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23日金曜日の夜、カリフォルニア大学サンタ.バーバラ校(UCSB)の近くのアイラ.ビスタで6人が殺害され、本人を含む7人が死亡した。動機は公開されたビデオや文書に基づき、女子学生に対する恨みであることが判明しているが、声明文は本人が精神異常者であることが明確に分かる内容である。あまりにも狂気的な暴力事件であるため、25日複数の上院議員は、再度精神異常者に集中した銃規制を提起している。

銃乱射の前に自宅でルームメイト3人を刃物で刺殺し、女子クラブの前で2人の女子学生を銃殺し、デリカテッセンの内側で警察官との銃声が数回あり、一人の男性が死亡した。その後運転中の銃乱射による狂気の事件で他に3人が死亡し、13人が負傷した。警察当局によると、殺人現場は 9カ所である。法執行当局は、犯人はサンタ.バーバラ.シティ.カレッジの学生で22歳のエリオット.ロジャーであった。また、ハリウッド映画監督の息子であるとも伝えられている。ロジャーは、運転していたBMWの運転席で自分の頭を射って死亡したが「人間に対して復讐をする」と宣言した天罰と題するビデオを銃乱射の1日前に公開した。最初に「私は思春期に達して以来、最後の8年間で孤独、拒絶、および満たされない欲望に耐えることを余儀なくされてきた。なぜなら、「全ての女性は私に惹かれたことはなかった」からだ。女子学生達は他の男達に愛情と喜びを与えたが、「僕には一度もなかった」と語っている。

今朝のロスアンゼルス.タイムスによると、金曜日の夜殺戮の行動に出る前にオンライン.フォーラムの知り合いに殺人の意図があることを知らせる計画を具体的に記載した137ページの文書を送っていた。事件が発生した夜「女の子は僕をほしくないから人生はとても不公平だ」という内容のビデオも投稿していたことから、女子学生に対する恨みが動機だと思われる。自分は他人より色んな点で勝っていると思っていたが、女性に拒否されたことで女性に対する憎しみの感情を募らせていたようである。ロジャーはビデオで「僕はとても壮大な男だ。貴方が否定できないほど私は美しい。私は近代的で、インテリで、洗練されている。またスタイルのセンスもあるのに、女子はそれが分かっていない」と述べている。また、UCSB近辺のアイラ.ビスタの街をドライブしている時、多くの美しいブロンドの女子たちは「絶対にバカで不快な男達と一緒に歩いているのを見かける」と述べ、「それが如何に間違っているか考えざるをえない。そのような奇麗なブロンドの女子達は、あのような獣とではなく、僕と一緒に歩いているべきだ」と述べている。

137ページの文書はチャンネル3のKEYT-TVに送られ、L.A.Timesがコピーを入手した。4月に殺戮計画を練ったその文書には、その計画が発覚することを恐れていたことが記載され、大幅なリサーチを実施した事も含め、殺害の段階的計画が詳細に描写されているという前代未聞の恐ろしいほどの精神異常を露呈している。報復の前日に最初の段階の復讐を始め、出来るだけ沢山のアイラ.ビスタの男性を自分のアパートにおびき寄せ静かに殺す。最初に殺さなくてはならない人物は2人のアパートのルームメイトであると述べ、その後、おびき寄せた人間をハンマーで打撃し、彼らの喉を切ると記載。また、「私は格好良い人間は最高の性生活を維持していたと仮定し、彼らの何人かを拷問する」と述べている。その拷問は「痛みと苦しみを与えることであり、彼らを切り裂き、全ての皮膚を剥がし、まだ生きている間に熱湯をかけ、考えられる全ての拷問をする」と記載している。

次の段階は、それは「殺戮が頂点に達する前の復讐日」であり、「女性への戦争」になると述べている。自分を拒絶し、他の男性と交遊した全ての女性を罰すると述べている。彼女たちは私を性的に飢えさせ、他の男達にその喜びを与え、自分の長い青春を奪ったとの恨みを綴っている。また、「地球上の全女性を殺すことはできないが、私は彼らの邪悪な心の芯まで全てを揺るがす壊滅的な打撃を与えることができるとし、私が憎んでいるUCSBの最も興奮させる女子学生を攻撃する」と書いている。また、女子学生らは甘やかされて育ち、無情で邪悪で僕より優れていると思っているとし、彼女達の家に侵入し、銃やナイフで一人一人全員虐殺すると書いている。また、父の家に行き、継母と弟も殺すことも描写し、運良くビジネスで旅行中の父には対処する必要がないと記載している。

異常な殺戮計画にメディアはショックを隠せない様子であり、23日夜発生した事件は恐ろしい狂気じみた事件であると報じている。殺害された被害者の一人であるクリス.マティネスズ(右写真中央)の父親のリチャード.マティネスズは「銃の権利ばかり主張している無責任な政治家と全米ライフル協会のせいでクリスは死んだ。クリスの生きる権利はどうなのか。あまりにも多くの若者が死んでいる。この狂気は阻止しなくてはならない。我々はこのように生きる必要はない。我々はこれ以上誰一人として死なせてはならないと我々自身に言うべきだ」と感情を率直に声明した。

被害者の家族の訴えに反応するかのように、25日CBSのフェイス..ネイションで、コネチカット州出身の上院の民主党議員リチャード.ブルーマンソォ及びサウス.ダコタ出身の共和党上院議員ジョン.スーンの両氏は、2012年12月コネチカット州のニュータウンの小学生殺戮後、精神異常者に取り組むための銃規制政策に失敗していることを指摘し、再度取り組む必要があると述べた。ブルーマンソォは「ワシントンの法律で全ての銃の暴力を防ぐことはできないことは明白である」が、プロの診断と訓練による精神異常者に焦点をあてることで、このような恐ろしい事件を終えることを明確にするためもっと資源が必要であると主張した。また、「90%以上の国民は危険な人物に銃が渡らない為のバックグラウンド.チェックを支持している」と指摘し、銃規制法案を再度持ち出すことを緊急要請した。しかし、これが実現するかどうかは不明である。

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