アメリカの最新課題 Contemporary American Issues © 2017 Yuko’s Blog. All Rights Reserved.  

カンザス州は上院議席紛争が問題になっているが、同州の最高裁は18日、共和党の州国務長官クリス.コバッチに選挙戦から離脱した民主党候補者チャド.テイラーの氏名を11月の投票用紙から削除するよう命令した。この裁判所命令は民主党に有利だと言われているが、カンザス州の上院議席競争を著しく対照的な二人の候補者に絞る結果となった。幾分飽きられた長い経歴を持つ政治家と、ほとんど経験がないフレッシュな政治思想を持つ若手候補者が競う注目に値する選挙戦になる。

コバッチは、同州の法律に従って選挙キャンペーン辞退の理由を明白にしていない為、テイラーは離脱の資格はないと主張し、投票用紙からテイラーの名前を削除できないと宣言した。その後、テイラーは同州の最高裁にコバッチを告訴した。コバッチの主張に反し、同州の最高裁は、法律に適合した全ての必要条件を満たした事務処理を完了しているため、テイラーの氏名を投票用紙から抹消するよう命令した。裁判所の判定によると、「テイラーの申し分のない9月3日の手紙の内容は、法律の離脱要項に従い、タイムリーに完了している」と述べ、テイラーは同州の法律に従っていることを明白にした。しかし、コバッチはこの判定後、競争から離脱するテイラーに代わって、別の候補者を指名するよう民主党に要求したと言われている。

この裁判所の判定は、共和党にとって選挙に多大な影響があると言われている。共和党が上院で多数派になるためには6議席増やす必要があるが、カンザス州出身のベテラン現役である共和党上院議員パット.ロバーツは、地元で支持を失っている為、無党派のグレッグ.オーマンに票を奪われる可能性がある。19日のワシントン.ポストによると、フォックス.ニュースの世論調査では、選挙キャンペーンからすでに離脱したテイラーもまだ9%の支持率があり、ロバーツはオーマンに2%リドーし、現在40%対38%である。しかし、テイラーの名前が除去された場合、ロバーツとオーマンの支持率は42%対48%でオーマンが6%ポイント有利になると予測している。カンザス州の共和党は投票用紙にテイラーの名前を残すと主張し、裁判所の判定後は別の候補者を指名するよう要請した。民主党もこの圧力に抵抗した一連の上院議席争いの動きは、共和党または民主党のいずれかに加わる可能性がある無所属として立候補しているオーマンが決定的な鍵を握っていることが主な理由であると言われている。

カンザス州最高裁の判定により、同州の上院議席競争では、テイラーの名前が正式に除去されることになる。その結果、古参共和党現役のパット.ロバーツと無所属新人のグレッグ.オーマンの対照的な対抗になる。オーマンは自分をアピールするウエッブサイトに「議会の政治家は、我々が直面している実際の問題を解決することより、政治的権力を保護することばかり心配している。政府をもっと効果的に運営することから、学費に無理のない大学教育から雇用を創出すること及び将来の経済に至まで、我々はどの政党よりカンザスを優先する上院を必要としています」と述べている。また、共和党および民主党を観察してきたが、「いずれの党も私たちにとって最善ではないことは明らかである」と述べ、無所属として立候補する理由を伝えている。 従って、カンザス州の有権者が無所属としてのオーマンに新鮮な期待を寄せている場合、テイラーが離脱した事が民主党に有利であるとの大多数の考え方は、別の側面から必ずしも的確ではないかもしれない。

 

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。