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10月, 2014 のアーカイブ

科学者はエボラの深い謎の解明に熱中

数年前から、科学者の間でエボラは謎として熱心な研究の対象になっている。なぜなら、エボラで死亡する人も入れば、短期的に回復する人もいて、症状は重症から軽症に至まで様々な違いがあるからである。WHOが29日に公表した資料によると、エボラ被災地の西アフリカでは10月27日の時点で4,920人の死亡が報告されているが、エボラ感染の可能性があると報告されているケースは 13,703人である。最悪の被災地でさえ全員死亡しているわけでない為、科学者は誰が影響を受けるのか、遺伝に関連性があるのか、免疫システムとウイルスの関連性など、様々な角度から研究に取り組んでいる。そのような研究は、エボラ出血熱は必ずしも致命的な病気とは言えないことを示唆している。 (さらに…)

ハリケーンから2年後:再び注目のクリスティ

今年10月はハリケーン.サンディの発生からちょうど2年目を迎える。最も壊滅的な被害を受けたニューヨーク(NY)とニュージャー(NJ)州の幾つかの場所では復興努力が進んだが、個人の住宅も含めて、まだ未完成の部分も多いと言われている。NJ州の大半の市民は同州政府の復興努力に満足していない。これに加えて、NJで29日に開催されたサンディの二周年記念の集会で同州知事のクリス.クリスティは、市民に対して傲慢さを感じさせる発言をした為、再度メディアがこの瞬間を捉えている。 (さらに…)

ジョージア州の投票登録申請書の未処理は意図的?

各地で早期投票が実施されているが、ジョージア州では40,000人の投票登録申請書がまだ未処理の状態であり、投票を希望している有権者の投票参加が危機に直面している。公民権グループは、ジョージア州の共和党長官が受理した申請書の事務手続きを意図的に放棄したとの疑いを抱き州の裁判所に告訴した。しかし、裁判所は聴聞を行った後、訴訟側の請願を却下する決定を下した。同州では1960年代の公民権運動の時代と変わらない紛争が起きている。 (さらに…)

2014年中間選挙は共和党に勢力ムード?

中間選挙投票日のちょうど一週間前の今日、共和党が上院多数派になるとの予測とそのムードが濃厚になっている。特に、激戦州となっている10州の候補者支持率に関する最新の世論調査結果は11月4日の投票状況を推測する最後のヒントになる。この調査結果は10州中6州で既に共和党が勝利する可能性を示唆しているが、選挙の結果がほぼ世論調査通りであれば、共和党は上院で多数派の地位を獲得し、議席に余裕がある下院議会でも共和党が現状を維持することはほぼ確実である。共和党リーダーは現在、両院で多数派になる確信を先月より更に深めている。 (さらに…)

日米ホームレス比較:NYCと東京

ホームレスはほぼ世界の何処にでも見られるグローバル的な問題であり、国連は世界人口の推定1億人はホームレスであると驚異的な数値を報告している。ホームレス問題で注目されている世界の都市の中でも、日本は総体的にホームレスが著しく減少し、東京は2014年に激減した事で知られている。ニューヨーク市( NYC)は全米で最も質の高いホームレス政策を掲げていることで知られ、ユニークな努力が見られる。日本はホームレスの高齢化が減少の要因であるが、米国は子供のホームレスが多いことが特徴である。 (さらに…)

2014年中間選挙の記録的な激戦の間接的要因

今年の中間選挙は、特に上院議席競争で激戦になることが予測されている。両党が記録的に高い選挙資金を流入している事に加えて、両党に対する有権者の複雑な真理を反映する世論では、国民の大半はほとんどの議員の再選を望んでいないことが判明した。間近に迫った今年の中間選挙での記録的な選挙資金と顕著な国民の意識変化は、特に上院議席競争が激戦になる間接的要因である。 (さらに…)

NY市初のエボラ感染者:懸念と素早い展開

ギニアでエボラ患者の治療に従事していた国境なき医師団の一人である米国人はエボラに感染したことが判明し、現在ニューヨークの病院で治療を受けている。初のエボラ感染者に直面したNY市では知事、市長、医療関係者による記者会見が行われ慎重な対応が開始された。初のNY市民が西アフリカで感染したことを受けて、国境なき医師団の状況も含む幾つかの懸念が提起されている。NYとニュージャージー州は、エボラ被災地で感染者と接触があった帰国者を自動的に隔離すると発表した。一方、先日死亡したリベリア系アメリカ人のトーマス.ダンカンを治療し感染した二人の看護婦は、予想外に早くエボラ.フリーになったことが判明した。 (さらに…)

