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3月4月は全米で、特に比較的日中は快適な気温が続くカリフォルニア州でも結婚式のシーズンである。過去数年前に比較的して、総体的に結婚式の費用は増大していることが判明した。これは米国人の良好な景気感を反映しているようだ。結婚式の費用は、地域、式場、個人の選択によって当然大きな変化はあるが、米国の結婚式は日本と比較して、幾つかの点で合理的である。

12日のマーケット.ウォッチによると2014年の結婚式の平均費用は$31,213であり、2013年の$29,858から4.5%上昇し、2010年の $26,984から16%上昇した。これは15,800人の花嫁から受けた情報に基づいている。最も高い場所はマンハッタンで平均コストは$76,328であり、これは最も安いユタ州の平均費用$15,257に比較して5倍高い。ロング.アイランドの平均費用は$55,327、北中央ニュージャージーは$53,986、ウェストチェスター郡とハドソン.バレーでは$52,954、シカゴは$50,934であり、これらは最も高価な地域としてリストされている。平均$31,213は2007年からの記録で最も高く、会場費に平均$14,006、ブライダル楽団に平均$5,855、婚約指輪に平均$2,556、写真撮影に平均$2,141、ウェディング.ドレスに$1,357、リハーサル.ディナーに$1,206、招待状に$439、ゲスト向けミニ.ギフトに$275を支出している。アメリカ人は経済に満足していることを示唆し、コストが最も安い郡では、カップルは収入の大部分を結婚式に費やしていることを示している。

場合によっては、結婚式に参加するゲストにとっても費用がかかる。ほぼ1/4は遠距離での結婚式に参加するケースである。ゲストの旅行と宿泊施設を含む費用は2014年のアメリカン·エキスプレスの調査では、宿泊する客は平均約$592を費やしている。しかし、コストが高くなっている為、2013年の世論調査では、43%のアメリカ人は財政的な理由のため、結婚式に出席することを拒否し、36%は友人の結婚式に出席するため借金を負う結果になったという。 2015年更新のCost of Weddingによる別の統計では、全米での平均は$25,200であり、典型的に$18,900から$31,500の範囲で出費する。しかし、ほとんどのカップルは$10,000以下でやりくりするが、これにはハネムーン費用は含まれていない。一部の人達は結婚式に多額な経費をかける余裕はない点で日本も同じである。

しかし、幾つかの点で日本とは異なる。米国での結婚式に過去10年以内に少なくとも3回は参加したことがある為、経験上、米国の結婚式は特にゲストの立場からもっと経済的で合理的であることを痛感している。通常結婚式は遠距離でも車で1〜2時間程度または30分以内の近距離にある地元の結婚式場で行われるケースが多い。結婚の儀式は教会で行われ、披露宴は教会に近いパーティー会場で行われるか、または教会設備がある同じビル内で行われるケースもある。また近年、教会を利用せず、公園や海辺など野外で形式にこだわらず家族だけの結婚式を挙げるカップルも増えている。どのようなケースもゲストは日本のようにご祝儀金を準備する必要はないが、ウェディング用にデザインされたカードを送る事は最低限のマナーである。

最近、結婚に招待する当事者は新婚家庭に必要な日用品、家庭用品、台所用品、その他雑貨品のギフト選択リストをデパートのオンライン.ショッピングに登録することが一般的になっている。品物の値段は$30前後から$200前後であるが、ゲストは当事者との交流の親密度と経済的レベルに合った価格の製品を選ぶことが可能である。通常、ゲストが選択できる製品リストは広範であり、その種類と量もゲスト数より2~3倍多い為、選択に苦労しない。最近はオンライン.ショッピングのアマゾンもそのような登録システムを採用している。

従って、現金をご祝儀袋に入れて渡す必要がないところが米国の最大の合理性である。日本での結婚式のご祝儀相場は友人で3万、親戚や家族で5万から10万程度だと言われている。従って、遠方から参加する個人はおそらく、旅行および宿泊費に平均$592を費やする米国人よりもっとコストがかかるのではないかと思う。米国では、地元で知人および親戚の結婚式に参加する場合、オンラインにリストされた製品のショッピングとガソリンにコストがかかる程度である。選択したプレゼントを結婚式に持参する必要はなく、結婚贈与品リスト.オンライン登録制を設置する業者は直接当事者に輸送してくれる。

招待されたゲストは結婚式の当日、披露宴会場に準備されたバイキング.スタイルの食事やワインなどを自由に楽しむことができる。また、ゲストは特別な場合を除き、お金をかけてドレスアップする必要もない事も多い為、合理的であり、形式にこだわらないリラックスした披露宴はゲストの負担にならず、むしろ気楽である。ゲストにはコスト負担がない代わりに、引出物を受けるという習慣もない。招待した当事者からの記念品は、ぜいぜい特別にデザインしたミニ.チョコレート程度である。引出物に経費をかける日本の習慣と比較するとこれもかなり合理的である。

 

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