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コーヒー.ショップのチエーンとして世界 40カ国以上の各地でビジネスを展開しているスターバックスは、昨日顧客に銃武器のオープン.キャリーを遠慮してもらう声明を発表した。スターバックスは数ヶ月前にオープン.キャリーを奨励する発表をしたばかりである。しかし、この方針の転換はワシントン海軍基地での銃乱射事件直後である。 

スターバックスはオープン.キャリーを奨励することを数ヶ月前に公表したばかりである。その後、当社の方針は論争的になり、銃保護の立場であると見られたスターバックスに対して、銃の暴力を減少させる活動グループ及び銃規制活動家らのボイコットなどがあったようだ。しかし、半年も経過しないうちに方向転換し、店舗内では顧客にオープン.キャリーを許可しない方針を明らかにした。18日のUSA.TODAY によると、スターバックスの最高経営責任者(CEO)ハワード.シュルツ氏は同社のHPに公開文書で「もはや、スターバックスはオープン.キャリーを許可しません」と発表した。同紙記者とのインタビューで、シュルツ氏は「私達の店で武器の存在は多くの顧客に不安と動揺を与えます」と語った。しかし、武装している顧客との紛争を避けるため銃の持参禁止を表現しないことを明確にした。

この動きは、ワシントン海軍基地で犯人を含め13人が死亡した銃乱射事件の直後であるが、その方向転換のタイミングはこの事件とは無関係であるとシュルツ氏は述べている。事実、「月曜日の事件後に、方針を変える発表を延期することも考慮したが、先に進む」ことを決定したと述べている。「コーヒーの巨人」と呼ばれているスターバックスは、通常「進歩的なスタンス」を維持しているが、銃支持者と銃規制派の両方の顧客がいるため、過去4ヶ月間解決方法を見いだす努力をしてきたと語り、幾つかの感情的な銃の社会問題では、スターバックスはどちらの立場でもないため、銃の持参を禁止するというような掲示はせず、 店舗内でのオープン.キャリーを許可しない方針であることを顧客に理解してもらうだけであると説明している。

オープン.キャリーとは銃器を公の場所に携帯することであり、州の規制は4つのカテゴリーに分類されている。その一つは、(1)犯罪記録がなく法律に忠実な全ての市民に、特別な免許を必要とせず銃の携帯を完全に許可することである。これに属する州は、アリゾナ、アイダホ、アラスカ、ケンタッキー、サウスダコタ、ニューメキシコ、ネバダ、ノース.キャロライナ、バーモント、バージニア、モンタナ、ワオオミングなど黄色の地域は銃愛好者が多いと言われている。次に、(2) 犯罪歴のない合法的市民がオープン.キャリーの免許を取得した後に許可する「免許供与オープン.キャリー」がある。これを採用している州は、アイオワ、インディアナ、オクラホマ、コネチカット、ジョージア、テネシー、ニュージャージー、ノースダコタ、ハワイ、マサチューセッツ、ミシシッピー、ミネソタ、ロード.アイランド、メリーランド、ユタである。

更に(3)市民が武器を公に携帯することを阻止するため罰金などの制限がある「変則的オープン.キャリー」を採用している州は、アラバマ、ウイスコンシン、ウエスト.バージニア、オハイヨ、オレゴン、カンザス、コロラド、デラウェア、ニューハンプシャー、ネブラスカ、ミシンガン、ミズリー、ペンシルベニア、メイン、ルイジアナ、ワシントンである。最後に(4)狩猟のため又は狩猟の旅行時、及び自己防衛など非常に制限された合法的状況を除いて、銃器のオープン.キャリーを許可していない州がある。これに属する州は、アンカーソー、イリノイ、カリフォルニア、サウス.キャロライナ、テキサス、ニューヨーク、フロリダなど赤色で分類されている地域およびワシントンD.Cである。

銃器のオープン.キャリーはコンシールズ.キャリーとは異なる法律であり、前者は文字通りオープンであるため人目につくが、後者は衣類の中またはバッグなどに隠して携帯するため、むしろ警戒する必要がある。コンシール.キャリーも州によって規定が異なっている。全米ライフル協会、銃愛好者、および米国立法取引協議会またはアレック(ALECについては8月7日投稿の「アレックとはどんな組織なのか?」を参照下さい)を含めて、銃を拡大するグループのロビー活動および法案起草の提供により、いずれかの方法または両方により、近年銃器の携帯を許可する州が増えている。そのような時にスターバックスが方針を変えたため、銃の愛好家は即時反発しているという。しかし、様々な客層を相手にするビジネスのCEOとしては、より多くの客を得るため、立場を明確にしない最も賢明な方法を模索した結果であると思われる。

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