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全米ライフル協会 (NRA)の最高経営責任者 ウエイン. ラピエール氏は14日、テネシー州ナッシュビルでのハンティング組織の大会に参加し、オバマ氏の一般教書演説の銃規制に抵抗するコメントを披露した。

ラピエール氏は、ニュータウンでの悲劇後オバマ氏が語った内容と12日の一般教書演説を比較して批判。大統領が子供達の安全を守るため、銃規制の議題を提起したのは数週間前であったが、今回の大統領のスピーチには、「子供の安全」という言葉は聞かれず、学校で子供の安全性を維持する方法に付いては何も言及しなかったと述べた。また、数十年前の銃規制の議題に関心を持っているだけで、この国の子供達を守るという事とは全く関係のないスピーチだったと攻撃した。ラピエール氏は、オバマ氏が提唱しているユニバーサル(普遍的)バックグラウンド.チエックについて、絶対に普遍的にはなるはずがないと述べ、一般教書演説では精神障害者の保健システムの改善にも触れていないと批判した。

更に「ハリケーン、竜巻、テロリスト、ギャング、暴動などの混乱と暗闇の中で強盗や略奪は起こりえる。銃を買うことは妄想ではなく生存のためだ」と述べた。財政の危機を招いている大統領が更に世の中を混沌に陥れ、警察官を導入する資金もないため、自分たちを保護するのは、銃しかない。だからもっと銃を増やすべきだ「我々はかってないほど多くの銃を購入する」と異常な反応を示した。

100万ドルの所得者だと言われ、銃製造業企業を代表し存命がかかっているラピエール氏の立場としては、銃を擁護するのは当然である。 2月9日の『ハッチントン.ポスト』によると、ラピエール氏の2010年の税申告書には、給与835,000ドル、他の報酬が126,000ドルあると記録されているそうだ。 これまでの発言から「お金のためである」と指摘するニュース.キャスターも少なくないが、 利益優先のため、理性を失った意味のない論争を展開している印象もある。また、最近「国民に恐怖を煽る彼の銃プロパガンダ戦略はNRAが人気を失う原因になっている」と報じるメディアも複数ある。

ラピエール氏は一貫して学校での警察官による武装を主張している。確かに、オバマ氏は、ラピエール氏の提案を全面的には受け入れていないし、一般教書演説で学校に警察官を導入するような具体案は発表していないが、 1月16日のワシントン.ポストによると、オバマ氏は、1,000の新たな学校に訓練を受けた警察官と精神保健の専門家を勤務させることを要請している。しかし、これは両院議会が決定することである。また、ラピエール氏は、相変わらず、オバマ政権が銃の権利を略奪すると誤情報をアピールしているが、NRAのメンバーも含めてアメリカ国民の80%以上は、子供の安全を維持するため、精神異常者に銃が渡ることを防止するための常識的および普遍的なバックグランド.チエックを支持している。包括的銃規制法案は超党派で取り組む問題として、すでに両院複数の議員らが提案している。このような現状を無視した、ラピエール氏の抵抗は、論理性に乏しく説得力に欠けるためあまり意味がない。

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