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米国司法省の司法長官エリック.ホルダー氏は25日、フィラデルフィアで開催された全米都市同盟の恒例会議でテキサス州の投票権法に挑戦することを表明するスピーチを行った。

ホルダー氏は、テキサス州が新たに投票権法を制定する前に連邦政府の許可を得ることをサンアントニオの連邦裁判所がテキサス州に強制するよう要請すると発表した。これは、先月25日最高裁が1965年に制定された投票権法の主な条項を5対4で却下(6月26 投稿の「投票権法をめぐる米国最高裁の判決は共和党に有利」を参照)した後、司法省が初めて最高裁の判決に異議を表明したことになる。

ホルダー氏の声明の主旨は(1)テキサス州には歴史的に人種的投票の抑圧があり、(2)意図的な人種差別がある証拠がある。(3)白人の投票率に比較して、ヒスパニック系および少数派の有権者の投票率が不均等に低い。(4)テキサス州は投票の制限マップを作成し、テキサス州の有権者ID法は少数派の選挙権を奪っている。(5)テキサス州の人種差別は現在もあると複数のリーダーが証言しているなどの根拠に基づいていると思われる。

6月25日、最高裁は1965年の投票権法の第4項に関して、限られた州のみを連邦政府の監督下に置くことは時代にそぐわないとして、議会が新たに時代に即した修正法案を制定する必要があると判定した。しかし、その判決後、 テキサス州を含む幾つかの州は、少数派に対して抑圧的な投票権法を制定または検討している。事実、先週ノース.キャロライナ州の共和党は、「投票税の偽装」と批判者が呼んでいる有権者ID法を制定した。同州の有権者ID法は全米で最も厳しい条件が含まれていると言われている。テキサス州の司法長官グレッグ.アボット氏は、米国司法省が有権者を保護するため、初めてテキサス州に挑戦の構えを表明したため、オバマ政権を告訴することを検討していると述べている。

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