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オバマ大統領は22日、 ワシントン海軍基地(WNY)の銃乱射事件で16日に殺害された12名の追悼式に参加した。襲撃の犠牲者に敬意を表し、相次ぐ銃の暴力に対処することを再度呼びかけた。一方、WNYでの事件に反応した全米ライフル協会(NRA)の副社長ウエイン.ラピエールは、今日、米国が危険な武装社会になる事を示唆する方針を再度語った。

19日は、シカゴのある公園で銃乱射事件があり、 新たな情報によると、少なくとも23名が撃たれ5人が死亡し、3歳の子供を含めて18人が負傷したことが判明した。シカゴはオバマ氏が教職時代および上院議員時代の在住地でもあり、連続的に発生している銃の暴力も含めて、特にWNYでの事件に「今度も私たちの心は砕かれた」と述べ、「職場で無実の男女が銃で射撃されることに正常なものは何もない」と語った。しかし、「我々が必要な変化はワシントンから来るものでななく、その変化の唯一の方法はアメリカ人によってもたらされるものである」と述べた。

一方、22日のNBC ニュースのMeet the Press に出演した NRAのラピエール氏は、WNYで起きた銃乱射事件について、多くの職員がそのような攻撃を阻止するために武装するべきであると述べ、WNYの場合、あまりにも多くの人が非武装であったことが問題であると主張した。また、「我々の軍隊基地では軍隊で奉仕する武器の訓練を受けた全ての勇敢な男女は大幅に非武装である」と言った。番組のホストであるデイビット.グレゴリー氏は、ラピエール氏に対し、WNYは米国のどの場所より警備が厳重であるが、昨年12月、ニュータウンの小学校で20名の小さな子供達と6名の教師が殺害された時も「同じことを言っている」と指摘し、「貴方の論議は弱くありませんか」と聞いた。しかし、ラピエール氏は「問題は、銃を持った良い人が十分いない」とし、「銃を持ったより多くの良い人達がそこにいれば、事件を阻止する」と答えた。

ラピエール氏は、WNYには武装した軍隊が各所に配備していることを無視し、多くの民間人も銃器を保持し、武装するべきであるとして、 戦々恐々とした武装だらけの米国社会の未来像を彷彿させる発言を繰り返し強調している。NRA は、多くの市民も銃の訓練を受け武装し、多くの公的場所に武装した警備員または警察官を配置することを頻繁に奨励している。しかし、米国の銃乱射事件に共通した脅威は、ほとんど精神障害者の問題に起因しているため、ラピエール氏の論争には無理があり危険である。銃乱射および殺人事件の現場で武装した警察官が複数の歩行者を事故で射った事件があることはすでに多数の例で証明されている。その一例として、9月15日のニューヨーク.タイムスによると、約1年前、エンパイヤ.ステート.ビルディングの前で、武装した殺人容疑者を複数の警察官が一斉射撃した際、9人の傍観者 を撃ったことがあった。

頻繁に発生する銃乱射事件でどれほど多くの米国人が殺害されようと、NRAは、基本的に銃市場拡大を奨励し、武装社会の構築に固執している。常識的なバックグランド.チエックを支持している90%のアメリカ人は、銃保持の権利と米国から銃の暴力を減少させる事とは別問題であると明白に理解している。大衆がくつろぐ場所であるコーヒー.ショップと銃は相性が合わないと判断したスターバックスと銃乱射の悲劇に対する一般の反応には説明不要な共通点がある。そのような圧倒的大多数の国民の意志を議会は無視しているため、オバマ氏が望むような銃規制法案を再度議会が考慮するがどうか不明である。

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