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ロシアのプーチン大統領は、昨夜ニューヨーク.タイムスにオプイド記事を送っていたことが今日判明した。 プーチンはその記事で主に国連安全保障理事会の重要性を強調し、米国のシリア攻撃は更に状況を悪化させると警告している。また、アサド政権を擁護し、他国の内戦に軍事介入する米国の民主性に疑問を提起し、シリアの化学兵器放棄の決意に対する米国とロシアの協力体制を求め、最後に米国のエクセプショナリズムを否定し、平和的な解決による米国とロシア間の信頼関係を強調した 。

国連安全保障理事会の重要性については、ロシアは国連安全保障理事会の永久的な常任理事国であるため、特にその拒否権を駆使した自国を擁護し、国際法の重要性を強調している。

最近の出来事は、米国の国民および政治家に直接語る動機を与えた。十分な意思伝達の時間がないため、そうすることが重要である。またロシアと米国は違うステージに立った。冷戦中は敵対したが、以前は同盟を結び一緒にナチを破った。その後、無惨な戦争を二度と起こさないため、国際組織である国連が設立された。国連の創設者は、戦争と平和に影響を及ぼす決定はコンセンサスによってのみ決定するべきであることを理解し、 安全保障理事会常任理事国の拒否権は国連憲章に謳われている。この深遠な知恵は何十年も国際関係の安定性を維持している。

シリア政府を擁護しているのではないが、国際法を保護しようとしている。国連安全保障理事会の承認を得ずして、影響力のある国が軍事行動を取る可能性があれば、国連を弱体化させる。我々は国連安全保障理事会を活用する必要があり、今日、複雑で騒乱の世界で法と秩序を保持する事は、国際関係が混沌に陥ることを防ぐ数少ない方法のひとつであると信じる。好きであろうとなかろうと、法律は法律であるため従わなくてはならない。現行法下では、軍事力の行使は自己防衛のためであり、また、国連安全保障理事会の決定のみ認可されている。他の事は国連憲章では認められていないし、攻撃的な行動を選択することになる。もし、国際法に依存できないのであれば、自分の安全保障を明確にする方法をみつけなくてはならないと問うことで世界は反応する。従って、大量破壊兵器を取得することを求める国が増えている。もし、貴方が爆弾を保持していれば誰も近づかない。これは論理的である。我々は、核不拡散を強化するため協議する必要があるが、現実にはこれが衰えている。我々は軍事行使の言葉を止め、文明的な外交の道に戻り、政治的な解決をしなくてはならない。

次に、シリアの化学兵器放棄に半信半疑の米国に対して、潜在的な米国軍事攻撃に警告している。

多くの国民や教皇を含む主要な政治的、宗教的指導者からの強い反対にもかかわらず、シリアに対する米国による攻撃は、 シリアの国境を越えた紛争を広げ、より多くの罪のない被害者を増大させる可能性がある。また、攻撃は暴力を増大させ、テロリズムの新しい波を解き放すことになる。これはイランの核兵器問題とイスラエル.パレスチナ紛争を解決する多国間の努力を弱体化し、さらに中東·北アフリカを不安定にする。これは全ての国際法のシステムを放棄し、法と秩序のバランスを失う結果になる。

更に、プーチンは明確な証拠を提示していないが、8月21日のダマスカス郊外での毒ガス殺戮はシリア政府ではないとして、擁護の立場を明確にしている。

シリアは、民主主義のための戦いをしているのではないが、複数の宗教から成る国であり、野党間の武力衝突はない。一国の内戦で、 反政府軍に他国が武器を供給した内戦は世界で最も血なまぐさい戦争のひとつである。ロシアはシリアの将来の平和のために妥協可能な対話を奨励している。

シリアが毒ガスを使用したことは疑いの余地はないが、シリア政府軍が使用したのではなく、イスラム原理主義者を味方にしている反政府軍が彼らの強力なパトロンの介入を煽動するため、毒ガスを使用したと信じる理由がある。武装軍は今度イスラエルを攻撃するという報告がある。これは無視できないことである。

ここでは米国の軍事介入を痛烈に批判している。

外国の内戦に軍事介入することは米国では一般的になっていることを憂慮すべきである。世界の数百万の民は、アメリカは民主主義のモデルではなく、「我々と一緒か、又は我々に反するのか」のスローガンのもとに同盟国を鼓舞し、粗暴な軍事力に頼っていると見ている。しかし、軍事力は非効率的で意味がないことを証明している。アフガニスタンは揺れ動いていて、国際勢力が撤退した後、何が起きるか誰も予測できない。イラクの内戦は、毎日多くの人達が殺され今日も続いている。米国では多くの人達がイラクとシリアの類似性を描き、なぜ政府は最近の過ちを繰り返したいと思うのかその理由を尋ねている。どのように精密にターゲットを定めても、どのように優れた武器があろうと、市民を保護するつもりであっても、老人や子供を含む市民に被害者がでることを避けることは出来ない。

また、シリアの化学兵器放棄に対する協力的な対応を求めている。

ここ数日間、軍事行動を避ける機会があった。米国、ロシア、および他の国際社会はシリア政府が化学兵器を国際的な監督に委ねる意志があることを好機であると解釈するべきである。オバマ大統領の声明から判断すれば、米国はこの機会を軍事行動の別の選択肢であると見ている。私は、大統領がロシアとシリアとの対話を続ける意志があることを歓迎する。我々は、この希望が生き続けるためにお互いに協力しなくてはならない。もし、我々がシリアに対して軍事力行使を避けることが可能であれば、国際事情の雰囲気は向上し、相互の信頼性を強化する。それは、成功を共有することであり、他の重要な問題にたいして協力への扉を開くことになる。

最後に米国が特別な国であるとするエクセプショナリズを否定し、どの国も自国は特別であると思っている事を間接的な表現で指摘した。

オバマ大統領との私の仕事および個人的な関係は信頼が増していることが特徴である。これに感謝している。私は、火曜日大統領が国民に語られた内容を慎重に検討した。私は 米国のエクセプショナリズの立場に同意しない。これは、どのような動機があっても、米国人が自分たちは特別だと思うことを奨励することは極端に危険である。大国、小国、豊かな国、貧困の国、長期的に民主主義の伝統のある国、民主主義になる方法を見つける途上である国がある。彼らの政策も異なっている。我々は全て異なっているが、我々が神の恵みを願う時、神は我々を平等に創造したことを忘れてはならない。

一部削除した箇所もありますが、ほぼ全面的に翻訳し紹介致しました

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