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オバマ大統領は、20日午前中ホワイトハウスの東部屋で各界の著名な16人に米国の最高民間栄誉である大統領自由勲章のメダルを授与した。その中にはビル·クリントンとオプラ·ウィンフリーなどの有名人が含まれていた。オバマ氏は、それぞれの授与者に感謝と敬意を払い、元大統領のクリントン氏の助言やアドバイス、および自然災害の被害者支援に感謝を表明した。

今日メダルを受賞した人達は、それぞれ世界平和、安全保障、文化的、経済的、および 民間又は個人レベルで輝かしい貢献をした人達である。特に今年はジョン. F.ケネディの死後 50周年目にあたり、またケネディが提唱したメダル授与式も50周年目を迎えるため歴史的に画期的な行事である。オバマ氏は、この授与式の意義について、 何がアメリカの精神であるかを理解したケネディを回想し、あまり才能がない人もいるかもしれないが、我々は全て人の心を開く機会があり、今日の参加がまた 触発の場であることを望んでいるとの挨拶を披露した。

最初にメダルを授与した人物は、シカゴ.カブスに所属していた一塁手であり、1977年にアメリカ野球殿堂入りを果たした最も有名な野球選手の一人であるアーニー·バンクスである。二人目は、ワシントンポ.ストの元編集責任者のベン· ブラッドリー氏である。彼は、在職中、ウォーターゲート事件の報道を監督し、ニクソン政権の挑戦に対して、ペンタゴン·ペーパーの出版に成功した。三人目は、アーカンソー州の知事および司法長官を務め、その後、第42代大統領に就任したビル·クリントン氏である。クリントン氏は近年、環境を保護するためにクリントン財団を設立し、2010年G. W.ブッシュ大統領と共同でハイチ基金を結成した。四人目は第二次世界大戦の名誉勲章を受けたことのあるダニエル.イノウエ氏である。ハワイ領土で下院議員を務めた後、米国下院および上院議員に選出された。イノウエ氏はハワイから米国の議会メンバーとして選出された初めての日本人である。本人は昨年12月に死去されたため彼の妻が代理として受賞した。

五人目は 心理学の先駆的な学者であり、現在プリンストン大学の教授であるダニエル·カーネマン氏である。 認知心理学研究の新たな分野の基礎を築き、2002年にノーベル経済学賞を受賞した。六人目のリチャード·ルーガー氏はインディアナ州出身の米国上院議員を30年間務めた政治家である。超党派のリーダーシップと核兵器の脅威を減らす努力をしたことで知られている。七人目はケンタッキー州の農村で育ち、1960年代初めに、女性初のカントリー.ミュージックの歌手として成功したロレッタ·リン氏である。2003年にはケネディ.センターでの特別名誉賞を受け、2010年にはグラミー賞特別功労賞を受けた。八人目はメキシコ生まれの化学者及び環境科学者マリオ·モリーナ氏である。彼は大学院の学位を取得するためにアメリカに留学した。後にフロンがオゾン層を破壊する方法を発見しノーベル化学賞を受賞した。カリフォルニア大学サンディエゴ校の教授、及び科学技術顧問の大統領評議会のメンバーである。

九人目は女性初のアメリカの女性宇宙飛行士だったサリー·ライド氏である。彼女は情熱的に科学教育を提唱し、人種および男女間の平等を提唱した。また、いくつかの連邦政府の行政で宇宙探査に関するアドバイザーとしても奉仕した。彼女は昨年7月に死去したため代理人が受理した。十人目は1960年代にマーティン·ルーサー·キング·ジュニアの顧問であり、公民権運動の不屈の活動家であったベアード.ラスティン氏。 同性愛者の黒人として、疎外された地域社会の平等の権利のために戦った人である。彼は1987年8月に死去している。十一人目はハバナ生まれのジャズ.トランペット奏者、ピアニスト、作曲家であるアルトゥーロ·サンドヴァル氏。1990年に米国に亡命し、後にアメリカ市民となった。グラミー賞を受賞したこともあり、国際的な評価を得たジャズ.アーティストの一人である。十二人目は、1961年から6年間ノース.カロライナ州のバスケットボール大学チームのコーチだったディーン·スミス氏。彼は生涯、公民権運動の熱心な提唱者でもあった。

十三人目は女性平等の活動家および作家であるグロリア.スタイネム氏 。彼女は女性解放運動のリーダーとして、公民権運動を促進するため広範な出版活動を推進し、女性の権利のため積極的に戦った事で知られている。十四人目は、公民権運動のリーダーおよびマーティン·ルーサー·キング·ジュニアの友人であったコーディT.ビビアン氏である。K.K.Kの阻止活動を含めて公民権運動の多数の組織化を援助した。2012年、彼は南部キリスト教指導者会議の暫定会長として就任した。十五人目は控訴裁判所の女性判事であるパトリシア.ワルド氏である。当時、数少ない女性の一人として、エール大学法学部を卒業し、コロンビア特別区の米国控訴巡回裁判所に初の女性として任命された。1986年から1991年まで首席判事を務め、その後ハーグの国際刑事裁判所で務めた。ワルド氏は、現在プライバシーと市民自由監視委員会に勤務している。最後にメダルを授与された女性は、最も成功した放送ジャーナリストであるオプラ·ウィンフリー氏であった。オプラ·ウィンフリーショーは25年間アメリカで最も定着し人気のあるトークショーである。彼女は長い間、慈善活動家としても知られている。2002年にボブ·ホープ人道賞、2010年にケネディ.センター名誉賞を含めて多数受賞している。オバマ氏の強力な支持者であり、選挙資金提供者であることでも知られている。

50周年目の大統領自由勲章のセレモニーは、 公民権の支持を表明したケネディの死後から50年目にあたり、各地でイベントが開催されるため絶好のタイミングである。また、この授与式は 50年前ケネディが提唱したことで歴史的に意義深い。印象的な特徴としては、公民権時代の活動家、および黒人の貢献者、女性として高い地位を獲得した先駆者らが授与されたことである。16名は全て顕著な実績を残し、米国社会に多大な貢献をした人達であり名誉と勲章に値する。大統領自由勲章の授賞式はオバア氏の好きな行事の一つであるらしい。

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