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副大統領のジョー.バイデン氏が中心となって、精神異常者に関する教育、暴力的なビデオ.ゲームの見直しなどを含む包括的な銃規制を推進する 連邦政府の銃規制プロジェクトは 9日からスタートした。初日は、司法長官のエリック. ホルダー氏、「銃の暴力を終わらせる」ブレイディ. キャンペーンのグループや複数の州の代表者、最近の銃乱射事件で犠牲になった家族の代表者、 女性議員ガブリオ·ゲッフォード氏を含めて過去の主な銃乱射事件に遭遇し、生存した人たちなど、様々なグループとの会談が行われた。

今日、ニューヨークでも、以前から強力な銃規制の法案制定を推進していた知事アンドリュー.クオモ氏は州議会のスピーチで、アサルト銃および銃による犯罪に対する厳しい刑罰を科す銃規制を制定することを発表した。同州の上院議員らはその法案、又はその法案の一部を今週末までに通過させる方針である。

今日の記者会見でバイデン氏は、オバマ氏と自分は銃規制に前向きに挑戦する決意があり、制定は重要であると語った。CNNなど複数のメディアは、プロジエクト.チームは当面「議会なしのステップを踏む」ことになると伝えた。また、バイデン氏は、オバマ氏が、銃規制に関する大統領令を発動する可能性があると述べた。銃規制の高波に反して、銃規制に反対するもがきも凄ましいため、特に、法案制定にたいする阻害の動きは予期する必要がありそうだ。バイデン氏は明日、全米ライフル協会(NRA)、国立スポーツ射撃財団、および最大の銃販売業者であるウォルマートの代表者など、銃の専門家やビジネス関係者との会談を予定している。また金曜日は、ビデオゲーム製造会社の代表者と会うことになっているらしい。

NRA代表者との会談については、多数の複雑な反応があるようだ。9日のワシントン.ポストは、NRAの代表者との会談は、銃規制提唱者には歓迎されていないという。しかし、NRAは、議会の感情を揺さぶることに関しては最も資金力があり、最も効力的なメンバーであることは確実であるため、「相互の関心は何か、プロジェクトを推進するメンバーの提案をどの程度支持できるか」を知ることで、敵を味方にする、あるいは、敵の露骨な反対を避けるための努力は「賢い戦略」であると評価している。「財政の崖」の交渉でも成功したバイデン氏を「 並外れた副大統領」と賛美したオバマ氏は、この銃規制問題を最優先課題のひとつとして対応するため、今月末までにバイデン氏に法案をまとめる要請をしているようだ。一方、複数の共和党議員らは、 赤字や負債に対する削減措置について未解決の問題があるため、今後数ヶ月間は、銃規制に取り組む余裕はないと言っている。ワシントン内部の一部からも協力を期待できない状況であるが、手強いNRAとの会談において、バイデン氏の賢い 銃規制戦略は功を奏でるだろうか?

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