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米国の住宅価格のバブル時期は2001年から2005 まで続き、2006年から次第に低下し始めた。サブプライム.ローンの金融危機により、2007年から2010年まではわずか数年間で住宅の値段は50~60%下落した。このバブル時期の前後に家を購入した家主の大半は、現在アンダー.ウオーター( 住宅ローンの残高が家の価値より大きい状態)を経験しているが、住宅の販売シーズンである今春は絶好の売り手市場であるようだ。

3月29日のフォーブスによると、家の値段は上昇し買手の需要も増えているという。上場住宅の供給は昨年に比較して16%落ちているものの、在庫は先月中に1.2%上昇し、初めて昨年の国の基準を著しく上回った。全米不動産協会(NAR)による別の研究では、販売の総在庫数は先月季節調整済みのベースで2.9%上昇し、2年以上で最大の増加を示した。大都市圏の2月の住宅価格の中間値は51市場で5%上昇している。NARの調査では、前年同期の水準と比較して住宅販売の中間価格は11.6%上昇し、2006年以降初めて12ヶ月連続して上昇した。

最高価格市場の3分の1はカリフォルニア州である。他、ジョージア州のアトランタは16.8%、ミシガン州ではデトロイトが前年に比較して中間価格は16.6%、およびアン.アーバーが14.8%上昇した。ワシントン州のシアトルが16.7%、アイダホ州のボイシ市が16.6%、アイオワ州のアイオワ市が11.5%、テキサス州のヒューストンは10.4%増加した。

最も顕著なことは、住宅ブームの絶頂期に近づくような回復を示している地域もある。これらの印象的な中間価格の増加率は、カリフォルニア州のサクラメントが40.3%、サンタバーバラが38%、サンノゼは29.5%である。また、アリゾナ州のフェニックスが24.6%、ネバダ州ではリノが16%およびラスベガスが14%、フロリダ州ではオーランドが13.8%およびウェスト.パーム.ビーチが11%それぞれ増加した。

26日の『タイム』誌によると、上記以外の大都市であるサンフランシスコ(17.5%)、ロスアンゼルス、ミネアポリス(各12.1%)、マイアミ(10.8%)、ニューヨーク(0.6%)各州の住宅価格も増加している。 マイアミ、ラスベガス、フェニックスは住宅ブームの時期に投機の犠牲になり、その後、厳しい住宅値段の下落に直面した。1月の売り上げを反映している最新のS&Pケース.シラー住宅価格指数は不動産市場の強力な跳ね返りを示し、住宅販売のシーズンが台頭している。2月のデーターを発表したNARは、季節調整済み498万戸の売上高は20ヶ月連続で前年水準を上回っていて昨年2月の452万戸から10.2%増加したことを報告している。

住宅価格の増加率は地域によって異なっているが、総体的には全米で回復しているようである。特に、人気のある都市は急速に回復している。基本的な事実として、住宅の需要は今春劇的に上昇し、値段も上がっているということである。家主は更に価格が上昇することを期待していて、 売り手市場であることを示している。しかし、カリフォルニア、ネバダ、アリゾナ州の大半の家主は、アンダー.ウオーターの状態であるが、住宅価格がローンの残高より高い場合、住宅市場は引き続き春以降も有望であることを報告している。

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