アメリカの最新課題 Contemporary American Issues © 2016 Yuko’s Blog. All Rights Reserved.  

コーク兄弟は多数のCEO、ビジネスリーダー、富豪層、および、政治ロビー活動組織とのコネクションがある。2012年には、寄付者不明のダーク.マネーと呼ばれる暗の政治資金が25以上の組織に流れていた。コーク帝国と呼ばれるこれらのネッワークの多くは、政治活動を許可されていない社会福祉団体として税控除を受けているティーパーティ組織である。コーク兄弟は、今年も既に2014年の中間選挙で民主党を打倒するため秘密の資金集めを開始していたことが判明した。

コーク兄弟は、既に2014年の選挙活動を開始し、1月にカリフォルニアのパーム.スプリングスで3日間、プライベートの寄付者秘密会議を実施した。皮肉にも、秘密であるはずの寄付者記録リストはマザー.ジョンズに公表された。ワシントン.ポストによると、寄付金は「寄付者の身元を遮蔽し、複数の障壁を作り、非課税グループおよび企業組織の複雑な迷路を通って流れている」という。コーク兄弟は「匿名の献金は、その寄付者を攻撃から守るため容認されるべきである」と主張しているが、批評者は、コーク兄弟とその同盟者は「何の責任もなく選挙に影響を与えることを求めている」と批判している。

その記録から、トップ企業のCEO、ヘッジファンドの億万長者、シリコンバレーの投資家、長年の共和党の金融業者など広範な資金源者が含まれていて、この参加者にはスーパーパックの共同設立者であるアメリカン.クロスロードのカール.ローブ氏も含まれている。2012年には、コーク兄弟が後援した政治同盟は、寄付者の身元を明かさず4億ドルの寄付金を集めたことが判明した。税務申告や選挙資金の報告によると、非課税のグループおよび企業はオバマ大統領と民主党を攻撃するためテレビ広告に資金を導入し、その多くの資金源は公表されていないため、ダーク.マネーと呼ばれている。

また、「コーク兄弟の政治帝国」と呼ばれるネットワークは、ワシントン.ポストの調査で判明しているだけでも26組織あり、ダーク.マネーはこのようなネットワークに流れている。その大半は、 多くの寄付者を持つコーク兄弟が直接的または間接的に関与している非営利団体、または米国内国歳入庁が税控除を許可している組織である。それらの組織は 510(C-4)の税控除グループに属しているため、社会福祉が本来の事業であるべきであるが、公然と政治活動を行っている。ティーパーティは社会福祉団体ではなく、純粋な政治活動団体である事は既に知られている。政治帝国ネットワークは新たなメンバーを雇い、医療改正法であるアフォーダル.ケア.アクト( ACA)を支持している上院および下院の民主党を攻撃するための宣伝広告を準備するなど、すでに2014年中間選挙の活動を開始した。個々の組織の政治目的は異なるが、大抵ACA、連邦政府の支出、増税、規制などに反対している。

コーク兄弟の政治帝国(ワシントン.ポスト)

Following the Koch Brothers political empire.

上記チャートによると、全米ライフル協会(NRA)もコーク兄弟から間接的に資金を受けている。中央の3つのグループはコーク兄弟に直接的関連性がある組織である。Center to Protect Patient Rights (CPPR)はアイオワ州にあり、コーク兄弟にリンクしている。CPPRはAmerican for Responsible Leadershipと呼ぶ別の組織と共に、カリフォルニアの公正政治慣行委員会による訴訟の判例で100万ドルを罰金として支払った組織である。American Future Fund と提携し、510(C-4)グループに属している。Freedom Partners はバージニア州アリートンに本拠を構え、大半の従業員は元コーク産業の従業員である。税控除510(C-6)に属する非営利団体でありながら、コーク兄弟にリンクしている。この組織は、ティーパーティ愛国者など複数のティーパーティ.グループに資金を提供し、2012年の大統領選でACAの撤廃運動を推進したグループである。TC4 Trust も510(C-4)グループに属し、寄付者と受理者の名前を秘密にしている。

グレーで表示されている14組織のうち3つは特にコーク兄弟との関連性が顕著である。American For Prosperity はバージニア州アーリントンにあり、コーク兄弟の支持により2004年に設立された最も強力な政治活動グループであり、支出、税金、ACAに反対している。American Future Fundはアイオワ州にある510(C-4)グループであり、CPPRと提携している。コーク兄弟にリンクし、資金提供者の名前を提供していない。American Commitment は「コークのコークによるコークのための」組織と呼ばれている。これも510(C-4)の非課税グループに属している。

また、明るいグレーで表示されている9つのうち3つは、最も精力的に上院法案に反対するグループで知られている。上院で通過した法案のほぼ全てを攻撃し、下院議長ジョン.ベイナー氏に投票反対の圧力をかけている。Heritage Action for America(HAFA)は保守派シンクタンクであるヘリテイジ.ファンデーション(Heritage FoundationまたはH.D)の姉妹組織であり、ノース.キャロライナ州及びペンシルベニア州に所在地がある。 H.Dは510(C-4)に属する立場であり、公然と政治活動ができないため、HAFAが代理してACAの撤廃運動に多大な資金とエネルギーを費やしてきた。米国最高裁判事クレアランス.トーマスの妻は元H.Dの職員であり、ティーパーティの活動家である。また、マザー.ジョンズ によると、全米ライフル協会は2012年の大統領選でオバマ氏を打倒するため200から300万ドルをコーク兄弟から受理したという。Club for Growthも510(C-4)に属しながら予算のバランスを強調し、ACAの撤廃運動に参加するなど政治活動を行っているティーパーティのロビー.グループである。

コーク兄弟は、毎年数回カリフォルニアのパーム.スプリングスで個人的な政治資金集会を行っていると言われている。そのメンバーは公表されていないが、ある参加者が機密書類 をルネッサンス.エズマラダ.リゾート.ホテルに置き忘れ、それを見つけたホテルの客が先週マザー.ジョンズに提供したことが判明した。コーク兄弟は、2014年中間選挙に勝利することに専念し、今年最初の資金集めの会合場所であったそのホテルで3日間過ごしたという。同誌は、その機密書類の情報を基に、寄付者名及び金額など詳細な情報を公開した。ヘッジファンド、億万長者の資産家、シリコンバレーの巨額不動産の大物、トップ企業のCEO、 ACA反対を猛烈に表明しミット.ロムニー氏の資金集めを主催した人物などを含め、40人以上の献金者がいることを公表した。同誌は、秘密集会参加者のリストは、コーク企業の「政治的および慈善的活動を織り合わせた性質を描写」し、「同社の財務責任者を含むコーク産業の様々なCEOなどが名を連ねていることが特徴である」と 報告している。このリストの政治資金提供者は、ワシントン.ポストがチャートで表示したコーク帝国ネットワークの ダーク.マネーと呼ばれる暗の資金源である。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。