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日常の生活でも不快な乾燥が感じられる最近、記録的な最悪の干ばつが続いているカリフォルニア州では各地で山火事が発生している。現在、カリフォルニアの首都サクラメントの東部にあるシエラネバダの森林地帯で歴史的に大規模な山火事が発生していて、まだほとんど消火活動は進んでいない為1,500以上の所帯が避難している。異常乾燥が続いている今年は、ほぼ毎日何処かで山火事が発生し、その頻度は記録的である。現在でも複数の場所で大勢の消防員が葛藤を続けている。

週末に燃え始めた山火事は約7,600万平方メートルを燃やし、僅か5%を消火しただけである。北カリフォルニアの多くの地域では先週から100F度(38C)前後の高温が続いている。高熱に加えて、同州の山間部は特に強風があったことなどが火事を悪化させ、数千の所帯は避難していると言われている。17日のAPによると、東サクラメントから約60マイル(96Km)の位置にあるポロック.パインズ町の近辺で発生している火災現場では前日から約1,000人が増員され、現在2,500人以上の消防士が消火活動に従事している。約500の家は燃焼の危機に晒されている。現在、他の場所でも山火事は地元の地域社会に脅威を与えている。ヨセミテ国立公園の南部にあるオークハーストでは128万平方メートルを燃やした山火事は37の家を含めて71の建物を破壊し、60%が消火された。600人の住民はまだ避難状態である。

ロスアンゼルス.タイムスによると、14日には同州シスキュー郡のウィード町南部で140万平方メートルが燃え始めた。炎は毎時40マイルの風と乾燥した状態で加速した。カリフォルニアとオレゴンの国境南部から約50マイル(80Km)のシスキュー郡では「信じられないような強風」で住宅地の方向に燃え始め、ウィード、キャリック、シャスタ湖の地域で約1,500から2,000人の住民が緊急避難していて、17日も高速道路No.5と No.97は閉鎖されている。

USAToday によると、キング.ファイアと呼ばれるポロック.パインズ町で土曜日に燃え始めた火事は、高温と秋風の条件下で急速に拡大し、17日もまだ改善が期待できる状況ではない。この山火事は、東、北、西方面に拡大する可能性があると消防隊員は報告している。直接的な火事の原因は不明であるが現在調査中である。火災からの煙で空気が汚染しているため、昨日ネバダ州リノに近い幾つかの学校はスポーツのイベントをキャンセルした。奇麗な湖で有名なレイク.タホー市のトラッキーでは灰の雨が降っている事が報告されている。キング.ファイアはカリフォルニア州で今年平均以上の頻度で発生している山火事で最大規模に分類されている12の火災の一つである。

カリフォルニア州では今年歴史的な頻度の山火事が発生し、1月から現在に至まで4,000回以上の山火事がカリフォルニアを燃やしているとAPは報告している。これは毎日10回以上何処かで山火事が発生していることになる。同州のデーターは、ほとんど毎日複数の山火事が発生していることを記録している。慢性的な干ばつ、水不足、異常乾燥の影響で火災が発生しやすくなっている最悪の環境問題に直面しているカリフォルニアは、短期的な状況改善を期待出来ないばかりか、将来この状況は悪化すると予測する専門家もいる。

 

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