている。また、 同性結婚に反対する強力なキリスト教団体であるイリノイ.ファミリー.インスティチュートのように、男女間結婚の社会的利点を強調する組織を含めて、宗教関係者は団結して同性結婚に反対しているとの憶説に対して挑むことが署名の動機にもなっているようだ。

宗教関係者、特にキリスト教徒は、神のイメージによって人間が創造された聖書の真理、特に創世記を信じているため、一般的に、同性結婚は罪であると考えている。従って、無条件に反対するクリスチャンもまだ多く存在する。しかし、この260人の宗教リーダーは、「宗教の問題ではなく、公民権の問題である」と主張し、宗教の教義と同性結婚を切り離して考えているグループである。彼らは「全ての人々は神の子供である」 との教えを信仰しているグループであるようだ。

2013年1月、同性結婚の合法化法案を紹介する予定である同州の議員らは、聖職者の署名はかなり効力を発揮すると期待していて、 法案の制定を確信している。 イリノイ州で同性結婚が合法化すれば、現在既に合法化している9の州とワシントンD.Cに加えて、現在、合法化を推進しているミネソタや、ロード.アイランドなど、更に他の複数の州も合法化し、同性結婚の合法州は今後益々拡大する可能性がある

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