アメリカの最新課題 Contemporary American Issues © 2018 Yuko’s Blog. All Rights Reserved.  

8月, 2014 のアーカイブ

急増しているISIS勢力とオバマ政権のシリア政策

イスラム過激派のISIS (又はISIL)は、最近急速に勢力を拡大し、アメリカ人ジャーナリスト及びシリアのISIS側で戦っていたアメリカ人を殺害した為、テロ攻撃の脅威が高まっている。イギリスの首相デビッド.キャメロンは深刻であることを表明したが、 オバマ大統領は、シリアでの戦略はまだ決まっていないと発表した為、多数の議員はテロリストの脅威は差し迫っていると懸念している。ISIS勢力が急増している現状下で、オバマ政権がシリアでの軍事行動をまだ決定していない理由は幾つかあると思われる。 (さらに…)

キャンパスでの性的虐待防止法案を通過

カリフォルニア州は昨日、州議会がキャンパスでの性的暴力に対処するため、性行為同意の定義を明確にし、多種の援助プログラムに融資するための法案を満場一致で通過した。全国ではすでに多数の高度教育機関が似たようなポリシーを採用しているため、政治家や学生活動家に圧力をかけられた後の決定である。知事のジェリー·ブラウンが署名すれば、大学でのレイプを含む性的虐待を防止するプログラムに融資を受けることが可能である。キャンパスでの性犯罪を減少することが基本的な動機であるが、幾分混乱しやすい法案である。 (さらに…)

暴露されたマコーネルの過激発言は選挙に影響する?

上院少数派リーダーのミッチ.マコーネルは今年の中間選挙で多数派のリーダーになる強い願望を頻繁に表明している。しかも最近、過激な発言をするようになり、多数派のリーダーになった場合、政府閉鎖もありえることを暗示した。また、コーク兄弟が主催した富豪者の秘密の会合で、有権者より富豪者側に立つことを示唆する秘密発言テープが暴露された。47%発言が原因で、2012年の大統領選に敗北したミット.ロムニーと同じ性質のものである為、11月の中間選挙前の民主党による攻撃材料として利用できると言われている。 (さらに…)

大統領令によるオバマ氏の移民政策の公表予定

先月末、下院議長を含む4人の共和党リーダーは、中央アメリカからの不法移民の波に対処する為、オバマ氏が議会の投票なしに国境危機を解決するべきだとの声明文を公表した。移民の権利団体やビジネス.グループも、特定の分野で多数の合法的移民を増大することを要請している。また、労働者組合や移民グループは、オバマ氏が大統領令で移民法を改正することを要求している。 移民改正のプレッシューが高まっている現在、オバマ氏は移民問題に関して多数のオプションを考慮し、そろそろ結論を発表する時がきている。 (さらに…)

VA病院での遅延と死亡の関連性の証拠はないと公表

アリゾナ、コロラド、ワイオミングなどを含む複数の州で、幾つかの連邦政府の退役軍人(VA)病院は予約から最初の診療まで多くの軍人および退役軍人を長く待たせ、待っている間に、アリゾナ州フェニックスのVA 病院で多数の患者が死亡したとの主張があった。その後、その真実を究明する調査は実施されていたが、その証拠は発見されなかったことが今日公表された。議会は8月からの休暇に入る直前、VA改正法案を通過したが、オバマ大統領は26日、ノース.キャロライナ州で開催された退役軍人の集会で、軍人および退役軍人の精神健康システムのアクセスを拡大するため新たな行政計画のステップについて語った。 (さらに…)

米国人の人質解放を仲介したカタールと米国の関係

約2年前、アルカイダ関連の組織に拉致された米国人ジャーナリスト、ピーターT.カーティスは24日釈放され、国連の平和維持軍に引き渡された。交渉を進めたのはカタール政府であり、カーティスと同じ独房に監禁されていた複数のヨーロッパ人も釈放されたが、カタールは身代金を支払っていない。米国が徹底した身代金拒絶ポリシーを掲げる理由のひとつとして、米国とカタールの二国間関係に注目する必要がある。 (さらに…)

軍隊化した警察の武装のあり方を見直す時

ミズリー州ファーガソンの暴動は、警察が軍隊化し、軍隊と警察の区別が無くなっていることを一層明白にした事件である。9.11後、警察が軍隊化していることに民主主義が崩壊しているとの指摘もある。オバマ大統領は23日、警察に提供している武器について、またその警察の武装のあり方を包括的に再検討することを要請した。反テロ対策の一環として、ブッシュ政権で強化された驚異的な警察に対する武器提供プログラムが露呈した。 (さらに…)

ISISの米国人殺害の脅しはイラク政策を変えるか?