ISISに魅了する西洋の女性達

イスラム過激派グループのイスラム国(ISIS又は ISIL)はソーシャル.メディアを通して西洋の若い女性をリクルートし始めた。先週末、コロラド州の高校生3人はシリアに向かう途中でFBIに傍受され自宅に送り返された。ロンドンでも今週25歳の女性がシリアへの旅行を阻止された。ソーシャル.メディアはイスラム過激派およびテロリストの人員募集に著しい役割を果たしていることが注目されている。ISISはどのような戦略で西洋の女性をターゲットにしているのか? なぜ、西洋の若い女性達はテロリストのISISに魅了するのか? (さらに…)

エボラは米国で蔓延しない事を示唆する幾つかの進展

エボラ被災国と米国間の旅行を禁止することを要求している共和党議員はまだ存在するが、オバマ政権および国際保健機関はその提案に反対している為、禁止には至らない。しかし、疾病対策予防センター(CDC)のディレクターであるトーマス.フリーデン医師は22日、エボラ被災国3カ国から米国に入国する旅行者は全員モニターの対象になると発表した。米国での滞在先を限定する新たな規則を含む厳しい安全基準は来週月曜日から実施される。新しいガイドラインは、米国地域社会での蔓延を防ぐための最大の対策である。ここ数日、幾つか安堵するニュースが報道されている為、ヒステリックなエボラ恐怖は幾分落ち着いてきたようだ。米国で手に負えなくなるほどエボラが蔓延するとは信じ難い様々な進歩がある。 (さらに…)

早期妥結を目指す日米二国間のTPP交渉

オバマ大統領は環太平洋経済連携協定(TPP)を促進する為、4月に日本を含む幾つかのアジア国を訪問したがほとんど成功していない。日米二カ国間の交渉は最終段階を迎えていると言われているが、20日から日本を訪問している米国商務省のペニー.プリツカー長官は日本がTPP を通して市場を大胆に開放することを求め、米国企業の代表団を伴い引き続き交渉を展開している。過去のTPP交渉では、特に農産物の分野で進まない要因があったが、今回早期妥結に向け努力する双方の意志が確認されている。 (さらに…)

最高裁判定:プライバシーの保護対警察の権威

米国最高裁は20日ロスアンゼルス警察が捜査令状なしにホテル及びモテルの宿泊客情報リストにアクセスする権利を与える決定を下した。最高裁の判定は、控訴裁判所の決定を却下したものであるが、プライバシーの保護より警察の権威を重視した印象を受ける。ロスアンゼルス(LA)市の犯罪捜査に関する法律、この判例の経緯、論争点、及び問題点は何なのか? (さらに…)

上院議席競争の予測は不可能

大半の選挙予測機関は、直前に迫った11月4日の中間選挙で共和党が上院で勝利する可能性が高いと予測しているが、実際には選挙前に正確な予測をすることは不可能である。その理由は(1)上院を維持する為には黒人の投票率が重要である為、黒人が鍵を握るその主な州で民主党の努力がある。(2)接戦が予測される10以上の州はどちらにでも転ぶ可能性がある。(3)特別規定を定めている2州では、中間選挙後に決勝戦が実施される。主にこれらの3つの要因により、11月4日の開票直後も上院での決定的な勝利を予測することは困難になる可能性がある。 (さらに…)

エボラ根絶に挑戦:最大の貢献者は米国

オバマ大統領が9月16日西アフリカに3,000人の軍隊を派遣すると発表した後、その計画は着実に進行している。統合本部指揮センターを設立するため一部の査定チームは発表の2日前に到着している。現在派遣されている兵士はケンタッキー州にあるフォート.キャンベル基地の陸軍第101団であり、米史上最悪のエボラとの戦いは危険性の高い任務であるが、グローバル規模の蔓延を阻止する為、国際的支援活動に奉仕するその意義は幾つかの側面から多大である。国連は早急に資金を集めるため、エボラ緊急対応国連任務(UNMEER)基金を設置し、現在目標の35%以上を達成した。総体的には、国連の要請に対する世界の反応は遅いが、現地での人道的支援活動及び経済的側面から、米国は世界で最大の貢献者である。 (さらに…)

