アメリカの最新課題 Contemporary American Issues © 2017 Yuko’s Blog. All Rights Reserved.  

オバマ大統領は今日、ホワイトハウスで開催された記者会見の冒頭で、最終的な医療保険加入者は800万人に達したと発表した。コンピューターの技術的な問題があったため、3月31日までに署名を完了できなかった人達のために手続き期間は4月15日まで延長された。この時点でもまだアフォーダブル.ケア.アクト(ACA)の撤廃を主張する声は消えない。

この800万人は3月1日から4月15日までに署名した370万人が含まれている。35%の加入者は35歳以下であると伝えられている。オバマ氏は今日、28%は18歳から34歳であると報告し、メディケイド拡大を拒否している共和党を批判した。そのような州では500万人以上の低所得者が医療保険に未加入の状態であるため、州の負担はなく、今すぐ低所得者が医療保険に加入することは可能であるとし「イデオロギーによる理由から彼らの市民に医療保険を与えないことを選んだ」と指摘した。

オバマ政権の目標は700万人であったが、100万人超過したため、オバマ氏はACAについて「この事は機能している」と述べた。また、選択肢がないのにACAの撤廃を繰り返すことは間違っていると指摘し、「前に進む時がきていると我々全員が同意できると思う」と語った。ACA撤廃の先駆者である極右派のテッド.クルーズは、オバマ氏の発表後「撤廃論議はまだまだ終っていない」とツイッターに掲載した。

現在、メディケイドを拡大した州では最近タウンホールなどの集会で、ACA撤廃を主張する共和党議員に参加者が攻撃的な場面がある。例えば、フロリダなどでは、会場に参加した一般市民から、ACA下で拡大したメディケイドを拒否することで数千ドル負担させるつもりなのか、又は病気を患っている人を放置するつもりかなど、ACA撤廃の合理的理由を求められた共和党議員デニス.ロスは狼狽している。このような議員らは何らかの選択肢を制定したい意向はあるが、公表できる草案がないため、医療保険に加入した有権者と衝突の原因になっている。

賢い議員なら具体的な案を提起し、ACAと交換するメリットを説得し、市民の意見を求めるはずであるが、そのような事はない。ワシントン.ポストによると、米国民は共和党がACAに代わる別の選択案を提起できるとは誰も信じていない。過去のパターンを見ていると、オバマ氏がACAの成果を報告する度に風当たりが強くなる。初の黒人大統領が米史上初のユニバーサルに近い医療保険改正法に成功することを認めたくない心理が一部の共和党にあるとしたら、保険料がもっと安くなり、もっと加入者が急増してもACAに対する圧力は長期的に解消しないと思われる。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。