イスラム過激派のISISは、2年前に誘拐されたアメリカ人ジャーナリストを殺害する時、二人目のアメリカ人の運命はオバマ大統領の行動次第であるとする挑戦状をつきつけた。米国人殺害の脅しは、 身代金の要求、人質交換の要求も含めて、テロリストの戦略であると言われている。国防長官チャック.ヘーゲルは22日、ISISに対する印象と今後の方針を語った。オバマ政権はこの脅しに怯んでイラク政策を変えるだろうか? (さらに…)

米国初のエバラ感染者は驚異的回復力で退院

リベリアの宣教師病院でエボラ患者の治療と世話中、エボラに感染したケント.ブラントリ医師および宣教師のナンシー.ライトボル氏は、8月初旬からジョージア州アトランタのエモリー大学病院で治療を受けていた。ライトボル氏は既に19日に退院し、ブラントリ氏は今日退院を許可された。二人はこの病院で治療を受ける前に現地で試薬品の治療を受けたが、米国初のエバラ患者の退院は何を示唆しているのか? (さらに…)

ISISは米国のテロ脅威になるか?

8日にイラクで空爆が開始されてから今日で12日が経過した。無人機による爆破を含め、空爆による攻撃は既に少なくとも70回行われている。このイラク政策は、通称イスラム国家と呼ばれているイスラム過激派(ISISまたはISIL)がいずれ、アメリカ人を攻撃する動機になるとの懸念があり、論争的であった。オバマ大統領は18日の記者会見で、これまで空爆は成功していると報告した。その直後、ISIS は、米国人ジャーナリストを斬首するビデオで、オバマ大統領のイラク政策に挑戦する声明を公開した。オバマ氏は今日、短い記者会見を行い、イラクでテロリストに殺害されたジャーナリストの死に対して追悼の意を表明した。 (さらに…)

オバマ氏イラクでの進展と最新の状況を報告

オバマ大統領は昨日、ホワイトハウスでの短い記者会見で、最新のイラク状況を報告した。総体的には、空爆の効果があって状況は進展している事を報告した。イスラム過激派のテロリスト(ISIS)を後退させ、イラク北部でクルド人の兵士がコントロールを得ている事などを語った。また、今後の方針として、多数の国が人道的支援のパートナーとして国際的援助を構築する必要があると述べ、新体制のイラク政府がイラクを統合する必要がある事を強調した。 (さらに…)

ミズリー州知事は国家警備隊配置の知事令に署名

ミズリー州のファーガソンで警察官に射殺された18歳の黒人男性マイケル.ブラウンの家族は、個人的に解剖を依頼していた為、今日その解剖結果が報告された。昨夜は、一部の抗議者による過激な暴力的行為があった為、ミズリー州知事は、今日国家警備隊を配置すると発表した。緊張が高まっている事態を受けて、急遽休暇を返上し、ホワイトハウスに戻ったオバマ大統領は、記者会見でファーガソンの状況について短いコメントを伝えた。 (さらに…)

今もまだ続いている公民権紛争

米国憲法修正第十四条は皮膚の色、人種、宗教、国籍に関係なく市民の権利と法律による平等の保護を保証している。1950年代および60年代、アフリカ系アメリカ人(黒人)は、長年続いていた人種隔離に対抗するため、また、公民権を獲得するため長年葛藤を繰り返してきた。50年以上が経過した今日も、公民権運動時代とほとんど変わっていない黒人に対する人種差別の現状は衝撃的である。ミズリー州で非武装の十代の男性が9日に警察官に射殺されて以来、平和的に開始された抗議活動は警察の様々な攻撃により暴動に展開した。黒人地域社会の怒りは制御不可能な印象を受ける。 (さらに…)

テキサス州知事は職権乱用で起訴に直面

テキサス州の共和党知事リック.ペリーは職権の乱用を含む、二つの重大な犯罪容疑で起訴された。ニュージャージー州知事のクリス.クリスティに次いで、二人目の2016年大統領選の主流派共和党候補がその政治生命に汚点を残す事になりそうだ。 (さらに…)

ウィリアムズ氏が与えた教訓

11日に衝撃的な死を遂げた俳優のロビン.ウィリアムズ氏は、重度の鬱病と初期のパーキンソン病に苦しんでいたことが未亡人の証言によって明らかになった。この二つの疾病は常に組み合わせで発見されることが多いという。パーキンソン病は現在治療不可能な病気である為、多くを語らなくても自殺の動機が垣間見える。しかし、現在完治不能と言われている病気であっても、治療方法は研究されている。彼の自殺による死は、何らかの教訓を学ぶ機会を与えている。 (さらに…)