エボラにヒステリックな米国の現状

テレビ.ニュースはほとんどエボラに集中し、米国民の40%は非常に不安を抱いていていると報告されていて、概してエボラにヒステリックになっているようだ。米国で初めての死者となったエボラ感染者のトーマス.ダンカンを世話したテキサス州のダラス.ヘルス. プレスビュテリアン病院の看護婦二人が感染した。最初に感染した看護婦は現在良好な状態であると報告されているが、その二人目の感染者は、症状が表れる前に商用飛行機に搭乗したことが判明した。米国人はこれらの状況に反応している為、下院議会では16日聴聞会を開催している。疾病対策予防センター( CDC)のディレクターであるトーマス.フリーデン医師は、国民に対して毎日状況を報告しているが、今日厳しい尋問を浴びせられている。オバマ大統領は、今日エボラに関する大統領令に署名した。 (さらに…)

米国運輸省が制定された日

1966年10月15日は、米国運輸省(USDOT)が制定された日である。議会が承認し、当時36 代大統領であったリンドンB.ジョンソンがこの日署名した。当時連邦航空局の行政長官であったナジーブ.ハラビの提案によって航空局が運輸省に統括された。その後、運輸省は11の行政部門で構成される巨大な組織になったが、一部は9.11後、新たに創設された国土安全保障省に吸収された。運輸省設立の目的は、当時煩雑化してきた国の輸送及び交通システムを連邦政府が安全で効率的に運営する為である。人類史始まって以来、文明進歩のバロメーターである交通と運輸の手段は常に葛藤の連続であるが、USDOTの創設は歴史的に幾つかの側面で画期的である。 (さらに…)

専門家に注目されているお茶の健康医学的な利点

日本人にスリムな人が多いことや寿命が世界で最も長い一因は、大半の日本人が緑茶を飲むからではないだろうかと思うことがある。健康の代表飲料として数千年の歴史があり、日本で長い間愛飲されている緑茶に含まれるカテキンが発癌性を抑制すると言われている。最近アメリカの臨床栄養学の幾つかの研究は、緑茶、紅茶、ウーロン茶に含まれる天然成分のカテキンとエネルギー消費を増加させるカフェインの両方が体内脂肪の酸化を予防し、脂肪の分解を増加させる作用があることを発見している。 最近報告されている多種のお茶、特に緑茶の健康医学的な利点は想像以上に大きいようだ。 (さらに…)

変化が予測される2014年知事選の状況

2014 Election Map

 

資料:全米知事協会

中間選挙までわずか21日を残すのみになった。現在 50州中29 州は共和党の知事、21州は民主党の知事である。2014年知事選は36州で実施され、今年再選に挑戦している知事は30人である。また、任期切れで再選に無効の知事および再選を望んでいない知事は9名存在する。現在、共和党、民主党および無所属からの候補者が立っている州も含めて、27州の状況が予測可能である。その他の9州については、7州で共和党が有力であり、2州で民主党に有力な知事選である。今年は幾つかの州で共和党知事が敗北する可能性がある。 (さらに…)

エボラ被災国の共通点と政府の腐敗

西アフリカのエボラ蔓延には地域的パターンがあると言われているが、特にその被災国と言われているリベリア、ギニア、シエラ.レオンには歴史、地形、文化的な幾つかの共通点がある。現場の状況を良く知る国際問題の専門家は、これらの国の文化的習慣や最悪な公共衛生システムについて言及し、感染のデーターは過小評価されている可能性があると指摘している。また、世界的に蔓延する可能性を懸念し、それがどのように拡大するのか語っている。国際調査機関は、西アフリカの幾つかのエボラ被災国で賄賂が世界的に高いことを報告している。更に、問題に対処する能力のない政府はエボラ感染を拡大している可能性があり、政府の腐敗と蔓延しているエボラとは何らかの直接的な関連性があることを示唆する報告がある。 (さらに…)

複数州の有権者ID法に対する最高裁決定の意味

総体的に論争的な有権者ID法は特に選挙前の現在、複数の州では下級裁判所で紛争が続発している。最高裁はその法律に何らかの欠陥があった場合、そのような論争的な州の法を拒否する場合もあれば、一部の有権者に不利な投票条件がある法でも一時的に保持する場合もある。ここ数週間で、最高裁が介入した州はウィスコンシン、オハイヨ及びノース.キャロライナ州である。また、テキサス州の連邦判事は、同州の有権者ID法を却下した為、選挙前の混沌状況になる可能性がある。最高裁のこの3州での決定は何を意味しているのか? (さらに…)

政府機関による有権者ID法の影響調査

今年上半期までには30以上の州が有権者ID法を定めているが、8日に米政府調査機関(GAO)は2008年以前の投票参加率に焦点をあてた他の10の研究も含めて、2008年から2012年の総選挙で有権者ID法が及ぼす影響を調査した結果を発表した。この法律が厳しい州では、特定の人口層の投票参加率が減少したことが判明した。 (さらに…)

