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2月17日の今日は、オバマ大統領が署名したアメリカ復興と再投資法(ARRA)である7,870億ドルの景気刺激法が2009年に制定されてから 5周年記念目を迎える。ほとんどの共和党は、この法案の制定に反対したが、反対票を投じた共和党の主要人物を含む12人以上の議員は、地元地区の景気対策と雇用拡大のため、この法の融資を受けていた。

APによると、ARRA の融資により、40,000マイルの道路および2,700の橋は質が改善し、約4,800万人に供給する約700の飲料水システムは、連邦基準の清浄水に適応するようになり、20,000の地域社会でインターネットのスピードが向上した。また、この刺激対策法のおかげで、「2010年の初期からビジネスは850万の雇用を追加した」という。

ウオール.ストリート.ジャーナル (WSJ)は、当時、景気刺激対策法案に賛成票を投じた共和党議員はわずか3名であったと伝えた。しかし、12人以上の共和党は、支出が多額であり利益がないとして法案に反対したが、実は自分の州のために融資を受けていたと報告している。彼らは「定期的にその融資計画を支持する手紙を送った」という。下院予算委員会の議長であるウイスコンシン州のポール.ライアン氏は、当時「無駄な支出」であると反対したが、後日、労働長官に「グリーンの仕事に1,000人の労働者を配置する予定である」との手紙を送り、国会議員として仕事を提供することは「連邦政府の助成金要求のため、援助することが基本的な選挙区民の奉仕」として重要であると主張した。

下院議長のジョン.ベイナー氏は、当時オハイヨ出身の下院共和党少数派のリーダーであった。この投票に反対票を投じたが、5,700万ドルの融資を同州の建設プロジェクトに利用するよう州当局に指示し、ARRAは「必要な雇用を創出する」と述べた記録がある。下院多数派のリーダーであるバージニア州のエリック.カンター 氏は、当時下院少数派共和党の2番目のリーダーであり、この連邦刺激法案に強く反対したが、後日、ワシントンからリッチモンドに通じる鉄道建設の資金に利用することを支持し、その仕事は失業者を仕事に戻すためであると述べたという。また、上院少数派リーダーのミッチ.マコーネル氏も当時ARRAに反対した共和党リーダーの一人であるが、2009年から2010年の会計年度に合計5.528億ドルをケンタッキーとコロラドでの化学兵器廃棄プロジェクトに利用することで融資を受けていた。

ARRA5周年記念の今日、意外な共和党メンバーの裏活動が紹介されたが、5年前喧々諤々だった景気刺激対策法は、結局850万の雇用を拡大し、反対した共和党の主要メンバーは全員、地元でこの法の恩恵を受けていた。WSJによると、オバマ氏は先月、この重要なプジェクトのおかげで、彼らの出身地区で恩恵を受けた共和党議員が複数いることを指摘した。民主党議会キャンペーン委員会は5周年記念を利用して、融資の認定から利益を受けた共和党の主な議員たちにこの法の成功をアピールする意図があるようだ。従って、民主党が移民改正法や他の法案を共和党に押し進めるいい材料になると思われる。

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