アメリカの最新課題 Contemporary American Issues © 2017 Yuko’s Blog. All Rights Reserved.  

ハワイは同性結婚を合法化することを検討するため特別セッションを開始することを今日発表した。既に14州とワシントンD.Cが合法化していて、ハワイは15番目の州になる可能性がある。今年6月26日、最高裁は連邦政府の結婚防衛法(ドマ)は違憲であると判定した。その後、同性結婚を合法化する動きが顕著になってきた。14州とワシントンD.Cは、3つの方法のうちいずれかのプロセスを経て同性結婚を合法化した。

27日のNPRによると、ハワイの同性結婚の論議は新しいことではなく、1990年には同性愛者のカップルが結婚許可書を申請した時から論議が始まったという。ハワイの民主党知事ニール.アバークランビー(上写真 )氏を含めて、同性結婚を支持する人達はハワイが同性結婚を合法化する15番目の州になるため立法化を推進している。支持者はハワイの法案が「平等精神を広め、観光に拍車をかけるだろう」と述べている。一方、この法案の反対者はハワイの有権者が決定するべきであると主張して抗議活動を組織した。今週末は支持派と反対派の双方のグループが集会を開催しているという。27日には最大の宗派であるハワイの聖公会主教が法案を支持した。もし、この法案が州の議会によって承認された場合、11月18日には有効になると言われている。月曜日には特別セッションの一部として、この問題に関する公聴会が開催されるという。

27日のロイター通信によると、1998年、ハワイの有権者は結婚を男女間に限定する憲法改正を承認した。しかし、このような風潮は2010年に選出されたアバークランビー知事の政権下で弱体化してきた。彼は2011年に同性愛者間のパートナーシップを合法化したシビル.ユニオンに署名し、その後同性結婚の主な支持者になっている。ハワイは 20年以上この問題を考慮していて、同性結婚の問題に取り組むことは全国的な風潮になっている。現在はまだ35州が男女間の結婚のみを支持しているが、ハワイと同様イリノイ州でも合法化を検討中である。更に、同性愛者の権利団体による訴訟は20州で36件が係争中である。

最高裁は4ヶ月前、連邦政府のドマを憲法違反と判定したが、同性結婚の問題を基本的には州の決定に委ね、カリフォルニア州のプロポジション8のみについて適用すると判定した。 結婚を合法化する方法は(1)訴訟により、連邦又は州の最高裁が判定する、(2)州議会が決定する、(3)有権者の投票により決定する3つの方法がある。ハワイはこの2つ目の方法で合法化を検討しているが、この法案の反対者は、3つ目の方法で決めるべきであると主張している。しかし、今年8月に発表されたハワイの有権者による同性結婚の支持率は54%、反対率は31% であり、大多数が支持しているため、いずれにしても合法化する可能性が高い。

同性結婚を合法化する3つの方法で(1)最高裁の決定により合法化した州は、2003年、最初に合法化したマサチューセッツ、2008年に合法化したコネチカットとアイオワ州、2013年のカリフォルニアとニュージャージの合計5州である。次に、(2)州議会が決定した州は2009年に合法化したバーモント、ニューハンプシャー、及びワシントンD.C、2011年のニューヨーク、2013年に合法化したデルウェア、ロードアイランドの合計5州とD.Cである。また、(3)投票により有権者が決定した州は2012年に合法化したメイン、ワシントン、メリーランドおよび2013年に合法化したミネソタの合計4州である。従って、ハワイがこの2つ目の方法で合法化すれば、同性結婚を支持する15番目の州になる。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。