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オバマ大統領は3月24日から3月29日まで、オランダ、ベルギー、イタリア、サウジアラビアなどを旅行中である。この旅行は重要な課題についての会談を通して、同盟国とのパートナーシップを強化するためである。今日のローマ教皇との面会は、二人の間に暖かな雰囲気があったことが報じられている。

ホワイトハウスによると、オバマ氏は24日オランダに到着し、アムステルダム国立美術館を見学し、オランダ首相マルク.ルッテとの二国間会議を開催した。その後、中国の国家主席習近平との二国間会議に参加した後、核安全保障サミットに参加する世界フォーラム会場に到着した。25日は、ロシアを除くG-7サミットで世界中の核安全保障の向上に関する会談に参加した。オランダでは、講演及び首相ルッテとの合同記者会見などを含め、3分の1の時間は核安全保障サミットに集中した。

26 日はベルギーの首都ブリュツセルで講演を行い、米国、欧州の関係に触れ、ロシアは今月早期に正式にクリミアを併合したため、ロシアの影響力拡大を試みるプーチンにヨーロッパ諸国はどのように対処するかという観点から、現在のウクライナ危機に関する議題を提起した。また、オバマ氏は27日、イタリアを訪問し、イタリアの首相マッテオ.レンツィと共同記者会を行った。更に、ローマ教皇フランシスコ(英語:フランシス)と幾つかの議題について論議した後に、和やかな触れあいの機会を満喫した。

ニューヨーク.タイムス によると、オバマ氏はちょうど午前10時30分前にバチカンに入り、熱狂的に教皇を迎え、一緒に図書館を歩きながら「大変光栄です。私は貴方の偉大な崇拝者です。私を迎えてくださり大変ありがとうございます」と挨拶した。教皇は米国で移民改正法案の政策は奨励したが、緊急避妊薬の強制が含まれる医療保険改正法(またはACA)に関する話題は避けた。事実、「法王とバチカンは議題の範囲を明確にしている」ため、中絶、同性結婚など論争的な話題を避け、一般的な会話に集中したと言われている。しかし、バチカンでの別の機会で、枢機卿および国務長官を交えてACAの話題を持ち出すチャンスはあり、オバマ氏は宗教的な懸念と健康に関する法律との適切なバランスを打ち出すため、米国と司教との対話を継続することを明確にした。また、法王が政治家とパートナーシップを結ぶとは考えていないが「幾つかの経済的目標を推進する上で、法王との会話は役立つと考えている」と述べた。

論議を終え、二人はプレゼントの交換を行った。オバマ氏はホワイトハウスの庭に植えられる様々な果物や野菜の種子を入れた木材の箱を提示した。ホワイトハウスの当局者は、その木材はメリーランド州のボルチモアに最初にオープンした大聖堂に使用された木材から作られたものであると説明した。オバマ氏は「もし貴方がホワイトハウスを訪問される機会がありましたら、私たちのガーデンをお見せします」と述べ、法王の招待を暗示した。

アルゼンチン出身の最初の教皇となったフランシスは、大統領に2つのメダリオンを与えた。そのうちの一つは北半球と南半球の間の連帯と平和の必要性を象徴するものである。また、フランシスは、オバマ氏に福音宣教の新しい時代と世界の貧困層に新たな焦点をあてた「福音の喜び」と題し、昨年の11月に公表した書物のコピーを与えた。オバマ氏は「私はこれを宝物にします。実際、おそらくフラストレーションがたまっている時、大統領執務室でこれを読みます。これは私に力を与え、穏やかな気持ちにさせると確信しています」と対応した。教皇は「そう望みます」と微笑みながら英語で答えた。二人はいずれも、彼らが率いる組織の変化を求めている点で、また、二人とも現状維持を目指す強力な勢力に直面している点で、二人の間には共通点を反映する温かい気持ちの触れ合いが感じられる雰囲気があったとNYTの記者は伝えている。

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