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オバマ氏は昨日、下院議長のジョン.ベイナー氏に下院の票は十分ないと主張するのであれば、それを証明するよう促した。「票は十分ある」と述べたオバア氏の確信は正解であり、投票すれば政府は即時に再開する可能性が高いことを複数のメディアが裏づけている。共和党がオバマケア(又はACA)を執拗に敵対視する理由の一つは、基本的にこの法律を多くのアメリカ人が好きになる事を恐れているからだと多くのメディアが報告している。総体的に、米国民は政府閉鎖の責任を共和党に最も強く向けているため、現状が悪化すれば共和党にはマイナスである。

オバマ氏は今朝ベイナー氏に電話し、下院がクリーンCR法案に投票し、政府を再開させ、債務限度の引き上げを行った後に協議する意志があることを伝えた。オバマ氏は対話するタイミングは政府再開後であることを強調し、政府再開後に様々な問題について話し合う意志があることを公約した。8日CNN は投票計算を実施し、200名の民主党と18名の共和党は無条件でクリーンCR法案に投票することを予測した。ABCニュースも今日計算し、現時点で合計217票あることを確認した。同筋によると先週195名の民主党がベイナー氏への投票請願書に署名し、今日新たに5名が同筋に無条件でクリーンCR法案を支持すると語ったという。また、17名の共和党はすでに支持することを公表しているため、少なくとも必要票の217名は確保されていると説明している。ワシントン.ポストは数時間毎に更新しているようであるが、共和党支持者の名前まで公表している。同筋によると 200名全員の民主党および共和党21名、他3名は支持の可能性があるとして、確実票の21名の共和党を含めると、現時点で合計221名が無条件でクリーンCR法案を通過させることを希望している。

ベイナー氏に対する各方面からのプレッシャーが日々強くなっていると思われるが、それでも投票をためらっている理由は、実際にはオバマケアに人気が高まることを恐れている事も大きな一因である。人気の高いものに対しては、圧力も増大することは真理である。2日のワシントン.ポストは「これは当然のことながら、共和党が確実に怖がっている理由は、彼らが嫌う法律が何百万人ものアメリカ人に熱心に支持されているからであり、それは永久的に証明されるからである。オバマケアは失敗する見込みはなく、成功する可能性があるためそれが共和党の神経に障るからである。しかし、彼らのオバマケア対する戦いは引き続き敗北する。医療保険会社は既に、オバマケアの法律下で医療保険に署名した人達に販売している状況下であり、もはや撤廃や延期を約束することには信憑性がない。共和党は、これらの全ての人々から実際の答を得る必要がある」と述べている。ビジネス.インサイダーは「共和党がオバマケアを嫌っているのはアメリカ人がそれを好きになることを恐れているからだ」と分析している。ディリー.ビーストは、 「オバマケアは実際効力があるため、共和党は恐れている。この法はすでに5,400万人のアメリカ人に健康診断や乳癌検査などの無料の予防診断を提供している」と述べている。

また、誰に政府閉鎖の責任があるかとの国民の意識調査に関して、複数の調査機関が 7日に発表した世論調査では、総体的に共和党の責任が問われている。ワシントン.ポスト/ABCニュースの場合、共和党に責任があると答えた率は70%で9月末の63%から上昇した。また民主党と答えた率は61%で9月末調査の56%から上昇した。ピュー.リサーチ.センターの調査では、69%が共和党は現状に対して良く対処していないと答え、58%は民主党、50%はオバマ氏であると答えた。この調査結果は、民主党とオバア氏の責任も否定できないものの、オバマケアを理由に政府を閉鎖した共和党は正当化されるものではないと判断している米国人がもっと多いことを示唆している。米国が債務不履行に陥った場合、共和党は2014年の選挙で席を失う可能性があるかもしれない。少なくとも、下院の議席を民主党に与えるチャンスを与えている。

オバマ氏とベイナー氏は、今日それぞれの記者会見で双方が同じことを要求したが、このままでは情けないほど進展の兆しはない。オバマ氏は今日の記者会見で「このような脅威を終らせよう」と呼びかけ、「政府再開後どんなことでも喜んで話し合う」と公約している。ベイナー氏が急遽クリーンCR法案に投票を許可し、債務限度を引き上げることが債務不履行を回避する最善の解決策であり、リーダーシップの評価を挽回するチャンスであることは確かである。

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