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米国食品医薬品局(FDA)は、15 の医薬品会社の不正なビジネス慣行を摘発し、これらの会社に警告を発したことが今日判明した。

23日のAPによると、FDAは偽物の栄養補給剤から処方箋なしでオンライン上で販売されている処方薬に至まで、糖尿病患者をターゲットに商売をしていた15の医薬品会社を摘発した。これらの製品は全て、約2,600万人のアメリカ人に影響を与えるとし、米国で蔓延している糖尿病患者から現金を得ることを目的にしている。規制当局は、そのような未承認の薬品を購入する消費者は心臓病、腎不全、およびその他の致命的な合併症を悪化させる可能性があり、正当な治療の機会を遅らせる危険性があると懸念している。

FDAは、米国の国内及び国外の15社に対して、麻薬取締法違反である糖尿病治療薬の販売停止命令を文書で発送したという。ターゲットになった3つの製品は自然な栄養補給剤であるが、認可されていない成分が含まれている。例えば、インドの伝統的なハーブ処方として売られているDiexiは実際には糖尿病の治療薬に最も共通に使用されているメトホルミンが含まれている。この製品は、インド北西部スーラトのAmrutam Life Care社が販売しているという。

他の製品は、糖尿病を治療または予防すると主張している未承認の栄養補給剤である。例えば、Diabetes Daily Careはシナモン.エキスやその他のハーブを成分とするカプセル錠のサプラメントである。Nature’s Health Supply Inc.という名称の製造会社は「安全で効果的に糖代謝を改善する」と主張している。米国の法律下では、FDAの認可を受けた薬品またはサプラメントのみ、治療または予防すると主張することが可能である。更に、FDAがターゲットにした他の製品には、処方箋なしで糖尿病の処方薬をオンラインで販売していた医療会社などが含まれる。

米国市場の糖尿病処方薬は世界最大であり、昨年だけで220億ドルの売り上げがあり、2008年の136億ドルから最後の4年間で60%上昇している。FDAは、これらの製品に関連のある傷害や疾患は報告されていないが、15の会社に警告文書を送り、今朝オンラインにも掲載したという。これらの会社に対して、米国の法律に従う方法を説明してもらうことを要請するため15日間の期間を与えた。これらの警告文書には法的拘束力はないが、これを無視した会社を裁判所に持ち込むことは可能であるとAP通信は伝えている。

FDA のHPには警告された会社のリストが記載されている。 これを見ると、合計16社であり中国の会社も含まれている。糖尿病関連に限らず、FDAが更に拡大して調査すれば、もっと違法が発覚すると思えるほど米国には消費者が惑う膨大な種類のサプラメントが氾濫している。 FDAが不正薬品ビジネスに挑戦したこの報告は、 法律違反関係者を告発すると同時に、自然成分を利用していると主張する漢方薬や他の健康製品を購入する消費者も十分注意する必要があることを警告している。特に、オンライン.ショッピングは便利である反面、落とし穴もあることを教えている。

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