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下院議会は今日、417対3の圧倒的な票差で超党派の$82億の水源改革開発法案(WRRDA)を通過させた。これは2007年に通過した水源開発法案(WRDA)と似たような要素があり、今後10年間でダム、港湾、河川のインフラ整備を行うことで雇用を拡大し経済を向上させる計画である。

オバマ氏は 7月24 日、イリノイ州の中西部ゲイルスバーグのノックス大学で主に経済に関するスピーチを披露し、道路や橋などの修理を行う長期的なインフラ整備計画で雇用拡大することを提案した。今日下院が通過した法案は、オバア氏の構想よりはるかに規模が限定されているが、基本的には、運河などのインフラ整備、洪水防止、環境向上などのプロジェクトを認可するためである。海岸線、ダム、河川上の橋などを修理することで洪水被害の予防対策に繋がる。オバマ氏がインフラ整備を提案した時は、下院の大半の共和党は莫大な予算がかかると否定した。しかし今になって、 この計画は米国の経済、ビジネスおよび雇用を拡大するとアピールしている。このインフラ計画には、すでに洪水予防および修理する場所、それに伴う予算などが具体的に提案されていると言われている。

5月15日上院は、新たなWRDAを通過させたが、下院との合意に達する前に、今日下院は別のWRRDAを通過させた。連邦政府の医療改正法(ACA又はオバマケア)に反対し、政府を閉鎖し、債務不履行の危機に追い込んだ同じ保守派のグループも含めて下院のほぼ全員がこの法案を支持したことは驚きである。下院議長のジョン.ベイナー氏は、政府閉鎖の失敗を意識して、今日の通過は「下院が我々の経済を強化する方法に集中している例のひとつです」と述べ「強い超党派の投票で通過したことを誇りに思う」と語った。しかし、両院は二つの別々の法案を統合調整する必要がある。

連邦政府には資金が十分ないため予算削減を強調する下院共和党が、政府再開後1週間以内でこの法案を圧倒的に支持したことは意外である。上院やホワイトハウスが環境問題も含めて下院の法案に何らかの問題を指摘しない限り、また政府再開直後に開始した超党派の予算交渉に問題がない限りいずれこの法案は制定すると思われる。その場合、雇用が拡大することは確実であり、洪水で問題のある特定の場所は大きな被害を防ぐ著しいメリットがあると思われる。

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