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6日から始まった第114議会で、多数派となった上院の共和党議席は54および民主党は46議席である。一方、下院議会全体の435議席中、共和党は246の議席を占める。今朝、リーダーの選出を行った下院議会では予測どおり、ジョン.ベイナーが議長として選出された。ホワイトハウスは、キーストーン.パイプラインの法案にはオバマ大統領が署名しないことを明白にした為、拒否権の発動がある事を早速暗示した。

下院議会は議長を選出する投票を行い、予測どおりジョン.ベイナーが三期目の議長として選出された。約30人の共和党議員はベイナーに投票しないことで謀反を表明したが、他216 人はベイナーを支持した為、かろうじて選出された。上院議会では、ミッチ.マコーネルが多数派リーダーとして就任した。運動中の負傷により安静を命じられた少数派リーダーであるハリー.リードの姿は見られなかった。上院のフロアーで挨拶に立ったマコーネルは新人メンバーを歓迎し、仕事を「達成できることに楽観的である」と述べ、「リードは元ボクサーである。彼はタフなので、すぐ戦いに戻る事は承知している。我々は全員、迅速な回復を願っている」と語った。

議会初日から、早速論争的な問題が提起された。特に、キーストーン.パイプライン建設を許可する法案の投票は共和党の最初の目標の一つである。しかし、ホワイトハウスのスポークスマン、ジァシュ.アーネストは6日の記者会見で、論争的なキーストーン.パイプラインを許可する法案を議会が通過した場合、「大統領は署名しないだろう」と述べた。その理由は「国務省で進行中の検討プロセスを弱体化させるべきではない。そうでないとネブラスカ州で係争中の訴訟を回避することになる」とし「基本的なパイプラインのルートが確立される前にプロジェクトを評価しようとするのは時期尚早である」と語った。

最初の目標に対して先手を打たれたマコーネルは、「大統領は最初の超党派のインフラ法案を拒否すると脅している」為、11月に「超党派の成果」を期待していることを声高に表明した米国民に衝撃を与えるはずであると語った。オバマ氏はキーストーン.パイプラインに対する意向を新議会初日に明白にしたが、その主な理由は、パイプラインの建設はカナダに多大な利益があるが、既にガソリン価格が著しく低下している米国の消費者にはさほど利点はないことを認識している為であると言われている。また、ホワイトハウスの報道官が指摘した通り、大統領はネブラスカ地区裁判所の判定を待っている為、ルートはまだ確立していない状態である。

 

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