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1912年3月27日、日本は米国に素晴らしいプレゼントを贈呈した。歴史上、これほど美しく長年人の心に安らぎを与えているものは他にない。それは日本人ばかりではなく米国人も好きな桜の木である。103年前の今日、日本政府は米国に3,000本の桜の木を贈呈した。1965年に再度贈呈した後、ワシントンD.Cの桜は、日本各地での桜の満開シーズンに劣らないほど活況で人気がある。

最初の3,000本は、1909年から1913年まで大統領であったウィリアム. ハワード.タフトの妻であるファーストレディのヘレン.ネリー.タフト、および1912年から1916年まで米国大使を務めた珍田捨巳(ちんだ.すてみ)氏の妻であった珍田夫人の監督の下に、ワシントンD.Cのポトマック川に沿った領域、東ポトマック公園、ホワイトハウスに植えられた。最初の木は害虫に悩まされ、ほとんどの植樹は壊滅的な結果に終った。しかし、日本は再度1965年に3,800本の桜を贈呈した。この時はワシントン.メモリアルに植えられた。

 ワシントンD.Cに桜の木を植える事は1885年から1928年の間に数回日本を訪問した女性地理学者、作家、写真家のエリザ.ルアマー.シドモアの夢であった。シドモア(写真)は日本を初めて旅行した1885年、米国政府当局に日本から桜の木を輸入することを提案したが、当時この発想は無視された。1909年、シドモアは彼女自身が桜の木を購入するため資金集めを決心した。彼女はこの計画を知らせるためファーストレディに手紙を送った。ファーストレディは熱心にその計画を受け入れることを約束すると返答した。その大統領夫人の計画を知ったニューヨークの日本領事館は米国政府に贈与する考えを公表した。

最初の贈与から100年以上が経過した今日も米国人の心を癒しているワシントンD.Cの桜は、主にシドモアの熱意、それに同意したヘレン、米国大使珍田夫人の女性三人の努力による。現在、ワシントンD.Cのナショナル.モールの南側とポトマック川に沿って約3,750本の桜の木が植えられていて、ほとんどが吉野桜である。気温や天候にもよるが、満開時期は早い年で3月15日前後、遅い年で4月15日前後である。ほぼ毎年開催される全米桜祭りおよび他多種のお祭りがあるため今の季節は観光客で賑わう。毎年、桜を見たい米国人の問い合わせは多いらしく、今年は 4 月 11日がピークであると予測されているため、その前後は桜見学ツワーの期間になっている。日本が桜を贈呈したため、経済を促進していることに加えて、美しい日本の桜に対する女性の熱意が米国間の友好を促進した為、ワシントンD.Cの桜の歴史的背景はとても意義深い。

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