急増するエボラの不安:米国一部の空港で集団検診を開始

9月30日に米国で最初に発見されたエボラ感染患者のトーマス.ダンカン氏は死亡し、感染した可能性がある二人目の患者が発見された。また、ダラスでは現在48人が観察下に置かれている。スペインでは、最初に感染者が発見された後、複数の人も感染している可能性があり、グローバル的な流行病になることを恐れている人達が増えている。現在、致命的な死に至るエボラの恐怖は益々広がっている為、空港でのスクリーニング(集団検診)が提案されていた。オバマ政権の保健当局者は、昨日旅行者のスクリーニング開始を約束し、今日ホワイトハウスは、複数の大きな空港がスクリーニングを開始すると発表した。 (さらに…)

在住するには米国のどの州がベスト?

ニューハンプシャー

7日のワシントン.ポストは、経済協力開発機構(OECD)の調査に基づいて、犯罪面での安全性、住宅の入手度、収入、インターネットのアクセス、健康、雇用機会、清浄な環境、教育水準、政治的市民参加など9つの基準評価に基づいて、ワシントンD.Cおよび米国50州を分析し、米国に在住するにはどの州がベストであるかを紹介した。その全ての州の総合的な採点評価のリストも含めて、所得、雇用、健康、安全性、環境、住宅、教育の各分野での評価基準に基づくベスト10州に注目した。 (さらに…)

同性結婚紛争の終焉を迎えた米国

米国最高裁の判事達は7月以来の休暇を終え、先週から法廷に戻った。6日、最高裁は同性結婚を禁止している州の法律を却下している地元裁判所の決定に挑戦しないことを明白にした。また、同性結婚の合法性を支持しながらも、その判定を保留している州の控訴裁判所にも肯定的な影響を及ぼすため、米国は圧倒的に大多数の州と地域が同性結婚を合法化し、結婚許可書を発行する動きになる。 1980年代後半から同性結婚の支持は上がり、この傾向は毎年上昇している為、同性結婚を否定する州は少数派として、いずれ時勢の波に押されることが予測される状況になった。 (さらに…)

中間選挙で民主党に幾分良好な状況変化

最近の経済向上に関して、国民が中間選挙でオバマ大統領をどのように評価するか不明であるが、支持率は幾分改善している。また、中間選挙での投票者は毎回減少するという慣例に反して、今年は例年より投票登録が増えていることが判明した。中間選挙結果に関する複数の専門家の予測は前回とほとんど変化はないが、幾つかの州で、上院議席競争は民主党にとって幾分良好な変化があるようだ。 (さらに…)

米国人エボラ感染者の状況が示唆している事

アショカ.ムクポー

リベリアで取材していたNBCのカメラマンは、当地で昨日気分が悪くなり、エボラに感染していることが12時間後に判明した。エボラの蔓延地で感染したアメリカ人は彼を含めて5人目である。米国内で感染者である事が確認された人物はトーマス.ダンカンだけであるが、彼もリベリアで感染した可能性がある為、この6人は全員エボラ被災地の西アフリカで感染したことになる。今後、エボラ被災地に滞在する米国人は増えるが、NBCのジャーナリストが伝えている事も含めて、米国人エボラ感染者のこれまでの状況を観察すると、示唆していることが幾つかある。 (さらに…)

米国でエボラが蔓延する可能性は?

米国内で始めてエボラ感染患者が発見された。テキサス州ダラスに在住するリベリア系アメリカ人男性は、9月26日テキサス州ダラスの病院で診察を受け、エボラの症候があると判定された。本人はリベリアに旅行したと報告したにも関わらず病院は彼を帰宅させたという。その後、子供も含めて約100人がこの患者に接触した可能性がある。特にテキサス州では懸念が広がっているが、現在拡大を防ぐ努力として接触者のモニターが行われている。西アフリカと米国間の飛行を中止するべきかとの疑問提起もあり、米国でエボラが流行する可能性が懸念されている。 (さらに…)

使い捨てプラスチック.バッグ廃棄の現状

カリフォルニア州のジェリー.ブラウン知事は、全米で最も早かった幾つかの州に次いで、スーパーマーケットで提供しているプラスチック.バッグを廃棄するSB270法案に署名した。来年7月1日から施行されるこの法律は画期的であり、環境保護に非常に重要であるが、これに対する挑戦の動きもある。罰金を科す最も厳しい法律を制定している州から、亀の生息地域のみ使い捨てバッグの使用を禁じる州に至まで、プラスチック.バッグの廃止傾向は高まっている。 (さらに…)

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