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今日のグルーバル的脅威はエボラ、イスラム国(ISISまたはISIL) 、気候変動の3つであると言われているが、24日ニューヨークで開催された国連総会で、オバマ大統領は、貧困、気候変動、エボラ、ISILによるテロリズムは「世界ではびこっている不安」であるとし、国際社会が連携して対処する必要性を訴えた。特に、反テロリズムの戦いに関しては、国際社会が交渉のテーブルに着く時であると述べ、広範な国の参加を呼びかけた。オバマ氏のスピーチは、「21世紀に直面している共通の問題」に対処するため、「相互利益と相互尊重の精神」でグルーバル的な協力が必要であることを強調し、「暴力的な過激主義の癌」を根絶するため、国際社会が団結することに焦点を当てた。

最初に、世界の「数億の人々は貧困の刑務所から解放」され、最悪の金融危機後、世界経済は引き続き強い回復を示していると述べた。また、アメリカ人の経済を活性化し、病気の人を世話する自国の責任は自国で負うとし、すべての子供たちの機会と尊厳の生活の確率を明確にすることで「米国は2030年までに極度の貧困を根絶する議題の開発に取り組んでいます」と述べた。また、気候変動について、米国は二酸化炭素排出量の「野心的な削減を進めており、クリーン.エネルギーへの投資を増加しています」と述べ、米国の削減責任は自国で果たすと同時に、発展途上国が削減できるよう援助するが、「気候変動との闘いに成功する唯一の方法は全ての主要大国がこの取り組みに参加した時」であり、私たちの子供や孫のために地球を守ることができると述べた。

また、「エボラの発生は西アフリカの公衆衛生システムを圧倒し、国境を越えて急速に移動する」ことが脅威になっているとし、世界が直面して問題のひとつであると述べた。アメリカは 「エボラの発生を包囲するため、また新しい治療法を開発するため、米軍の援助により、米国の医師や科学者を派遣しているが、我々は数十万人が死亡し、恐ろしい苦しみに直面し、経済を不安定にし、国境を越えて急速に拡大するエボラの撲滅に広範な努力を必要としています」と語った。これは遠隔地の問題として見るのは、そうでない日がくるまで簡単であるとし、今回の流行病と戦うため、また、「長期的な世界的健康安全保障」を強化するため、他の国が米国の努力に参加することを要請し続けると語った。

最初に、大きな国も小さな国も我々は全て、私たちの責任を満たし「国際的な規範」を実施しなくてはならないと述べた。また、未来に目を向けた時のひとつの問題は「イスラム世界の多くの部分を荒廃している暴力的な過激主義の癌である」と述べた。世界の偉大な宗教の一つは、邪道に陥ったテロリストの致命的なイデオロギーに直面していると述べた。それは、技術のアクセスで小グループが大きな有害をもたらすことが可能であり、支持者と異教徒間で世界を分裂する悪夢のようなビジョンを抱き、狂信と憎しみを基盤に、可能な限り多くの罪のない民間人を殺害し、地域社会内で人を威嚇するため最も残忍な方法を採用している。米国は、アルカイダとその関連グループに対する集中的なキャンペーンを繰り広げてきたが、平和を教えているイスラム教徒と戦争はしないことを明確にし、数百万の米国のイスラム教徒は、米国社会の一部であることを強調し、「文明の衝突」を拒否すると語った。しかし、宗教的に動機づけられた狂信者がもたらす危険性と、彼らの動員の増加に対処するためのステップを取らなくてはならないと力説した。また、過激主義に対するこのキャンペーンは「狭いセキュリティの課題を超えている」とし、米国は主なアルカイダを弱体化し、アフガニスタン政府の移行を支援していると述べた。しかし、過激なイデオロギーは、特に四分の一若者に仕事がなく、食べ物や水が乏しく、腐敗が蔓延し、宗派間紛争を封じ込めることが一層困難になっている中東や北アフリカなどの他の場所に移動したと述べた。

従って、「国際社会として、私たちは以下4つの領域に焦点を当て、この課題を満たす必要があります」とし、まず、ISILテロリスト集団を「弱体化し最終的に破壊」しなくてはならないと述べた。その努力において、米国は軍隊を派遣しないことを強調し(1)地域社会を取り戻すために戦っているイラク人とシリア人を支持する。(2) ISILを後退させるため、空爆のキャンペーンに軍事力を行使する。(3)地面でテロリストと戦っている勢力を訓練し装備する。(4)テロリストの資金を遮断し、地域の内外にテロリスト戦士が流れることを阻止する。オバマ氏は、「既に、40カ国以上の国がこの連合に参加することを申し出ています。今日は、この取り組みに参加することを世界に要請します」と述べた。

二つ目は、世界にとって明示的、強制的、及び一貫してアルカイダとISILのイデオロギーを拒絶する時であるとし、「宗教は嫌悪、戦争、あるいは紛争の原因であってはなりません」と述べた。また、すべての宗教はある時点で過激派に攻撃されているが、全ての信仰はお互いに尊厳し、異なる宗教の人々が地域社会で統合する必要があると述べた。次に、「紛争のサイクルに対応する必要」があり、 特に宗派紛争はテロリストが食い物にする条件になると述べた。また、宗教間の戦争は新しいものではないが、「今日、人間の不幸の源となっているイスラム教徒のコミュニティ内に暴力がある」と指摘した。また、「中東全体でスンニ派とシーア派間の戦争とテロ·キャンペーンによってもたらされた破壊を認める時である」とし、「政治的、市民的、宗教的指導者たちは宗派間の争いを拒否する時である」と述べた。

これは誰にも勝利はない戦いである事を明確にする必要があるとし、残忍なシリアの内戦は、既に約20万人を殺し、数百万人を避難させる結果になったと語った。また、「イラクは奈落の底に突入するほど危険に近づいている」とし、この紛争はこの暴力を必然的に伝送するテロリストが人員拡大する肥沃な大地を作ったが、この潮は逆転することができると述べた。イラクでの包括的な新たな政府が台頭している事、レバノンは戦争を挑発しようとする人たちを拒否していることを挙げ、「シリア内戦への唯一の永続的解決策は、民族や信条に関係なくシリア国民の正当な願望に対応する包括的な政治的移行である」と主張。批判者が何を言おうと、これ以外に解決方法は無いため、「主要国は、お互いに正直および平和的にテーブルに着き、直接お互いの違いに対処するため広範な交渉をする時である」と述べた。

スピーチの後半で、アメリカは尊敬と建設的なパートナーとなることを約束し、テロリストに安全な避難所を与えることはないと語った。また、占領的な行動は取らないが、反テロ対策協力の主導的立場を構築しながら、安全保障への脅威に対して行動を取り、過激思想に対抗する人たちを援助するための努力を増加させ、宗派間の紛争を解決していく事を目指すと語った。また、起業家精神、市民社会、教育、青少年を支持するため、米国のプログラムを拡大していくこれらの投資が「最終的に暴力への最適な解毒剤」になると語った。また、女性と若い世代の人達の成功が国の重要な平和と繁栄の鍵であることを強調した。女性がその国の政治と経済に完全に参加している社会は成功しているとし、若い世代にとって教育、創造性、起業家精神を育む土壌が重要であることを指摘した。最後に「私たちは、誇りある自由の遺産相続人であり、私たちは、これからの世代のためにその遺産を確保するため、必要な事を実施する準備をしています。私は、あなたが、今日と明日の子供達のために、この共通の任務に参加頂だきますようお願い致します」とスピーチを閉じた。

 

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