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今年は、同性結婚を合法化する州が続出した。今年最後の展開として、同性結婚を合法化し、17番目の州になったのはニュー.メキシコであり、同州の最高裁は19日同性結婚を合法化した。 更に20日、ユタ州の連邦地区裁判所は、同性結婚の禁止は憲法違反であると判定した。また、ほぼ最も保守的なインディアナ州の有権者は、他の州の同性結婚の平等化の波に押され始めている。

19日のロイター によると、エドワード.シャベズ判事は「同性カップルが結婚する権利を否定し、彼らとその家族の権利および市民の結婚の保護と責任を奪うことは、ニュー.メキシコ憲法の保護条項に要求されている平等性に違反する」と31ページの意見書に表明したという。同州は、各地で同性結婚の論議が激化し、一方的または地元の裁判所での判定により、幾つかの郡で同性結婚の許可書を発行し始めたため、9月に問題を解決することに同意した。ニュー.メキシコも例外なく、結婚は男女間の結合とする伝統的および宗教的理由により反対する人達も多く存在するが、昨日の判定は、合法化により平等を推進する熱心な活動家が最終的に勝利した結果である。

今日のABCニュースによるとユタ州の連邦地区裁判所も同性結婚を禁じる同州の法律を却下した。ユタは一部の地域を除きモルモン教徒が多く、長い間同性結婚を抑圧してきた州である。一方、ソルト.レイク市当局は結婚許可証明書を多数発行していた。ユタ州の連邦地区判事は、2004年有権者が同性結婚に反対した投票結果は憲法修正第十四条で定める平等と保護に違反すると判定。同州の同性結婚の反対者は、同性結婚を許可することは男女間の結婚に影響を与えると主張したが、判事はその証拠を示していないと決定した。この結果は、歴史的に宗教が重んじる伝統より人間の平等と保護がもっと重視されたことを示唆しているが、この判定が最終的ではないと思われる。

インディア州は他複数の州と同様、同性結婚を憲法ではなく法令で禁止している州であるが、 同性結婚に反対する政治家が憲法改正により憲法で禁止するべきであると提案している。この提案に対し、同性結婚の支持者は猛烈な反対をしていて、これを阻止するキャンペーンは白熱している。20日のAP によると、同州は「全米で最も保守的な州」であるが、他の州で同性結婚の合法化が続いているため、憲法改正により同性結婚を禁止することを提起したインディアナ州当局に対して激しい抗議運動が起きている。同性結婚の支持者は「長年、憲法上の禁止は不要であり、州の不寛容を露呈し、人材を募集する企業の努力を損なう」と主張してきた。また、この提案はシビル.ユニオン(結婚に類似したパートナーシップ)および同性愛者の雇用受益も禁止していることに懸念を示している。2年前、インディアナ州の政治家は圧倒的に憲法改正を支持してきた。しかし、メリーランド、メイン、ワシントンなど、他州の同性結婚合法化の動きに触発されたインディアナ州の有権者は、憲法改正による同性結婚の禁止に益々反対するようになっている。あるベテラン共和党議員は「この国は皆平等に向かっている」と指摘し、インディアナは他の州に遅れていて、風潮と逆行するようなことを憲法で規定しようとしていると批判している。

インディアナ州の有権者が同性愛者の平等を主張し、同州の法律に挑戦する動きは米国の現在の風潮を反映している。 インディアナ州の有権者はいずれ、同性結婚を憲法で禁止しようとする紛争を克服し、その合法化を勝ち取る日が来るかもしれない。2014年には、更に多くの州が合法化し、またインディアナのように有権者が現状を変えようと努力する州がもっと多く台頭するはずである。有権者の理解と支持が増しているニュー.メキシコとユタ州は裁判官によって同性結婚を禁止する法律が却下された。多くの州や地域で同性愛者の平等と保護を支持する波動が拡大している。

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