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アーカンソー州のリトル.ロック郊外にあるメイフラワーの住宅地は、先週石油のパイプラインが破裂したため、現在、オイル漏れの問題に直面している。この事故は、環境保護団体によるキーストーン.パイプライン建設の反対運動に拍車をかける結果になっている。

3月 29日に発生したエクソン.モービルのパイプライン破裂の原因は、現在も調査中であるらしいが、近辺にパイプラインがあることさえ知らなかった地元の住民達は突然住宅地に流れ始めた原油に唖然としている。このパイプラインはイリノイ州からテキサス州の湾岸まで1日90,000バレルの原油を輸送するが、漏れの量は正確に判明していないという。オバマ政権は、昨年1月、新たなパイプラインの安全法案を通過させたばかりである。

本 日3日のABCニュースによると、エクソン.モービルのスポークスマンは、同社は弁償金支払いを回避する動きがあったと報告されているが、それは「絶 対に真実ではない」とし、清掃にかかるコストは全て負担し、正当な被害請求には議論なしに支払うと約束している。既に清掃員らは12,000バレルの原油 を回復しているが、近辺の湖に生息する複数のアヒルは死亡した。また、被害を受けた家主の植物や芝は荒廃し、住宅街を含む原油漏れがある区域はひどい光景 であるらしい。現在までに避難した所帯は22軒であるという。

環境団体は、このケースがパイプライン危険性の重要な証拠であるとして、カナ ダからテキサスまで1日700,000バレルのオイルサンドを運ぶキーストーン.パイプライン建設を拒否するようオバマ大統領に強いプレッシャーをかけて いるようである。アーカンソー州で漏れている原油はオイルサンドではないが、オイルサンドは重質原油であり、専門家は、オイルサンドは通常の原油よりパイ プラインを浸食させるスピードが早いと述べているようである。

住宅地まで漏れた原油が流れ出してくるとは想像に絶する話である。環境団体お よび専門家は、オイルサンドに関する科学的論証に加えて、雇用拡大による短期的な経済回復と、将来起こる可能性が高いと懸念されているキーストーン.パイ プライン事故の長期的な総体的ダメージを比較し、連邦議会に対するロビー活動を強化する必要がありそうだ。

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