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テキサス州サンアントニオ市、ベイヤー郡の判事であるカーロ.キー氏は昨日、共和党を離党して民主党として再選すると発表した。22日メディアはこれに反応している。離党の主な理由は、共和党の嫌悪に基づくイデオロギーと政府の閉鎖であるが、共和党を離れることを公表したのは彼が最初の人物ではない。また、テキサス州には共和党に失望している人が多く、近い将来、共和党から民主党に変える可能性がある判事が他にも数人いるという。

共和党から民主党に変える決定をした主な理由は、主義主張の異なる社会的政策も含めて連邦政府の閉鎖を招いた共和党についていけなくなったからであると表明している。キー氏は判事らしく、知的な表現で共和党から民主党支持に変える理由について「私が共和党を離れるのではなく、共和党が自分を引き離したのです」と述べ、自分の道義が民主党に導いたと述べた。また、共和党の社会的政策に疑問を提起し、「彼らの性的志向、肌の色、経済的地位を基本にテキサス市民の品位を落とす政党に耐えられない」と語った。また「かなり長い間、共和党は党そのものと戦争している」とし、合理的な共和党はイデオロギーに固執することはないと指摘した。更に、共和党は「実利主義、狭劣な原則と偏見に占拠されてしまった」と語った。

また、連邦政府の閉鎖について批判し「私はこの国で数百万人に提供する医療改正法(アフォーダブル.ケア.アクト、ACA、又はオバマケア)を撤廃するという無益な試みのため、数百万人の連邦政府労働者の生活を破壊することを誇りにしているような政党に自分の名前を投票することは出来ない」と述べた。更に、「共和党の小さな心が大きな声で騒ぎ続けるに従って、真実のリーダーはテキサス州の民主党になるための道義と価値に駆り立てられるだろう」と語り、他にも彼に続く人達がいることを示唆した。数分間のスピーチの最後に、威厳、公正、尊敬を維持するための参加を呼びかけている。

22日のMy SA(サンアントニオHP)によると、キー氏の離党は政府の閉鎖が決定的な要因になったようである。テキサス州の民主党議長であるギルバート.ヒノホサ氏は「過去数週間、アメリカとテキサスの人々の面倒をみることより予備選挙のことだけに関心を持っている共和党の醜い顔をみました」と述べた。キー氏はテキサス生まれの38歳で2010年にベイヤー郡の共和党判事として就任した。2014 年 11 月の選挙で民主党の判事として再選することになっている。キー氏の共和党離党の発表は、ベイヤー郡の55歳の女性共和党トリサ.ハンジンガー氏が共和党離党を発表した数日後であるという。彼女は刑法の弁護士であるが、 ベイヤー郡の民主党司法官として候補すると発表したという。ベイヤー郡の民主党の議長であるマニュエル.メディナ氏は、「最近ある民主党のイベントに参加した他2人の判事も近い将来変える」と述べている。更に、今年1月に選出された米国下院議会の民主党新人議員(テキサス)ワキン.カストロ氏は、キー氏やハンジンガー氏に続く人達がまだいると予期している。また、「共和党は狭いイデオロギーの要求を満たすことだけで、多くのテキサス市民は民主党の方が良い選択だと理解している。テキサスの共和党はヒスパニック問題に関しては逆行している。これは氷山の一角です」と語っている。

テキサス州の法曹界の共和党離れは、一時的な旋風かもしれないが、キー氏の証言は、連邦政府を閉鎖に追いやった極端なイデオロギーが共和党への支持を失う原因になったことを明白にしている。また、同州の複数の政界関係者は、テキサスには共和党の政策に失望している人達が多いことを証言した。21日にワシントン.ポストが公表した新たな世論調査によると、政府閉鎖の責任は共和党にあると答えた率は53%で、オバマ氏の責任と答えた率は29%、両方に同等の責任があると答えた率は15%である。また、予算交渉に関して共和党の対処が悪いとする国民の認識は政府閉鎖1日前の63%から閉鎖が終った時点では77%であり、着実に悪い方向に評価が伸べていると報告している。

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