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ハワイとイリノイ州は同性結婚の合法化を積極的に進めている。現在、イリノリ州は両院議会で通過したため、知事の署名を待つばかりとなっている。先月15番目の州になることを宣言したハワイでは、上院による2回目の投票を行うことと、知事の署名の二つのプロセスがまだ残っている。どちらが先に同性結婚を合法化する 15番目の州になるかは不明である。同性結婚の合法化には著しい権利と利点があると専門家は述べている。

10 月27日、ハワイの民主党知事ニール.アバークランビー氏は同性結婚を許可する方針であることを発表した。その後、議会では協議が行われ、上院議会は30日、20対4の圧倒的な票差で同性結婚を合法化する法案を通過させた。ハワイの上院共和党はわずか1名であり、ほとんど民主党で支配されているためこの票差は自然な結果である。しかし、この法案は下院議会では一部改正される可能性があった。予想どおり、下院は上院が30日に通過した法案を改正し、11月9日に 30対19の票差で可決した。 9日に下院で通過した法案は来週、上院で問題なく承認され、2回目の投票により通過することが期待されている。

イリノイ州の民主党知事パット.クウィン氏は11月5日に 両院が同性結婚を合法化することを承認したと発表した。同州では5月に上院で法案が通過したが、下院での投票は保留されていたようだ。しかし、今月5日に、下院は上院法案を改正した法案を61対54票差で通過させ、同日上院でもその改正法案に投票し、32対21の票差で通過した。これにより、クウィン氏の素早い公表に至った。同州では賛成派と反対派の激しい論争があり、難関を突破して両院で通過したため感動的な法案制定になる。今月20日から月末までにクウィン氏の署名が期待されている。

州の法案制定と投票のプロセスは連邦政府と同様であり、両院議会のいずれかが先に通過した法案に対して、別の議会で修正または追加による改正が行われた場合、先に通過した法案は無効になる。従って、その改正法案を送られた議会はその投票を再度行わなくてはならない。更に、両院で通過しても連邦政府では大統領、州レベルでは知事の署名がない限り制定したことにはならない。イリノイ州とハワイは、いずれもこの複雑な過程を通してほぼ制定に近づいている。ハワイの上院が下院の改正法案に来週投票し、知事の署名がイリノイ州より早かった場合、ハワイは同性結婚を合法化する 15番目の州になるが、イリノイ州より遅れた場合16番目の州になる。イリノイ州とハワイのどちらが先を争うかは不明である。

現在、同性結婚合法化の波動が起きているが、そのような州が増えれば増えるほど、人類平等の機会も開かれる。UCLAのウィリアム法律研究所の報告によると、合法的結婚のカップルが受ける連邦政府の受益には約1,000以上の権利と利点があるという。例えば、連邦所得税、カップルのための共同申告課税、及び高齢者や障害者のための社会保障や医療のような社会福祉給付の数は沢山ある。州および連邦レベルで課される相続税、一定の連邦法に関連のある雇用権利、雇用主が提供する健康保険の配偶者追加の利点、配偶者に対するその利点のための課税、仕事および雇用受益を失うことなく、配偶者が3ヶ月間病気または身体障害を伴う病気に直面した場合の法的保護など、従来、同性愛者のカップルには適用されなかった経済的および法的な平等の保護を受けることが可能である。従って、同性結婚を合法化することは経済の活発化に繋がる可能性も高くなる。今後、権利と利点の多い同性結婚の合法化は拡大する傾向が進むと思われる。

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