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11月, 2014 のアーカイブ

大統領に対する訴訟の近代史が示唆する事

下院議長ジョン.ベイナーは数回オバマ大統領を告訴すると宣言した。事実、オバマ氏署名のアフォーダブル.ケア.アクト(ACA)の延期を理由に21日オバマ政権を提訴した。近年の大統領で、議会に告訴された人物は少なくとも5人存在する。ジミー.カーター、ロナルド.レーガン、ジョージ. ハーバート.W.ブッシュ、ビル.クリントン、ジョージ.W.ブッシュは事実上告訴に直面した。ほとんど下院議会に提訴された判例の結末は全て同じようなパターンであり、議会が大統領を提訴して成功した例はない。大統領に対する訴訟の近代史が示唆している事は何か? (さらに…)

ブラック.フライデーのボイコット

ブラック.フライデーのバーゲンセールは、場所によって異なるが、感謝祭27日の午前中に開店したストアも多い。27日の夕方から一晩中営業したデパートや店舗もあり、28日の全国各地のショッピング.モールは大混雑である。長い列を待つか又はオンラインでのショッピングを余儀なくされている状態である。しかし、今年は単なるショッピング客の混雑だけでなく、ミズリー州ファーガソンの事件で異常なプロセスを踏まえた大陪審の24日の決定に異議を唱える抗議活動家らが、多数の都市でブラック.フライデー.ショッピングのボイコットを訴え、今日も各地でその抗議が続いている。 (さらに…)

大勝利の移民法大統領令:専門家の見解

オバマ大統領が20日夜公表した移民法の大統領令は、厳密な法的観点から不法であるか否かを充分検討した上で公表されたものである。結果的に数百万人に国外追放を免除し、法的滞在資格を与えた歴史的な移民法改革の一歩は、100人以上の法律家がその合法性を認識し、著名な経済学者はその人間的な対処を称賛した。しかし、ヒスパニック地域社会に勝利をもたらす礎を作った背景には移民による並々ならぬ努力と戦いがあり、ヒスパニックの影響力が強化していることも要因である。 (さらに…)

感謝祭の休日旅行は悪天候で苦戦に直面

27日のサンクスギビング(感謝祭)の休日旅行は25日および26日が移動のピークである。生憎、米国多数の地域は冬型の嵐の到来で氷雨や降雪による悪天候に見舞われている。数百万人の交通に影響が出ていて、多数の航空便が遅れている事に加えてキャンセルされている。この状況は夕方までに悪化する可能性がある。 (さらに…)

テキスト.ネックの人はご用心  

ニューヨークの脊椎&リハビリテーションの専門家は、メールやテキスト機能を利用することも含めて、携帯電話を見下ろす時の姿勢と頸椎に与える圧力の関連性に関する研究結果を発表した。大多数の人口層はスマートフォンを毎日数時間使用していることが判明しているが、首や背骨にかける負担は想像以上である。今日、地球上で携帯電話を使用している人口は億単位であるが、ほとんどの人は基本的に健康上に問題のある姿勢で利用していると指摘している。 (さらに…)

ハイテク業界は大統領令の限界を認識

移民法の大統領令に多大な期待を寄せていたのは、合法的書類のない移民(不法移民)だけではない。ビジネス、特にハイテク業界はほとんど外国の技術者に依存している為、移民改正法の必要性を強く要望している。大統領令は、高度熟練技術者のビザをどの程度増大する計画があるのか具体的に示していないが、ホワイトハウスは大統領令発表後に資料を公表した。しかし、その数値は予測に反してかなり低い為、シリコンバレーは失望を表明している。明らかに議会が移民改正法を実施する必要があることを認識する機会を与えている。 (さらに…)

下院共和党の執拗なオバマ政権に対する告訴

オバマ大統領が移民法の大統領令を発表する前、共和党は政府閉鎖すると脅していたが、一部共和党の批判は続いているものの、政府閉鎖には至らず、ほとんどの議員は感謝祭休日の為議会を去った。しかし、下院共和党はオバマ氏が移民法の大統領令を発表した翌日の21日、オバマ政権を事実上告訴した。アフォーダブル.ケア.アクト(ACA)またはオバマケアは50人以上の従業員を抱える雇用主に対して、少なくとも週に30時間就労している従業員に医療保険を提供することを要求しているが、オバマ政権は、これらの企業の加入義務を延期し、議会の融資なしに保険会社に支払いをしている為非合法であると主張している。 (さらに…)

