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10 月 20日にシカゴのある投票状で早期投票を行っているオバマ大統領

4日の投票日を明日に控えた今日、共和党が上院を支配する可能性は46%、民主党が現状を維持する可能性は45%であると予測されている。激戦がほぼ確実になる10州の世論調査の平均投票率は、多くの州で幾分共和党がリードしている。しかし最終的にどちらの党が上院で多数派になるかどうかは投票後に即時判明しない可能性が高く、この10州の20名は上院競争の重要な鍵を握っている。また、最後の予測と開票後の結果が逆転することで悪名高い州はコロラドである。明日の投票で4州は最低賃金引き上げの決定をする為、特に激戦州で注目される。下記の%数値は、複数の調査機関による最新の世論調査の平均予測である。

コロラド州は、80%以上の有権者が不在者投票する為、また無党派層も多い為、予測が最も困難な州である。2010年の中間選挙で、民主党上院議員のマイケル.ベネットは共和党対抗者のケン.バックとかなり接戦であり、ほとんど予測できない状況であった。しかし蓋を開けてみると、ベネットは15,000以上の票差でバックに勝利した。また、2012年の大統領選で、コロラド州は選挙前夜までミット.ロムニーが勝利すると予測されていたが、この州でもオバマ氏が圧勝した。

明日、アラスカ、アーカンソー、サウス.ダコタ、ネブラスカ州の有権者は最低賃金の引き上げについて国民投票を行う。アラスカ州では61% の有権者が最低賃金引き上げを支持し、33% が反対している。アーカンソー州では68%が支持し、 24% が反対している。サウス.ダコタ州では60% が支持し、 28%が反対している。ネブラスカ州の最近のデーターはない為不明であるが、保守派州にも支持される議題は最低賃金であるため、激戦州で最低賃金の国民投票がある州は上院候補者の選択に影響を与える要素がある。

アイオワ州では、共和党のジョニ.アーンストと民主党のブルース.ブレイリィの平均予測は47%対47%である。かなりの接戦が予測されるが、アーンストが勝利すると、同州では女性初の米国上院議員の誕生になる。

アラスカ州の共和党候補者ダン.ソロビンは民主党のマーク.ベゲッチに対して、平均予測は46.0%対45.0%である。ソロビンはブッシュ政権下で国務省の国家安全保障委員会のメンバーであった。一方、ベゲッチは銃保持とエネルギー政策では保守的であると言われているが、政治的に特に目立つ特徴がない。

アーカンソー州の共和党候補者トム.コットンは民主党のマーク.プライヤーに対して、平均予測は48.3%対41.2%である。現役のプライヤーに対して、おとなしいイメージの同州共和党下院議員であるコットンに対する期待が最近高くなっている。 同州は保守派傾向が強くなっている。

カンザス州の共和党候補者パット.ロバーツは無所属のグレッグ.オーマンに対して、平均予測が41.8%対42.5%である。一ヶ月前、楽勝が予測されたオーマンは現在わずか0.7%ポイント先導しているだけである。1966年から上院議員であるロバーツがわずかながらリードしているオーマンに破れた場合、歴史的および劇的な選挙州になる。

ケンタッキー州の共和党候補者ミッチ.マコーネル(右)は民主党のアリソン.グライムズに対して、平均予測は49.0%対41.8%である。マコーネルはグライムズの告訴に直面しているが、保守派州で民主党女性が勝利する可能性は低い。マコーネルが不正の選挙違反通知メールに関与していたとしても、一部の共和党支持者は「たいした事じゃない」と言っている。総体的に、マコーネルが敗北する可能性はかなり低いが、彼が上院多数派のリーダーになる目的を達成することはさほど簡単ではない。上院で議席が完全に割れた場合、その状態を破るのは副大統領のジョー.バイデンである。

コロラド州の共和党候補者コーリー.ガードナーは民主党のマーク.ウダォルに対して、平均予測は45.0%対43.0%であるが、マージン.エラーがある為二人はほぼ接戦である。ガードナーは現役の米国下院議員であり、今年は上院議員の立候補に挑戦している。ウダォルは2009年から米国上院議員である。同州は予測が逆転する記録があるため、最も注目される州の一つである。

ジョージア州の共和党候補者ディビッド.パーデューは民主党のミッチェル.ナンに対して、平均予測は46.8%対43.8%である。いずれも50%以上の票を獲得する可能性はないと予測されている為結果は来年1月まで判定しない。空席を埋める対戦での候補者パーデューは政治家としての経験がないビジネスマンである。ナンは元上院議員サム.ナンの娘で、社会問題の非営利団体のリーダーである。いずれも政治家としての経験はない。

ノース.キャロライナ州の共和党候補者トム.ティリスは民主党のケイ.ヘーガンに対して、平均予測は46.0%対44.0%である。ヘーガンは上院議員6年のキャリアがあるが、ティリスは州の下院議員で議長の経験がある手強い相手である。

ニュハンプシャー州の共和党候補者スコット.ブラウンは民主党のジーン.シャヒーンに対して、平均予測は47.8%対48.7%である。民主党州寄りの同州では、民主党が幾分リードしているが、5%〜6%の有権者は未確定であり、ここでも非常に激戦になりそうである。

ルイジアナ州の共和党候補者ビル.キャシディは民主党現役のメアリー.ランドルーに対して、平均予測は48.8%対44.0%である。ここでは下院共和党議員のキャシディが4.8%ポイント有利である。しかし、数日前まではほぼ同じ支持率であった為、彼が50%の投票率を獲得する可能性は低い。この州でも決勝選に直面する可能性が高い。

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