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最高裁は今日29日アラバマ州の最も厳格な移民法を却下した。アラバマ州は、昨年却下されたアリゾナ州の移民法には不法移民の密入国と隠蔽を禁止する法律は含まれていないとして、今年早期に最高裁に控訴していたが、最高裁はアラバマ州の聴聞の要請を拒否していた。

2011年に制定されたアラバマ州の移民法は、不法移民を密入国させ匿った人物を警察官が逮捕し、刑務所に投獄できる権利を州議会が認可する法である。昨年6 月 25日、最高裁はアリゾナ州の移民法の大部分を憲法違反であると判定したが、 アラバマ州に対しても同じく、移民法は連邦政府に主な権限があるため、州は連邦政府の移民法の権力を先制した法を制定することはできないとする理由で、アラバマ州の要請を退いた。不法移民の逮捕は連邦政府のみに与えられた権限であり、如何なる州法も連邦政府の移民法に挑戦することは不可能であることを再度明確にした。

ジョージア、ユタ、サウス.キャロライナ州なども同じような移民法を採用しているため、昨年のアリゾナ州に対する判決と今日のアラバマ州に対する最高裁の却下は今後他の州が独自の厳しい移民法を制定する機会の歯止めになりそうだ。オバマ政権は、アラバマ州の移民法に異議を申し立てていたため、今回もオバマ大統領の勝利となった。今後は、連邦政府の包括的移民改正法案に関する議会の動きにスポットがあたるはずである。

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