大統領令:オバマ大統領の歴史的移民法声明

東部時間20日午後8時から開催された、移民法の大領領令に関する声明は、党利党派の共和党に対する挑戦と強い決意を秘めた著しく迫力のあるスピーチであった。オバマ大統領は、勤労、家族の団結、子供の成功を強調し、常識的で中道的なアプローチによる一時的な移民改正の行政案を公表した。崩壊した移民法を改良する大統領の権威に異論のあるものは、移民法を通過するべきであると迫った。昨年6月に上院で通過した超党派の移民改正法案に投票さえしなかった下院共和党に対する秘めた不満を吐露し、アムネスティの真の意味を論じた。 (さらに…)

大統領として合法的な権威を駆使すると宣言

オバマ大統領は今夜東部時間8時から移民法に関する大統領令を公表する。一部の共和党議員は支持しているが、多数の共和党の強い反対を押し切っての行使である為、批判が高まっている。事実に反して、違憲であり違法だと主張するリーダーもいる。もし違憲なら、なぜオバマ氏は今年だけで20回以上の大統領令を発令することが可能だったのか、なぜ違法なのかを彼らは説明できない。そのような批判はお決まりのポーズに過ぎないからだ。オバマ氏は、大統領として合法的な権威を駆使すると宣言した。 (さらに…)

パイプライン建設は大統領の意向次第

下院および上院はキーストーン.パイプライン建設の認可に関する投票を行った。下院では通過したが、上院では通過しなかった。従って、両院で多数派になった来年の新議会で再度投票した場合、両院で通過する可能性は多大である。キーストーンの運命は、最終的な決定権を持つオバマ大統領がその鍵を握っているため、オバマ氏の意向について幾つかの憶測もある。新たなパイプライン拡大建設の問題は複雑化している現状で、短期的な経済的利点と長期的な気候変動の悪影響のどちらを重視するべきかどうかはオバマ氏の判断次第である。 (さらに…)

共和党には政府閉鎖の強い動機あり

オバマ大統領は移民法に関する大統領令を早くて今週末までに発表する可能性があると言われているが、上院の民主党は彼らが超党派の移民改正法に取り組む時間を与えてくれるよう要請し始めている。オバマ氏の意志が硬いことに反応している一部の共和党は、これに対抗する手段として政府閉鎖を公然と表明し、その強い団結力を固めている。11月4日の中間選挙で再選し、多数派リーダーとして選定された上院少数派(次期多数派)リーダーのミッチ.マコーネルは、政府閉鎖はあり得ないと表明したが、この移民問題と政府閉鎖の衝突で、彼はその公約どおりのリーダーシップを発揮することができるかどうか試される可能性がある。政府閉鎖を強固な手段として繰り返すことに躊躇しない共和党には幾つかの理由がある。 (さらに…)

米国は予期せぬ日本の景気後退に動揺

世界第三位の経済を誇る日本は 4月から値上がりした消費税が要因で日本経済を押し下げ、不景気に陥った可能性があるため、世界経済に及ぼす影響が懸念されている。株の下落、ドルに対する円安、生活費の高騰、貿易の影響などが数値に顕われている為、予期せぬ景気後退の状況を描写する報告が目立っている。17日、複数の経済専門家は今後の展望も含めて日本の顕著な問題を指摘した。 (さらに…)

オバマケアの運命は最高裁の判定次第

アフォーダブル.ケア.アクト(AVA)または通称オバマケアの連邦政府の取引市場(HealthCare.gov)は、15日から2年目の加入申し込みの受付を再開した。機能的に問題はなく、昨年に比較すると著しい改善が報告されている。しかし、オバマケアは来年6月、この法律が現状のまま生存するか、または撤廃を主張する一部の共和党が望む通り、それに等しい状況に追い込まれるような死活問題に直面する。その運命の鍵を握るのは米国最高裁である。最悪の判決に直面した場合、死のスパイラルのシナリオが懸念されている。 (さらに…)

移民法の大統領令計画:予測される強烈な紛争

13日上院および下院の両党は、来年から公式にスタートする新議会のリーダーを決定する投票を実施した。両院の多数派および少数派のリーダーは予測通りであった。新議会が始まる前に幾つかの議会の動きがあるが、その中で重要な事は政府の運営に必要な予算の継続法案である。オバマ大統領は13日ミャンマーを訪問し、14日は当地の記者会見で年末までに移民法の大統領令を行使する意図を暗示した。数日前から多くのメディアは、共和党の警告に反してオバマ氏が移民法の行政行動を遂行する計画があることを報道している為、多数の共和党議員は狼狽し、選挙後早速、政府閉鎖の脅威を暗示した。議会の支配力を強化した共和党リーダーは移民改正法で大統領令を公約した場合、オバマ氏と戦うと宣言した。 (さらに…)

