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現在花粉症の季節である。この時期には鼻水、くしゃみ、目の痒みで悩まされる人が多い。20年以上、 北米および東京で眼鏡および視力関連の教育プロモーションに従事し、また眼科外科医であるゲイリー.ハイティング博士は目のかゆみ、目の充血、涙目を引き起こすアレルギーの原因、アレルギーを避ける努力と治療方法について実用的で具体的なアドバイスを提供している。

ハイティング博士によると、米国で季節性アレルギーに悩まされている人は、くしゃみと鼻水の症状に加えて、アレルギー患者のほとんどは目のかゆみ、涙目、充血と腫れまぶたを経験する。場合によっては、アレルギー性結膜炎(ピンクアイ)および他の眼感染症に発展することがある。目が赤く充血している、痒い、涙が出るなどの症状を治療する方法について役立つヒントを含め、アレルギーのある人は知っておくべき事が幾つかあると述べている。また、アレルギー反応に素因がある個人に問題を引き起こす通常無害な物質はアレルゲンと呼ばれている。目のアレルギーの原因となる最も一般的な空中アレルゲンは、花粉、カビ、ほこりやペットのふけである。また、眼のアレルギーは、乾燥した目を治療する為に使用される保存剤が混入されている人工涙を含め、特定の化粧品または点眼剤に反応することで引き起こされる。食物アレルギーとハチ刺され、または他の虫刺されによるアレルギー反応は、深刻な空中アレルゲンとは異なり、概して目には影響しないと述べている。

目のかゆみ、涙目のアレルギーを緩和するアプローチは幾つかあるとし 「1オンスの予防は1ポンドの治療の価値がある(An ounce of prevention is worth a pound of cure )」と遠近両用メガネを発明したベンジャミン.フランクリンの古い諺を引用し、最も手っ取り早い方法はアレルゲンを回避することであると述べている。つまり、目のアレルギー症状を制御するための最良のアプローチは、個人が敏感な一般的アレルゲンに露出することを制限する為、出来る限りの事をするべきであると述べている。例えば、花粉数が高い時はなるべく室内に留まり、フィルターを取り付けた空調設備(エアコン)を利用する。一般のアレルゲンを閉じ込めるため高品質の炉フィルターを使用し、頻繁にフィルターを交換する。アレルギーの季節に屋外に出る時は花粉、ブタクサなどから目を保護するためラップ.アラウンド.サングラスを着用し、窓を閉じて車の運転をするなどの工夫をアドバイスしている。

更に具体的なアドバイスとして、(1)コンタクトレンズを外す。レンズ表面は空気中のアレルゲンを蓄積するため、アレルギーを誘発しやすい。従って、アレルギーのシーズン中は眼鏡だけを着用するよう心がける。または、レンズの上のアレルゲン及び他の屑片の蓄積を避けるため、一回の使用後に廃棄する使い捨てコンタクトに切り替える 。(2)薬局で点眼剤を購入する。目のアレルギーは非常に一般的であるため、アレルギーが原因のかゆみ、目の充血、涙目を緩和するため配合された非処方の目薬のブランドは豊富である。アレルギー症状が比較的軽度であれば、薬局の目薬はかなり効果があり、処方点眼薬または他の薬物療法よりも安価である。アレルギー緩和に効果のある推薦できるブランドは何であるかを眼科医に相談する。(3)処方薬を得る。アレルギー症状が比較的厳しい場合、または薬局で購入した目薬に効果がない場合、強力な薬を処方するため眼科医に相談する必要がある。目のアレルギーを緩和するため使用されている処方目薬及び 経口薬は、次のとおりである。

抗ヒスタミン薬:身体の自然なアレルギー反応の一部は、血管および血管壁の異常透過を拡張させる物質であるヒスタミンの放出である 。ヒスタミンによって引き起こされる症状は鼻水やかゆみ、涙目が含まれている。抗ヒスタミン薬は、身体の細胞にアレルギー反応を起こすヒスタミンの作用を抑制することによってアレルギー反応を減少する。充血除去剤:充血除去剤は呼吸を容易にするため腫れた鼻道を縮小することに役立つ。また、これらは充血した目を緩和する強膜血管のサイズを減少させる。一般的な充血除去薬は、フェニレフリンおよびプソイドエフェドリンが含まれる。抗ヒスタミン薬と充血除去剤の両方を組み合わせた薬は利用可能である。

非ステロイド性抗炎症薬(NSAID): NSAIDの点眼剤は腫脹、炎症、および花粉症とも呼ばれる季節性アレルギ ー性の結膜炎に伴う他の症状を減少させるために処方される。ステロイド:副腎皮質ホルモン点眼薬は、時には急性眼アレルギー症状を緩和するため処方されることがある。しかし、これらの薬の長期使用による潜在的な副作用には、高眼圧、緑内障および白内障が含まれるため、それらは特に短期間の使用のみ処方される。免疫療法: これはアレルギーの専門家が患者の免疫力を徐々に高めるため、アレルゲンの少量を注入する治療法である。

今の時期に個人が経験するくしゃみ、鼻水、目の痒みは一般的に花粉症と呼ばれていて、米国ではヘイ.フィーバー (hay fever)またはアレルギー性鼻炎と呼んでいる。アレルギー性喘息および免疫学のアメリカン.アカデミー(AAAAI)によると、世界的には全人口の10%から30%の範囲で、多数の人々がアレルギー性鼻炎に影響を受けている。米国では18歳以上の人口層の約7.8%は花粉症に悩んでいる。 米国で、2012年に過去12カ月で花粉症と診断された成人は1,760万人または7.5%であり、また同年に過去12カ月で花粉症であると報告された子供は660万人または9.0%である。

 

 

 

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