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2月, 2013 のアーカイブ

画期的な暴力法案の通過

上院議会が2月12日に通過した女性に対する暴力法案を、今日28日、下院議会は286対138で通過させた。オバマ氏と民主党の圧倒的な勝利となった背景にはちょっとした経緯がある。 (さらに…)

最高裁の投票権法第5項論争とは何?

今日、米国最高裁は、1965年に制定された公民権運動の重要な法律である投票権法(Voting Rights Act)第5項(Section 5)の箇所が憲法違反であるかどうかを論議したが、9名の判事らの意見は対立した。投票権法は45年以上、全ての有権者の投票の権利を保護するために尊重されている法律であるが、その権利の保護を維持するための主力になっている。しかし、最も論争的な第5項の部分に関してアラバマ州は非合法であると挑戦したため最高裁が聴聞を行った。 (さらに…)

セクエスターは不法移民拘留にも影響

米国国土安全保障省(DHS)は、昨日全国に拘留中の不法移民の釈放を開始した。確実な数値や具体的な方法については公表されていないが、アリゾナ州では300人以上が釈放された。セクエスターに直面するとDHSの予算も削減されるため、予算不足で34,000人の拘留者にベッドを与え食事を提供する余裕がなくなるからである。今回釈放される不法移民は、強制送還する場合もあるという。今後、少なくとも10,000人は釈放が予定されている。 (さらに…)

大半の米国人は退職後の経済状況に不安

アメリカ国民の大半は、退職後経済的に安心して暮らせるどうか不安を抱えている。将来米国の経済が改善しても、現在の経済状況は将来に望みを託せない要因になっていることを退職安全 国立研究所(NIRS)の調査が明らかにした。NIRSは、将来の退職者を援助するため退職年金制度である社会保障の強化を要請しているグループの一つである。 (さらに…)

広範に及ぶセクエスターの影響

セクエスターの危機が目前に迫っている現在も交渉は行き詰まった状態である。過去4年間ですでに1.4兆ドルの支出削減をすることで2.5兆ドルの赤字を減少しているオバマ氏は、支出削減、医療システムなどの改善、税制の改革(特に、富裕層/大企業に対する税金のループ.ホール[抜け穴]を閉じる)の3本柱のバランスの取れた方法による赤字削減を提案している。具体的には、今後約1兆ドルの支出削減を行い、約7,000億ドルの新たな歳入を得ることで、更に2兆ドル近い赤字削減を目標にしている。 (さらに…)

古代人類は現代人より健康な歯を保持

先史時代には、現代のように、優れた口内衛生の道具や製品は何も存在しなかった。しかし、先史時代の人類は現代人より、口腔の健康は優れていたことが専門家の研究により明らかになった。 (さらに…)

セクエスター危機の責任は誰?

オバマ政権は、セクエスター(自動支出削減 )は3月1日に有効になるため、主な空港で遅れが発生すると警告した。 もし、セクエスターが有効になった場合、オバマ氏より、共和党がその責任を問われることになりそうだ。 (さらに…)

オバマ政権のサイバー攻撃への対処

コンピューター技術が高度化するにつれて、サイバー上で情報を盗む犯罪者の技術も高度化していることを示唆しているのが最近のサイバー攻撃騒動である。コンピュータのハッカー問題は最近始まったことではないが、近年、多くの米国大手企業がサイバー攻撃の被害を訴えている。19日の米国情報セキュリティ(安全保障)会社マンディアントの報告は、サイバーによる情報スパイ活動の背後に中国軍がいることを明らかにした。 (さらに…)

今も米国社会に残る人種差別

ミシガン州で、人種差別を理由にアフリカ系アメリカ人看護婦が提訴した。黒人に対する人種差別は、公民権運動から半世紀以上が経過した現在でも平然と行われていることを教えた例である。 (さらに…)

米国の電力供給は石炭から天然ガスに移行

最近の専門家の研究によると、米国の石炭による火力発電所は消滅しつつあることが分かった。調査によるとその主な理由は、 石炭は天然ガスに比較して経済的な競合性がなくなったからである。 (さらに…)

日系アメリカ人除去の大統領令

1942年2月19日は、当時の大統領フランクリン.ルーズベルトが西海岸の日系アメリカ人を米軍施設のある領域から隔離し監視するため、また、敵の米国在住者として考慮された日系アメリカ人を除去するため大統領令に署名した日である。 (さらに…)

経済向上または気候変動の阻止?

