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2014年の経済の見通しは明るいと複数の経済学者や専門家は述べている。過去数年間の楽観的な予測は間違っていたが、今年は失望しないはずであるとして、2014年は過去数年間より楽観的な経済観測がある。一方、最高裁の主席判事ジョン.ロバーツ氏は連邦政府に対して、司法部門でのセクエスターの危険性を警告する声明文を発表した。

WSJの調査によると、失業率は少なくとも現状の7%から今年度末までには6.5%に減少すると予測されている。それは景気後退前のレベルに戻るのではなく、低迷ぎみであった過去4年半の経済回復後の改善であるという。また、シカゴのフェデラル.リザーブ.バンクの社長チャールス.エバンズ氏は米国の経済は3%成長すると推定している。これは2005年以来最高の記録になるという。クリスマス前に連邦準備制度の役員が予測した2014年の経済成長率は2.8%から3.2%までの範囲であるという。

この経済成長の予測は確信的であり、その要因は12月に本格的な経済の押上があったためである。例えば、第三四半期の個人消費および企業投資は最初の推定より著しく伸びたという。また、住宅市場は跳ね上がりを示し、雇用市場は強化され、家計所得は増大したためである。更に、米国のエネルギー生産が拡大し、製造部門が復活し、貿易相手国の経済が回復しているため、米国の輸出状態が向上していることなどが明るい経済観測の材料であるという。

しかし、政府の自動支出削減であるセクエスターは2013年の経済成長を著しく損なった原因であることも指摘されている。トロント.ドミニオン銀行の経済学者クレイグ.アレキサンダー氏は、「支出削減と増税は、経済学者が『財政の足枷』と呼ぶ状況を2013年に創造した」とし、予算交渉の成立はその「足枷を減少している」ため、基本的な強さがある民間部門は今後2年間で「もっと早い経済成長を示すはずである」と述べている。

折しも、最高裁長官ロバーツ氏は数日前、セクエスターは「公共の安全を真に脅かしている」とする声明文を発表している。ニューヨーク.タイムスによると、セクエスターは、「連邦裁判所のシステムに不均衡な犠牲を払わせている」強制的な予算削減であると指摘した。ロバーツ氏は「実質的に全ての中心となる機能は憲法上および法的に要求されている為、連邦政府機関のように、延期又は排除することが可能なプログラムはない」ため予算の削減は司法部門に実質的に影響があることを指摘した。ロバーツ氏は、司法部門は財政の崖やセクエスターが語られる前から、ほぼ10年間コストを削減しなくてはならなかったことを表明した。3月に施行された3.5億ドルの司法部門の融資削減は、10月には幾分議会が予算を補充したものの、民事裁判と破産の判例を大幅に遅れさせたと述べている。そのような削減により、被告から国民を保護するための保護観察、公判前のサービス、国選弁護士の減少などがあったことを指摘した。また、司法の主な要件が満たされていないことは政府の立法、行政、司法の全ての機関において「国民の信頼を損なう」ことになると警告している。

ライアン.モォリー両氏の予算交渉は幾分セクエスターを軽減させたが、今後完全に解消する予測はない。ロバーツ長官は、連邦裁判所の融資削減をもっと回復させるべきであると要請し、司法の融資を増やさない場合、安定した公共の安全性を維持することはできないと警告したと思われる。複数の経済専門家は今年の経済は明るいとの展望を抱いている。一方、めずらしく予算削減の懸念を表明したロバーツ長官の警告は、セクエスターが幾つかの分野で今後も何らかの影響を与える可能性があることを示唆している。

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