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25日メリーランド州コロンビアのショッピング.モールで発生した最新の銃乱射事件を含めて、今年の1月はすでに30件以上の銃関連事件が発生している。米国民は銃乱射事件に無感覚になり、メディアは銃規制の論議を提起することに興味を失っている。また、昨年議会が銃規制に失敗したため、銃規制の活動家はほとんどワシントンから姿を消した。しかし、それでも諦めず、毎週月曜日にホワイトハウスの前に集まる少数の女性グループがいる。

ワシントン.ポストの人気記者デエィナ.ミルバンク氏の報告によると、2012年7月、コロラド州アロラの映画館で大規模な銃乱射事件が発生した後、極度に寒かった日を除いて、毎週月曜日にペンシルベニア通りに立って抗議活動を続けている女性グループがいる。元幼稚園の先生、退職した校長、友人によるグループの集まりは地道であるが、銃規制を求める情熱は本物である。このグループのいずれも、銃の暴力の被害者である訳ではなく、直接的な動機があるわけでもない。しかし、車の往来があるホワイトハウス近辺の道路沿いに立ち「銃の暴力を停止」のサインを掲げ、「米国の上院は恥を知りなさい」また、「誰がNRAにこれほどまでのパワーを与えたのですか」とのメッセージを伝えている。

彼女たちは、2012年12月14日に起きたニュータウンの小学生大量殺戮事件も含めて、映画館での事件後に起きた銃関連事件の被害者のリストを保持し、そのタイムラインからすでに68件の銃乱射事件が起きたと話したという。このグループは、銃規制抗議活動がピークに達したニュータウンの事件後、ブレディ.キャンペーンを含む多数の銃規制活動家がホワイトハウスの前に押し寄せたため、多くの活動家組織と合流する機会があった。しかし、 簡単なバックグランド.チエック法案さえ制定できなかったため、昨年4月17日上院での投票に失敗した後、多くのデモ抗議活動グループはホワイトハウスの前から姿を消した。

ミルバンク氏によると、銃器による大量襲撃事件には定義があって、襲撃者を含まない4人以上が死亡した場合「大量銃乱射」と呼ぶそうである。従って、ワシントンD.Cからわずか25マイル(約40Km)離れた場所で、25日に起きたコロンビアのモールでの銃乱射事件は「犯人を含む3人が死亡しただけ」であり「大量銃乱射」ではない。そのような「大量銃乱射」事件は2006年から146件発生し、4人以上が負傷した銃乱射事件は2013年だけで365回起きているという。また、2014年の最初の14日間の登校日に起きた(学校以外の場所は含まれていない) 銃による全てのタイプの暴力事件は、少なくとも7つの学校で発生している。今年も銃乱射事件は増えているが、ニューヨーク.タイムスの調査によると、殺人を含む全てのタイプの銃関連事件は1月24日までに30件発生している。

最近、メディアはほとんど銃規制の議題を取り上げなくなったが、「アメリカの銃文化に関心を持っているロシア、ドイツ、日本のメディアが好奇心を持っている」とこの女性グループの一人は語ったという。しかし、米国のメディアが銃規制の活動家に注目しなくても、彼女達は会話を通して「勝利」している。なぜなら、「二人の銃支持派のスケートボーダーが銃規制の抗議活動に参加することを決心した」喜びの体験があるからだ。銃規制の情熱を燃やし続ける彼女達は、本当の銃規制は「我々の生涯に起きる」と信じているが故に地道な努力を続けることができるのかもしれない。

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