オバマ政権エネルギー政策の論争的な問題は、カナダ北東アルバータのアサバスカ油砂(オイルサンドまたはタールサンド)領域から米国のイリノイ、オクラホマ、テキサス州のメキシコ湾岸に沿って、原油を輸送するシステムとして知られるキーストーン.パイプラインの建設である。 (さらに…)

ユニバーサル.バックグラウンド.チエックって何?

ユニバーサル.バックグラウンド.チエック(UBC)はオバマ政権が提案した最も重要な連邦政府の銃規制の一つです。UBCは、銃を売買する全ての人物の身元確認に関する情報を提出する義務のことです。特に銃購入者の個人情報は、警察機関および精神障害関連施設とリンクさせ、過去の暴力と犯罪歴、精神障害歴、アルコール依存症歴、薬物乱用歴などを調査し、何らかの形跡が発見された人物の銃購入を阻止するシステムについて言及します。 (さらに…)

セクエスターとは何か?

米国議会やメディアが最近頻繁に使っている用語にセクエスター(Sequester)と言う表現があります。広辞苑によると「債務者の財産などを仮差し押えする」という法律的な意味がありますが、実際、議員などが使っている意味は、連邦政府の自動的な支出削減のことです。米国は現在、セクエスターのため財政的な危機に直面していると言われています。 (さらに…)

あまり意味のないラピエール氏の抵抗

全米ライフル協会 (NRA)の最高経営責任者 ウエイン. ラピエール氏は14日、テネシー州ナッシュビルでのハンティング組織の大会に参加し、オバマ氏の一般教書演説の銃規制に抵抗するコメントを披露した。 (さらに…)

オバマ氏の一般教書演説の感想

オバマ氏の一般教書演説は、過去のどのスピーチの内容より大胆で具体的であった。あらゆる角度から中流家庭の経済的改善が強調され、それに付随する雇用拡大、特に海外にアウトソーシングした製造業を国内に戻すことを提案した経済的課題が中心であった。支出削減措置に関しては、具体的な提案をしていないが、 メディケアや社会保障など、中流家庭にとって最も重要なプログラムには手を出さない方針であることを明らかにした。このようなエンタイトルメント.プログラムを削減または改革することより、もっと国内に雇用を拡大して歳入を得ようと提案している。 (さらに…)

オバマ氏二期目の一般教書演説の概要

昨日12日に開催された一般教書演説は東部時間9 時にミッシエル.オバマ氏や最高裁のメンバーなど主要人物らが入室した10分後にオバマ氏が登場した。通路側で待っていた多くの議員らと握手や抱擁を交わし、15分後に始まったスピーチは正確に1時間後に終了した。 オバマ氏は、主に中流家庭の向上を力説し、スピーチの概要は (1)雇用拡大と赤字削減のための包括的な税制改革の必要性(2)気候変動を考慮したエネルギー政策の必然性(3)技術訓練教育を重視した早期教育 (4)既に超党派の議員グループが起草した包括的移民改正法の制定(5)対テロ戦争による外交政策とサイバー防衛(6) 銃の暴力で犠牲となった多くの関係者を前に銃規制の必要性をアピールしたことである。

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オバマ氏は一期目の国内政策の公約を果たしたか?