カリフォルニア州は水不足対策に奮闘

   サクラメント北東部にあるフォルサム.ダム(干ばつ前)  (右:現在)

カリフォルニア州の旱魃による水不足は、特に農村地で日増しに深刻になっている。同州はこれに対応する為、昨夜水計画の75億ドル法案に投票し、知事のジェリー.ブラウンは早速署名したようである。カリフォルニアは住民に20%の節水を要請し、先月水源の無駄遣いをする人に罰金を科すことさえ発表するなど、水不足に対処するためあらやゆる奮闘をしているが、驚くようなエピソードがある。 (さらに…)

健全性を示唆する最近の経済状況

米国の経済状況は比較的健全であることを示唆する各種の統計が報告されている。失業率は6月の6.1%より僅かながら増加したが、若い世代の就労率は増加し、雇用は引き続き20万以上拡大した。また、GDPは4.0%の年率で予測以上の増加を示しているが、住宅の販売価格の中間値は減少傾向であるため住宅市場は幾分低迷ぎみである。 (さらに…)

深刻な鬱病はウィリアムズ氏の自殺の主要因?

コメディアンでもあり、有名な俳優であったロビン.ウィリアムズ氏の自殺のニュースは、特に彼の地域社会に多大なショックを与えている。大衆に溶け込んだ笑いをもたらす天才的な俳優であったが、長い間、鬱病の精神健康上の問題で薬物中毒傾向があり、葛藤があったと言われている。彼のように、主にコメディアンのイメージで売る俳優ほど鬱病になる可能性は高いかもしれないが、彼の死因は幾分不可解で論争的である。専門家は、未治療の鬱病は米国の主な自殺の要因であると述べている。オバマ大統領は昨夜、感動的な追悼声明を公表した。 (さらに…)

国内外の人道危機政策に対する米国民の反応

オバマ政権は国内外の複雑な人道危機問題に対処している。その顕著な国内問題は中央アメリカから逃避している不法入国児童が国境で拘束されていることである。これに関するオバマ政権の政策は、人道的且つ安全な方法で大半の子供達を送還することである。米国国土安全保障省は、南テキサス国境で拘束されている2つのカテゴリーの不法入国者の統計、及び資金に苦戦しながら人道的危機に対処しているその現状を先週報告した。また、国外の人道危機としては、イラク北部で少数派民族が大量殺戮に直面する可能性があり、イラク駐留の米国人も生命を脅かされる危機があるとして、オバマ大統領は8日イラクで空爆作戦による特定の軍事行動を認可した。しかし、複数の共和党は、軍隊の派遣の必要性を主張している。米国市民は、このような国内外の人道的危機に対するオバマ政権の政策と共和党の反応をどのように感じているのだろうか? (さらに…)

イラクでの空爆三日目の著しい進展

オバマ大統領がイラクでの空爆を認可した8日以来、この戦略は徐々に広範になっている。また、複数の国が国際的な人道的援助の為、米国の活動に参加している。オバマ氏は昨日、ホワイトハウスの南庭で情報を更新し、またイラクで増大している人道的危機に対処するため、この活動は長期的になる可能性があることを暗示した。空爆三日目の今日は幾つかの点でイラクでの著しい進展が報告された。 (さらに…)

最強の国土安全保障法が制定された日

1948 年8月10日は33代大統領ハリー.トルーマンが国土安全保障法案に署名した日である。これは冷戦時代を象徴する顕著な法律であり、現在最も重要な連邦政府の外交政策の主軸になっている。この国土安全保障法(NSA)は様々な機関を結成する結果となった。なぜ、国土安全保障法(NSA)は最も強力なのだろうか? (さらに…)

オバマ氏イラクでの空爆認可の目的を語る

昨夜東部時間9:30分、オバマ大統領はホワイトハウスで、イラクでの空爆を認可すると発表した。その後12時間も経過しないうちに8日の朝は既に戦闘機による空爆が開始されていた。初日の今日は、複数の空爆が行われているようであるが、オバマ氏はこれを認可した理由について 「二つの任務がある」として、その要点を説明した。 (さらに…)

医療保険の未加入者減少と罰金免除の状況

最近の調査によると、医療保険未加入者の率は総体的にほぼ全ての州で減少している。 アフォーダブル.ケア.アクト(ACA)下で任意のメディケイドを拡大し、州で取引市場(例:ウェッブサイト)を開設するか、または連邦政府の取引市場とパートナーシップを結んでいる州は著しく未加入者が減少している。驚くことに、その傾向が最も顕著であるのが複数の共和党州である。一方、オバマ政権は、医療保険に加入できない個人に適応される罰金を免除する対象者も規定している。この罰金免除の適応条件と未加入者が多い州または未加入者の率が減少していない州には何らかの関連性がある。 (さらに…)

