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オバマ大統領は23日から25日まで日本に滞在し、日本に対する同盟国の重要性と米国の条約義務を強調した。環太平洋経済連携協定(TPP)に関する安倍首相との交渉では合意に達することは出来なかったが、オバマ氏は尖閣諸島問題で日本を擁護しながらも忠告した。今回のオバマ氏の訪日は、日米間の肯定的な友好関係が再確認された有意義な3日間であったと思われる。

24日のニューヨーク.タイムスによると、日本は家禽、豚肉、牛肉、米などの市場を国際的にオープンする意志はあるが、オバマ氏が日本に到着する前に安倍氏は「日本の農家の抵抗」に対処することが不可能であった為交渉は不成功に終った。また、オバマ氏は、日本と中国の領土紛争に関して、尖閣諸島の「主権は誰にあるのか」というような中国の反感を買うような声明には慎重であった。しかし、「米国は安全保障条約に基づき、中国との対立において日本を保護する義務があると宣言した」が、尖閣諸島の主権をめぐる論争には関与しない立場を明白にした。

同日のワシントン.ポストはオバマ氏の声明をもっと具体的に伝えている。歴史的な日米条約は、日本を攻撃する国に対して、米国は対抗することを明白にし、オバマ氏は「尖閣諸島の最終的主権の決定をする立場は取らないが、歴史的にそれらは日本が統治していて、それは一方的に変更されるべきだと我々は信じていない」と述べた。更に「何が同盟の一貫した部分かというと、条約は日本が統治している全ての領土を含んでいる」と語った。しかし、オバマ氏は安倍氏に直接「同時に、この問題で日本と中国が対話及び信頼を築くことより、引き続き(紛争を)エスカレートさせることは深遠な過ちである」と忠告した。また、オバマ氏が明白にした米国の立場は「新しいものではない」とし、「何よりも、日米間の条約は私が誕生する前のものであり、明らかに、私が指摘していることは『赤い線』ではない」との立場を強調した。

しかし、尖閣諸島に関して「歴史的にそれらは日本が統治している」とのオバマ氏の声明に中国は即時反応し、中国国防省のスポークスマンは「釣魚島(尖閣諸島)は中国の領土であり、中国軍は完全にそれを保護する能力があり、いわゆるセキュリティの保証を他国から提供される必要はない」と反発し、オバマ氏の発言を否定したという。

オバマ氏は今回の訪日で、尖閣諸島をめぐる日中間の紛争はオバマ氏の懸念の一つであることを明白にし、安倍氏は「大統領の訪日によって日米同盟は非常に強く回復した」と述べ、彼の米国への信頼は「更に強固になった」と語ったという。TPPの経済交渉は不成功に終ったが、オバマ氏は尖閣諸島問題に関して、日本を擁護しながらも日中関係における日本の努力を忠告し、日米安保条約に基づく米国の立場を強調した。

4月23日安部首相はオバマ氏を寿司屋で接待

24日赤坂の迎賓館にて

4月24日の宮中歓迎式典に招待されたオバマ氏

4月24日の歓迎式典

4月 24日の宮中晩餐会にて

25日国立科学博物館にてロボットを紹介されたオバマ氏

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