温室効果ガス削減の努力に反する皮肉な展開

世界は二酸化炭素削減に努力する風潮があるが、昨日米中が温室効果ガスの削減に歴史的な合意に達した後24時間も経過しないうちに、この動きに反する皮肉な事態が起きている。目先の事しか考えない一部議員の性急な行動により、両院議会はキーストーン.パイプラインの認可の是非を決定する投票を近日中に実施する事に同意した。オバマ政権は、パイプラインの建設をまだ延期している状態であり、論争的である。専門家は国務省のキーストーンからの二酸化炭素排出量の推定は過小評価であると指摘し、パイプライン建設後の排出量を具体的に推定し、賢い選択肢があることを提案しているが、議会の動きは皮肉な展開になりそうである。 (さらに…)

温室効果ガス削減の画期的な米中合意

オバマ大統領はアジア太平洋経済協力(APEC)および東アジア.サミット(EAS)に出席しているが、12日、環境と大気汚染で悪名高き中国と温室効果ガス削減の合意に達した。世界40%以上の大気汚染の責任国である米国と中国は、新たな目標を公表したことで、科学者が指摘している気候変動の要因である温室効果ガスを削減することを世界に誓約し「歴史的一歩」を踏まえた。大気汚染に起因する病気で年間100万以上の早死が報告されている中国は遂に重い腰を上げた。今日の画期的な合意は、半年以上中国と交渉を続けてきたオバマ政権の努力の成果であるが、幾つかの点で非常に重要である。 (さらに…)

全米の各地で看護婦のストライキ決行

北カリフォルニアでのストライキ

11 日午前中、ニューヨーク(NY)市は、米国最後のエボラ感染者であるクレッグ.スペンサー医師がエボラ.フリーになったと公表した。市長のビル.デ.ブラジオは、病院関係者、彼の妻、およびスペンサーと並んで喜びの声明を発表し、NY市はエボラ.フリーになったと宣言した。米国は今日の時点で、実質的にエボラ.フリー国になったが、医療関係者の間で医療機関の安全対策を求める声が拡大している。全米15以上の州で医療関係者のストライキが今日から開始される。カリフォルニア州の看護婦や看護師は今日から2日間、エボラから彼らと地域社会を保護する準備が不足していることを訴えるストライキを決行している。 (さらに…)

極右派の挑戦に直面している大統領

議会で共和党が多数派になった為、オバマ大統領の今後2年間は前途困難になることが予期された通り、大統領は早速共和党、特に極右派ティーパーティ議員の妨害に直面している。テキサス出身の上院ティーパーティ議員テッド.クルーズとその仲間は、移民改正法の大統領令に反応し、不法移民に市民権を与える政策を警告し、オバマ政権の司法長官の指名に関して、議会の承認を得るプロセスで、官僚の任命投票に立ち塞がることを暗示した。両院議会の共和党主流派リーダー達は民主党との協力を表明しているが、議会妨害の危機は続くことを示唆する極右派の言動が目立っている。 (さらに…)

共和党革命の歴史は繰り返されるのか?

1994年11月 8 日は、中間選挙で40年ぶりに初めて共和党が下院で多数派となり、上院でも過半数の議席を獲得し劇的な勝利を果たした日である。メディアはこの大勝利を共和党革命と呼んだ。1993年1月に42代大統領に就任したビル.クリントン政権下で、当時の下院少数派リーダーであったニュート.ギングリッチはこの勝利に重要な役割を果たした。2014年11月4日の中間選挙は、ちょうど20年前共和党が圧倒的に両院で勝利した中間選挙を回想させる。 (さらに…)

10月の雇用情勢は将来の楽観的な経済観測を示唆

10月の雇用情勢は、有権者の主張に反して数値的には良好である。失業率は2008年以来の低水準で5.8%まで減少し、雇用は214,000拡大した。しかし、労働者の給与の伸び率は停滞ぎみである。70%の有権者は、主に収入が上がらないため経済に不満を抱いていると指摘された。複数の経済学者は、今月の雇用報告は近い将来生産性が伸びた場合、給与上昇の徴候がある事を予測している。総体的には近い将来の楽観的な経済観測を予測している。 (さらに…)