西アフリカに試薬品が緊急提供されていない理由

ナンシー.ライトボル氏は昨日、ジョージア州アトランタのエモリー大学病院に移送され、治療を受けている。すでに2日から同病院で治療を受けているケント.ブラントリ氏と彼女は、もし試薬品の効果が顕われているのであれば幸運な人達だと言えるかも知れない。最もウィルスが拡散する危険性が高い西アフリカで、エボラ.ウィルス病(EVD)に苦しんでいるアフリカ人にも同じ試薬品を提供することは出来ないのだろうかと思っていた矢先、世界で著名な感染専門家の3人は、アメリカ人2名が受けている同じ薬を提供するべきだと提案した。しかし、現実的にはそれが出来ない理由が幾つかある。 (さらに…)

中間選挙の上院議席競争は接戦の可能性あり

11月の中間選挙で、上院議会は100議席中33 、および退職などの空席を含む合計36議席が競われる。選挙を予測することで知られているネイト.シルバーは今年初期、共和党が多数派になる可能性があることを強調していた。しかし4日、共和党が上院で多数派になる可能性は現在「わずかながらまだ残っている」が、「11月の上院選挙は接戦になるようだ」と指摘している。その理由として、オバマ大統領に対する人気率はまだ低いものの、現時点では、オバマ氏よりはるかに議会の人気が最悪であること、総体的な世論調査は民主党が幾分有力であることなどを指摘している。上院で今年選挙に直面する州は共和党が19州、民主党が14州である。 (さらに…)

EVD感染者が急増する一方で米国は治療薬を開発中

ケント.ブラントリ       ナンシー.ライトボル

西アフリカでエボラ.ウイルス病(EVD)に感染した可能性がある二人目の男性は、深刻な容態であるため明日アトランタのエモリー大学病院に到着すると予期されている。EVD撲滅の努力に取り組んでいる世界保健機関(WHO)は4日、アフリカの4カ国でEVDに感染したか、その可能性があるか、または疑いがある患者は数日間で160人以上増えたことを報告した。一方、現在EVDの治療薬はないが、米国の薬品会社は治療薬を開発中である。 (さらに…)

米国初のエボラ感染者移送に広がる危機感

昨日、アトランタのトビンス空軍予備役基地から、米国初のエボラ出血熱に感染した患者を病院に移送している救急車を何台かの警察パトロールー車が誘導している様子が放映された。アフリカからの輸送は、米軍と連邦政府の疾病対策予防センター(CDC)との連携で実施された。アフリカで感染した米国人2名が米国の病院で治療を受けるため、昨日はアフリカから1名が移送され、数日後は別の患者が移送される予定になっている状況を受け、懸念が広がっている。静かな懸念を秘めているだけの平均的な米国人とは異なり、騒ぎ立てている少数派の著名人や一般人もいる。致命的なエボラ感染病はどの程度危険なのか、一般の国民が知っておくべきことは何か? (さらに…)

大統領令行使を提案した下院共和党リーダー達

下院議会は1日の夜半、共和党独自の国境安全対策として6.94億ドルの予算を配分した修正法案に投票し、223対189の票差で通過した。最初の投票に失敗した31日、共和党4人のリーダ達は、投票に失敗した為、オバマ大統領が彼の権限を利用して、国境安全性の問題を解決するべきだと提案する声明文を発表した。30日にはオバマ氏に対する訴訟の投票に成功したばかりだった為、劇的な変化にメディアは驚いている。 オバマ氏は1日の記者会見で、このエピソードを語り、共和党の法案は 「極端で最も実行不可能」なものであると指摘し、米国が現在直面している人道的危機に関連する幾つかの問題で大統領令を利用する可能性があることを暗示した。 (さらに…)

制定可能性ゼロの下院の国境安全法案

昨日までに両院議会は、VA医療法案および米国道路信託基金法の2つの重要な法案を通過した為、久々にオバマ大統領の署名が期待されている。下院は、今日再度彼らの国境安全法案の討議を行い、投票する意志を固めている。共和党の修正版は、不法移民に反対するティーパーティ議員の圧力を充分意識した後にまとめられたものである。今日中に下院で可決したとしても、明らかに民主党でコントロールされている上院議会およびオバマ氏が受け入れる内容ではなさそうだ。 (さらに…)

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。