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今日31日はオバマケア加入申請の閉め切り日である。今朝、またコンピューターに支障があり、コンピューター上での申請が困難な状況のようである。今日はギリギリまで手続きをしなかった人達がオンラインに殺到するため、コンピューターに何らかの問題が発生する可能性はあったものの、午後になっても問題は解決していないようである。しかし、アフォーダブル.ケア.アクト(ACA)の加入増加に伴い、新たな医療保険詐欺が台頭しているため、あわてて加入する人は慎重になる必要がある。

ヘルスケア.サイトの技術チームは、監視中にソフトウェアのバグを発見し、定期的なメインテナンス中にそれを修理したという。29日、30日は200万人のサイト訪問者があり、先週1週間に870万人が訪問したという。従って、一度にアクセスが殺到しているため、問題が発生している可能性が高い。今夜12時までが期限であるが、技術的な問題に直面し時間までに加入手続きを完了できなかった人は、コンタクト情報をサイト上に記載し、後日加入手続きを終えるか、またはホットラインで電話申請するかどちらかの指示が掲示されている。加入目的でサイトにアクセスする人は、後日手続きを行うことが可能であるため柔軟な対応がなされているという。

コンピューターの技術的な問題はさほど深刻ではなさそうであるが、消費者団体は、オバマケアの新たな医療保険市場の台頭に伴い、現金を狙う医療保険の詐欺行為が浮上している為、消費者に注意を促している。過去数ヶ月間、州および連邦政府は、ACAにリンクしている医療保険業者であると偽り現金を騙し取る犯罪が増えていると警告している。オバマ政権の保健福祉省HHSは、政府の為に働いている医療保険業者であると偽った人物が訪問、電子メール、郵便での勧誘により、ACAに加入していない個人を法的に脅迫し、お金を請求するケースがあることを警告している。また、政府に関連のある人物が個人に電話して医療保険を売ることはないため、銀行口座番号、社会保障番号など重要な個人情報を容易に提供しないことをアドバイスしている。これは、アイデンティティ.シフト(盗んだ個人情報を利用し、その被害者になりすましてクレジット.カードを利用または現金を引き出す犯罪)の被害を防止するためである。

ACAに関連する詐欺の巧みな手段は幾つかあるようだ。ハブバード法律会社によると、オバマケアのカードを作成する必要が有ると騙し、個人情報を引き出す手口がある。しかし、ACAはカードの作成を要求していないことが事実である。従って、「オバマケア.カード」は存在しないことを知る必要がある。また、割引計画の話には注意しなくてはならない。割引計画は、罰金の支払いを考慮するとお金を節約できると説得し、個人の情報を聞き出す詐欺行為である。しかし、「医療の割引計画は医療保険ではない」ため、これも注意しなくてはならない。更に、一般のウエッブサイトには、政府のウエッブサイトに良く似た偽物のサイトがあるため、アクセスには注意しなくてはならない。公式の医療保険市場はwww.healthcare.govであり、これは全ての州の医療保険交換にリンクしているため、偽物のサイトにアクセスすることを防止している。

オバマ政権は、先週27日までに既に600万人が加入に成功したと発表した。加入者が増大し、ACAの効力が発揮されるほど、新たな医療保険市場で現金目当ての詐欺のケースも増える可能性があるため、政府は消費者に警告を促している。ACAの乱用、詐欺、アイデンティティ.シフトの発生は、医療保険加入者の増大に伴う混乱要素であるが、初めて、オバマケアの支持率は反対率を上回った。31日に発表されたワシントン.ポストおよびABCニュースの合同調査によると、昨年11月の世論調査ではオバマケアを支持する率は40%、反対している率は57%であった。しかし、今日発表された調査ではオバマケアの総体的な支持率は49%で反対者は48%であり、過去4ヶ月前から著しい変化が見られる。過去に反対していた人が「何とか支持するようになった」結果であるという。何しろ、ACAとオバマケアが同じ医療保険改正法であることを知らなかった国民もいると言われている為、国民がオバマケアを理解し始めたことを示唆している。

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