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ロシアのウラジーミル.プーチン大統領は15日、エドワード.スノーデンが「政治活動」を止める兆候があると語った。15日のロイター通信によると、以前はスノーデンを米国に引き渡すことを拒否していたプーチン大統領は、米国政府がスノーデンの動きを阻止した後、この逃亡者の状況は未解決のままであると語った。スノーデンの将来について聞かれたプーチン氏は、「私にわかるはずがないでしょう。それは彼の人生だし、彼の運命です」と答えた。

また、「彼は招待されずに我々の領土に来ました。我々は彼を招待していませんでした。ロシアは彼の最終目的地ではありませんでしたが彼は他の州のトランジット.エリアに到着しました。しかし実際、彼が飛行中の瞬間も米国のパートナーは更に他の飛行を阻止しました」と語って いる。また、米国は全ての国と交渉しているとし、どの国も彼の受け入れを望んでいないと述べ、「事実、 我々の領土でもスノーデンを阻止しました」と語った。プーチン氏は、もし、スノーデンがロシアに亡命したいのであれば、 米国にダメージを与えるような活動を止めるべきであるとし、彼は「その方向に動いていることを示す兆候がある」と語った。更に、プーチン氏は、もしスノーデンが他の国に移動する機会があれば、可能な限り早くそうすることを望んでいるとし、本人は政治亡命の認可条件を理解しているはずであると述べた。また、最近のスノーデンの行動から判断すると、自分の立場を変えようとしているが、状況はまだ明らかではないと語ったという 。

スノーデンは先月香港から脱出して以来、すでに3週間以上、モスクワのシエレメーチエヴォ国際空港で行き詰まっているが、12日、人権保護団体に囲まれて、初めて当地で記者会見(上記写真右)を行った。この時点では、ラテン.アメリカへの亡命を希望しているが、亡命受け入れが可能になるまで、ロシアへの亡命要請を更新する意思があると伝えられている。スノーデンに「米国に対して有害な政治活動を止める」よう促しているプーチン氏の今回の表明は、オバマ氏がプーチン氏と電話で会談し、プレッシャーをかけたのではないかと思われる。12日、ホワイトハウスのスポークスマン、ジェイ.カーニー氏は、オバマ大統領はスノーデンの処遇についてプーチン氏と討議する予定があると公表した。更に、カーニー氏は、スノーデンが記者会見を行ったことに反応し、ロシアがスノーデンに政治活動の足場を提供することは、中立国であると以前宣告したロシア政府の立場に反すると指摘し、ロシア政府は、スノーデンがモスクワのトランジット.エリアにいる事態をコントロールできないと語った。

いずれにしても、プーチン氏の発言から推測すると、ロシア政府は米国との緊迫関係を避けたい意思があると思われる。米国政府によるスノーデンの亡命阻止、更に亡命を援助する国への間接的および直接的な圧力は スノーデンの今後の運命を予測するのに十分なほど強固であると思われる。いずれにしても、スノーデンの運命について当面考えられることは、幸運である場合、 条件付きでロシア亡命が可能であるか、または不運な場合、 米国への強制送還または自ら帰国し、裁判に直面するかのいずれかであると思われる。

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