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昨日、米国政府が閉鎖したことを受けて、世界の他の国も様々な反応を示している。特に、米国と緊密な関係にある複数のヨーロッパ諸国とアジアの主要国は米国政府の閉鎖に楽観的または悲観的な見方を示している。米国政府は最強であり、政府閉鎖は米国特有の現象であるというのが共通の見方であるが、現在のところ大きなパニックはない。

1日のBBCニュースは、 政府の閉鎖は他の国ではあり得ない事であるが、米国でそれがある理由は「米国は余裕があるからだ」と伝えた。少なくとも現在のところ他の国をぐらつかせる閉鎖の困惑があるにも関わらず、アメリカの経済は引き続き何とか回転しているとコメントしている。イギリスは、地球上で最も強力な国のひとつである米国の指導者たちは容易に公共サービスを中断し、経済成長を低下させる危機を引き起こしたと報告している。また、昨日から政府閉鎖の危機が始まったため、他の国は世界に及ぼす影響を懸念している。グローバリゼーションとは、全ての国が一体であることを意味すると述べ、「アメリカがくしゃみをすれば英国は風邪をひく」とコメントしている。またカナダ人は彼らの経済が「巻き添えの被害を受けないことを祈っているだけである」とし、米国の経済が低下すれば、カナダの経済も低下すると反応している。最も直接的な影響を受けるのはカナダであることを示唆している。

フランスとドイツは経済的および他の観点から客観的に述べている。フランスのル.モンドは、米国政府が約100万人の公務員を一時解雇したと伝え、1995年から1996年に政府が閉鎖した時の経済的損失は$14億であり、混乱を責めた国民の意識に関する世論調査では、共和党が批難されたと報告した。例えば、「共和党失態のおかげで1ヶ月後、ビル.クリントンが圧勝し再選したと述べ、米国は「歴史を繰り返す」が、2011年に閉鎖の脅威があった時、ワシントン.ポストの調査ではオバマ氏と共和党が同等に批判されたことを伝えた。

ドイツのシュピーゲル週報誌は「世界の最も強力な政府が停止した」と伝え、閉鎖後も上院議員と下院議員はまだ合意を期待して会議を続けている。その意味は、前回と同様、「閉鎖は数日または数週間というより、わずか数時間である」と楽観的な判断をしている。 同誌は、3~4週間の閉鎖のコストは約$55億かかり、ハリケーン.カトリーナーやサンディと同等の経済的打撃があると報じているという。しかし、驚くことに世界の株式市場はパニック反応を示していない。今のところグローバルの金融市場にはほとんど影響がみられないと伝えている。

アジア諸国は警戒と驚きのミックスした反応があるようだ。アジアを代表する日本と中国 の場合、双方の専門家の意見から判断すると中国より日本の方が幾分悲観的である。東京のJPモーガンの経済学者アサミチ.アダチ氏は、投資家はすでに米国政府の閉鎖を予期していたとして、閉鎖より、差し迫った債務限度引き上げの問題で、政府の拮抗状態をもっと心配しているという。また、閉鎖は数週間続くと予測し、これは「間違いなく否定的である」と語っている。アダチ氏は「米国財務省の債務不履行を伴う債務引き上げ問題は金融市場に大きなマイナスの影響があるからだ」と説明しているようだ。

中国の国営新華通信は、ワシントンD.Cのモニュメントや人気のある国立公園などは閉鎖されるかもしれないと、米国政府の閉鎖の影響を説明しているという。また、中国は米国との貿易の影響を心配しているようである。北京のグローバル.ポリシーのカーネギー清華センターの教授チェン.チ 氏は、「中国はこの問題を政治問題にする可能性は低いと」考えているという。また、もし政府の閉鎖が他の国で起きた場合、重大問題であるが、米国の閉鎖は今回が初めてではなく、以前数回経済危機を乗り越えているため、「成熟な米国政府とアメリカの政治家を信頼し、いずれ合意に達し問題をスムースに解決する知恵がある」とコメントしているという。

世界の多くの国は、米国の議会にはもっと複雑で異常な行き詰まり状態が数年続いていることに気付いていないと思えるほど、比較的に楽観的である。世界の経済に及ぼす影響は、閉鎖が長期化しない限りさほど影響はないというのが一般的のようである。今日、オバマ氏は予定されていたアジアへの外交旅行をキャンセルして上院および下院のリーダー達をホワイトハウスに招待したが、オバア氏は昨日「交渉はしない」と述べたばかりであるため、今日の会談の目的についてはまだ判明していない。

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