公衆衛生保健のパラノイヤと政治的妨害

医療任務の為、最近アフリカのケニアを旅行したケンタッキー州ルイビルにあるカトリック学校の教師は、住民のエボラに対するパラノイヤ(妄想)に直面し、学校を引退しなくてはならない事態に追い込まれた。この学校で宗教専門の教師であり登録看護婦であったスーザン·シャーマンは引退した整形外科医の夫と東部アフリカのケニアに4回旅行した為、彼女は学校の子供達がエボラに晒されるのではないかとの両親らの強烈な反応に直面した。ケニアから帰国したシャーマン対して、学校当局は彼女に21日間の予防休暇を取り、医師から健康診断書を取得するよう要請した。しかし、彼女は21日間の休暇を取る代わりに退職した。彼女の夫はルイビルの大司教区に書簡を送り「一部の両親と職員は、真実と理性より根拠のない恐怖」に脅えているとの苦情を表明した。また、夫妻はアフリカでの任務についての説明会を開催することを申し出たが、その説明会は隔離期間が終るまで延期された。 (さらに…)

中間選挙結果の要因、教訓、及び今後の動向

共和党は、2014年の中間選挙で記録的な大勝利を得た。5日東部時間 18:00の時点で、上院議席は民主党が45、共和党が52で3議席が未決定である。下院では民主党が180議席、共和党が243議席と増え続けている。知事選で勝利した民主党は17人、共和党は31人である。総体的に共和党が圧倒的に勝利した中間選挙結果には皮肉な側面や教訓も含めて、幾つかの要因がある。機能不全の現状で、今後の議会内の動向やオバマ大統領と議会の関係に何を期待できるのか? (さらに…)

選挙速報:共和党両院で大勝利

4日東部時間午後11半頃には共和党が上院で52議席、下院で240議席を獲得し、全ての開票を終える前に大勝利したことが判明した。今後2年間両院での多数派として共和党が議会をコントロールすることになる。激戦が予測された10州のほとんどで共和党に軍杯が上がった。 (さらに…)

中間選挙の有権者の傾向と投票日の様子

大多数の州で国民投票が行われる今年の中間選挙は、怒りと失望ムードに溢れ、投票に参加する国民の傾向には支持党に一貫性がないタイプ、国の動向に関心を向け政策を中心に判断するタイプ、選挙と個人の問題を密接に捉える3つのタイプがある。今日投票日の午前中、幾つかの州で 投票場での不備が発生し混乱があったようだ。2014年の中間選挙は、共和党が上院を制覇するか、又は民主党が多数派を維持するかを決める為、歴史的に最も重要な選挙であり、記録的に白熱した戦いが展開された。国民は今日、投票という解答を提示することでその戦いに幕を閉じた。 (さらに…)

記録的な激戦で上院競争の鍵を握る候補者達

10 月 20日にシカゴのある投票状で早期投票を行っているオバマ大統領

4日の投票日を明日に控えた今日、共和党が上院を支配する可能性は46%、民主党が現状を維持する可能性は45%であると予測されている。激戦がほぼ確実になる10州の世論調査の平均投票率は、多くの州で幾分共和党がリードしている。しかし最終的にどちらの党が上院で多数派になるかどうかは投票後に即時判明しない可能性が高く、この10州の20名は上院競争の重要な鍵を握っている。また、最後の予測と開票後の結果が逆転することで悪名高い州はコロラドである。明日の投票で4州は最低賃金引き上げの決定をする為、特に激戦州で注目される。下記の%数値は、複数の調査機関による最新の世論調査の平均予測である。 (さらに…)

最も腐敗した議員の一人:マコーネルは訴訟に直面

選挙前になると幾つかの不可解な選挙違反が発生する。ケンタッキー州(KY)では民主党対抗者の同州長官アリソン.グライムズは上院少数派リーダーのミッチ.マコーネルに対して違法的な有権者抑圧の疑いで告訴した。正式に裁判所に提訴された法的問題が選挙前に解決する事はないが、上院競争ではKY が資金および戦略の両側面で最も激しい選挙戦を展開している州である。訴訟に加えて、政治家として30年のキャリアを持つマコーネルの背後には幽霊組織が存在し、腐敗の実態も浮上している。 (さらに…)

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