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ワシントンD.Cおよび35以上の州で1,600以上のチェーン店を持つ米国最大手のファースト.フード.レストランであるチックフィレイの社長ダン.キャシイ氏は、2012年8月、公然と同姓結婚を否定する発言をしたため、全国的なボイコットおよび激しい抗議運動に直面した。あれから19ヶ月が経過した今日、キャシイ氏は当時の発言を後悔しているとの声明を発表した。

タイムによると、キャシイ氏は、同性結婚に関する公的発言とは関係なく、差別はしていないことを消費者に理解してもらう努力をしているとアトランタ憲法誌に語った。記者とのインタビューで「全ての指導者は、それぞれ異なる成熟の段階を通して成長し、進歩し、過ちを知る 」と述べた。また、「過ちから学びます。そうでなければ単なるバカです」とし、「私は過ちを経験し、過ちから多くの事を学んだことを感謝している」と語った。また、消費者は「 インターフェィスが可能であり、共感できるブランドと関連したい事を認識している」と述べ、会社は性的指向に基づいて従業員や顧客を差別していないと同誌に語った。キャシイ氏は「要するに、組織の全体を維持する責任があることを念頭に置き、社会的問題についての個人的な表現や意見よりその責任を優先しなくてはならない」と述べた。

2012年8月にチックフィレイに対する抗議活動がピークに達した時期、同社のボストンへのビジネス進出計画に反対する動きに加えて、カリフォルニアのある大学は、そのキャンパスの近辺にチックフィレイのチェーン店が進出することに反対した。キャシイ氏の後悔表明は、直接ビジネスの利害にからむ苦い経験に加えて、社会的風潮が急速に変わっているためであると思われる。基本的には、同性結婚の支持を表明しているのではなく、それを公然と反対表明した過去の態度を後悔していると伝えている。

米国最高裁は昨年6月26日、結婚は男女間の結合であるとする連邦政府の結婚防衛法(ドマ)を却下した。その後、次々に同性結婚を支持する州が増え、現在も多くの州で合法化の動きが続いている。最高裁の決定以来、現在までにD.C と17州(上記地図)が完全に合法化している。キャシイ氏の後悔表明は、全国的に同性結婚の支持者が増えている社会的風潮と無関係ではないと思われる。

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