オバマ氏二期目の一般教書演説は今夜東部時間9時から開催される。今夜の演説は中流家庭と経済の向上が主な課題になることが予測されている。二期目の 一般教書演説の内容を理解するためには、オバマ氏が一期目の一般教書演説で公約したことをどれほど実行したかを概略知る必要がある。 (さらに…)

米国の精神障害と喫煙の現状

米国のこれまでの銃乱射事件は、ほとんど精神異常者による犯罪であることが分かっている。12月のニュータウンでの銃乱射事件後、 銃の暴力を防ぐための方法のひとつとして精神疾病者の問題に注目することが指摘されるようになった。精神的に問題がある人口層は米国にどれくらいの割合で存在するのだろうか? (さらに…)

銃の暴力州ランキング

銃による殺人および銃による暴力の頻度が高い州は、ギャング集団がたむろするカリフォルニア州やニューヨークなどの大都会ではなく、保守的な田舎の地域が多い南部である。 銃暴力の最も多い州にランクされた10州は、銃規制が比較的強いメリーランドを除いて、銃規制に強く反対しているか、銃規制が弱い州、銃による権利が「最も神聖に保持されている」農村部の南部州である事がクローズアップされた。 (さらに…)

不透明な対テロ政策のグローバル化

2001年9月11日の同時多発テロ後、テロ容疑者に対処するため、54カ国の政府と提携したCIAによる極秘プログラムが構築されていたことをオープン.ソサエティ財団 (OSF) が明らかにした。対テロ政策は、テロリストまたは容疑者の拘留、拷問、国外移送に至までグローバル化していたことが判明した。 (さらに…)

本格化した全米ライフル協会との戦い

5日、下院議会多数派のリーダー、エリック.カンター氏は何らかの銃規制を考慮する姿勢を明らかにした。バックグラウンド.チエック(犯罪歴などを含む詳細な身元確認)は明らかに必要であることを示唆し、銃の密輸を連邦犯罪として罰する計画を記者会見で公表した。また、オバマ氏が表明した精神異常者の情報確認システムの制定に同意し、現存する銃購入者の身元確認システムの質向上の必要性を表明した。 (さらに…)

論争的な対アルカイダとテロ作戦

2011年9月イエメンで、通常ドローン(Drone) と呼ばれる無人爆撃機により、アルカイダのリーダーの一人であったアンワル.アウラキが殺害された。当時、アウラキは、 イエメンに在住していた米国市民であり、何らかの罪で米国政府に起訴されていなかった人物だったとして、オバマ政権の合法性が問われた。 (さらに…)

過去の移民改正法の教訓を活かすべき

ロナルド.レーガン政権の二期目時代に超党派の提案による包括的な移民法が通過したことがある。当時はまだ不法移民の数も現在ほど多くなく、労働需要も高かったため、今日の両党の議員と異なり、レーガンは移民の議論に関しては「最も含みのある表現を恐れずに使った」と3日のワシントン.ポストは報告。当時レーガンは「不法入国した場合であっても、根をおろし、ここに住んでいる人たちに恩赦を与えるアイデアは正しいと思う」と語った。 (さらに…)

テキサス州:合衆国からの独立は歴史的に不可能

1861年2月1日は、現在のテキサス州が7番目に米国合衆国から独立した日である。綿花農園経済による奴隷経済で成り立つ南部州と、奴隷を不要とする工業経済が発展した北部州との経済的、社会的、政治的な相違により、奴隷紛争を要因として、米国を二分した歴史的悲劇は、1861年から1865年に南北戦争を勃発させた。1860年11月、大統領選に当選したエイブラハム.リンカーンは、奴隷の拡大に反対していた。リンカーンの当選後まもなく、南部奴隷州のサウス.キャロライナ、ミシシッピー、フロリダ、アラバマ、ジョージア、ルイジアナは、他の南部奴隷州の反対を押しきり合衆国からの独立を宣言する。テキサス州は、これら6州の独立運動に加わり、7番目の州として共にアメリカ連合を結成する。 (さらに…)

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