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ここ数日間のニュースでは「致命的」な低温である、「危険」なほど気温が低い、「信じられないほど寒い」との表現が目立つ。休日を終えて昨日から職場に戻った人達も多いと言われているが、引き続き米国の大半の地域で記録的な低温と氷雪により、空陸交通の阻害、停電、事故、健康上の被害など多大な影響が出ている。(追加修正:気温F、 C両方で記載)

7日のAPによると、このような極寒の天候に見舞われている国民は1.87億人である。6日は一部の中西部地域でマイナス55°F(-48°C)に達した瞬間もあった。バージニア及びウエスト.バージニアで冷風による気温はマイナス35°F(-37°C)を表示した。昨日の月曜日24時間内に報告された最低気温はミネソタ州のクレーン.レイクでマイナス36°F(-38°C)に達した。一方これとは対照的に最も暖かい所ではカリフォルニア州のハリウッド及びフロリダ州のプンタゴルダで84°F(29°C)であった。これは記録的な温暖であり、異常な気象状態であることを示唆している。

引き続き空の交通に著しい影響が出ている。国内線出発便10中1便、または全米で3,700の飛行便が昨日の午後キャンセルされた。特に、シカゴ、クリーブランド、ニューヨーク、ボストンなどの空港でキャンセルが目立った。アメリカン.エアーラインはシカゴのオヘア国際空港で燃料と除氷液の凍結が実際にあったと語っている。ユナイテッド.エアーラインはシカゴで燃料をポンプすることが通常よりのろかったと報告している。また複数の空港で他の航空便に再予約するため乗客の混雑があった。ユナイテッド.エアーラインは、旅行者はウエッブサイトを利用して再予約すると思われる電話が相次いだという。

更に、陸の交通を利用する旅行者も多大な影響を受けた。列車、バス、通勤電車も遅れるかまたはキャンセルが続発した。シカゴでは200人の乗客を乗せた電車が月曜日の朝、ダウンタウンの駅で「隆起した柱」に衝突した。14人の乗客が負傷し、6人は病院に搬送された。更に、南イリノイ州間高速道路の雪だまりのインターステイト57上で400車輛が数時間立ち往生した。その中には、南イリノイ大学の男子バスケットボール.チームも含まれていて、彼らは中央イリノイ州の教会の床で夜を過ごしたという。

また、氷雪の嵐により停電の被害や健康上の問題も報告されている。インディアナ州では知事のインディアナポリス住居地区も含めて、30,000所帯が停電を経験した。インディアナポリスでは停電のためしばらく暖房設備が利用できなかった400人が避難し、避難先で暖房があることの快適さを味わったという。また、シカゴでは凍傷、低体温症、および事故による負傷などが報告され、凍傷したホームレス1名が病院で治療を受けたという。地面にころんで頭部を負傷した患者を含めて多数の患者が緊急手当を受けた。イリノイ州のクック郡では極度の低気温を原因とする健康上の問題があった患者を優先するため、非緊急の患者のスケジュールを延期し、緊急患者を優先した。記録的な極度の低温が続いている各地の様子は、米国民は極度に寒い状況でも比較的に活動的であることを示唆している。

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