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連邦政府は、香港のどこかに滞在しているエドワード.スノーデンに対して、諜報活動取締法違反の容疑で逮捕状を発令していたことが昨日判明した。この告発に対して、スノーデンは、米国の裁判で争うことを強制する連邦政府と戦うため、香港の人権保護団体の弁護士の助けを求めている。連邦政府は香港に速やかにスノーデンを引き渡すよう要請し、香港から送還する準備があると言われている。

米国と香港は1998年に犯罪人引き渡し条約に署名している。連邦政府は、今月14日にはすでにスノーデンに対して、1917年に制定された諜報活動取締法違反に基づき、連邦政府の機密情報の盗難、および国防情報を無許可で無認可の人物に漏洩した2つの容疑で10年間の投獄が予測される逮捕状を発令していた。22日のロイターによると、サウス.チャイナ.モーニング.ポスト(SCMP)は土曜日、米国の中国における監視活動の詳細な情報を提供すると、スノーデンが申し出たとロイターに語ったという。SCMPは、書類およびスノーデンの声明には、米国の国家安全保障局(NSA)が、テキスト.メッセージにアクセスするため主な中国の電気通信会社をハックし、著名な中国の清華大学を標的にしたことを示していると述べたという。スノーデンは、NSAは全てのショート.メッセージ.サービス(SMS)のデーターを盗むため、中国の携帯電話会社をハックするなど色々なことをしていると6月12日のインタビューでSCMPに語ったという。

香港の情報筋によると、米国の法務執行の役人は、米国と香港は「優れた協力」関係があるため、「犯罪人引き渡しは積極的である」とロイターに語ったという。しかし、このプロセスは数年かかるらしい。諜報活動取締法違反で告発されているスノーデンは、香港警察当局の保護を受けていない。また香港当局は、法律に従ってこのケースに対処すると述べているだけであるという。 22日の『ワシントン.ポスト』によると、拘留の要求にたいして、香港のリーダである梁振英の許可は不要であるが、判事が令状を直ちに発行できるという。香港大学の教授シモン.ヤングは「スノーデンに対する令状は6月14日に発行できたはずである」と語ったという。オバマ政権は、スノーデンをすでに告発し、香港側に拘留及び引き渡しを要請していたにも関わらず、なぜ、スノーデンはまだ香港のどこかに潜んでいて、自由の身であるのか? 香港の最高責任者はコメントを避け、警察当局は電話やEメールにも応答していないという。

ワシントン.ポストは、香港がスノーデンを保護するつもりであることは明らかであると述べている。アイスランド人のビジネスマンは、20日、ポストの記者に個人用のジェット機を所有しているためスノーデンを安全なアイスランドに輸送する準備があると語ったという。この日30歳になったスノーデンの選択は、送還に対抗するため香港の最高裁判所で争うか、または、香港の亡命事務所を通して国連高等弁務官に亡命を申請するかのいずれかの方法があるという。しかし、亡命申請手続きは数ヶ月から数年かかると述べている。亡命申請が受理されると、香港側はスノーデンを送還することは法的に不可能になる。香港に滞在している限り、彼を助ける人権保護団体の弁護士は沢山いるという。1週間以上前に逮捕状が発令されていたにも関わらず、現在も自由なスノーデンは賢くもあり同時に危険な賭けをしていると思われる。

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