アメリカの最新課題 Contemporary American Issues © 2016 Yuko’s Blog. All Rights Reserved.  

復活祭(イースター)の日曜日にあたる5日、フランシスコ教皇は、数千人が集った雨のサンピエトロ広場で世界に向けた平和を祈るメッセージを送った。近年、平和の言葉は空しく、世界の各地で悲惨な事件ばかり起きている。テロ攻撃、爆破、殺人、誘拐、その他の暴力に加えて、事故および災害などのニュースは日々途絶えることはなく、心の休まる日はない。犯罪も含め、暴力的な観点から世界で最も危険であり、最も注目すべき 10カ国とはどこか?なぜ、それらの国が危険なのか?

イースターの日は毎年、特に子供達がいるキリスト教信者の家庭で、エッグ.ハンティングと呼ばれる卵を探すゲームに子供達が参加するイベントがある。イースターは一般的にキリスト教関連の組織にとって重要な日であるため、様々な行事が開催される。 5日フランシスコ教皇は、ケニアのガリッサ大学でイスラム過激派により約150人の学生が虐殺された4月2日の事件に触れた声明で、キリスト教徒に対する迫害を終えるための平和の祈りを捧げた。また、このような事件は現在起きている紛争および暴力の結果であると述べ、命を失ったすべての善良な人々、特にケニアで殺害された若い人々、誘拐され自分の家とその愛するものを放棄することを余儀なくされた人々がその苦痛を克服することを祈っていると述べた。現在、世界の各地で、何らかの暴力的な攻撃によりほぼ毎日多数の人々が死亡している。暴力的犯罪やテロ攻撃も含めて2015年の世界で最も危険な10カ国は下記の通りである。

1)ベネズエラ(南米):ベネズエラは、政府、警察、軍隊を含めて法務執行が崩壊し、政治は腐敗しているため、 麻薬、誘拐、人身売買などの犯罪が世界で最も高い国の一つである。1月29日のロイターによると、警察官を狙った犯罪が増え、毎日1名が殺害されている。2014年には268人が殺害されていて、世界で最も治安が悪い国の一つである。

2)パキスタン(アジア ):数年前パキスタンは最も危険な国のリストには挙がっていなかったが、最近頻繁にテロ行為が起きているため状況が変化した。テロリストの存在は限定された数カ所だけでありパキンスタン全体でテロ攻撃が発生しているわけではないが、パキスタン軍隊と政府はテロ攻撃を抑制できない状況である為、今日非常に危険な国のひとつとして考慮されている。

3)アフガニスタン(アジア ):アフガニスタンではタリバンとアフガン軍およびNATOが戦っているため常に生命の脅威に晒される危険な国である。米軍とNATO軍は何千人もの人々が自爆テロにより愛する人々を失っている現実に直面しているため、そのような攻撃は最大の問題である。米国の最も長い戦争であったアフガニスタン戦争は、正式に2014年11月に終了したが、何千人もの米国主導のNATO軍は、アフガン政府軍を訓練し助言するためまだアフガニスタンに滞在している。

4)ナイジェリア(アフリカ ):ナイジェリアは日々危険度が増している現在最も危険な国の一つである。毎年多くの人々が頻繁に発生するテロリスト攻撃により死亡している。以前爆撃があったナイロビでは、多数の人々が命を失った。

5)メキシコ(南米)メキシコは歴史的に死者数が高い。過去数年間、テロ攻撃による様々な反応で数百万人のメキシコ人は彼らの命を失った。その背後にある理由は不明であるが、警察はいつも証拠と攻撃者を見つけるのに苦労している。

6)ソマリア(アフリカ):ソマリアは「地球上で秋の降雨のように死亡が発生している」国である。貧困者は1時間毎、毎日、毎月殺害されている。ソマリアへの旅は「死への道を意味している」為、非常に危険である。この国はテロリストによる自爆、公共建物の爆破、人権侵害など市民は継続的な暴力の危機に晒されている。

7)シリア(アラブ国):シリアは様々なテロ活動の問題に直面している世界で最もテロリズムが拠点になっている国である。この国では何千人もの人々が死亡していて、 テロ攻撃による死亡率が最も高い国のひとつである。アサド政権に対する全国的な抗議行動による紛争が長く続いた後もシリアでは継続的な武力紛争が起きている。内戦で崩壊した国はテロリストが巣食う要因になるが、2014年7月、イスラム国家(ISIS又は ISIL)はシリア領土の1/3およびその石油·ガス生産を制御した。2015年1月、死者は20万人以上に達し、国際組織は大量殺戮を伴う深刻な人権違反に対して、シリア政府、ISIS、および他の反政府勢力を批判した。

8)イラク(アラブ国):アメリカ軍によって攻撃された後、状況は変化し、抑制不可能な自爆テロは多数の人々を殺害した。現在、イラクで生命が脅かされない安全な人はいない。2014 年には ISISに属するスンニ派の武装勢力がイラク一部の都市を制御し、十数万の難民が続出している。また、シリアおよびイラクではISISをターゲットにした米国および有志国の空爆が頻繁に行われているため、一般の人は近づけない壊滅的な危険性がある。

9)ホンダラス(南米):ホンダラスは国の深刻な犯罪および殺害問題に直面している。麻薬密売、誘拐、人身売買、殺人、および他の犯罪行為が増加し極端に危険な国になっている。しかし、犯罪の背後に誰がいるのか不明であり、国民は政府の対応に疑問を抱いていている。昨年、ホンダラスの危機から逃げるため、米国に不法入国した子供達の数はピークに達した。

10)スーダン及び南スーダン(アフリカ): 人生で一度も訪問すべきではない国があるとしたら、それは「死の国」であるスーダンである。スーダンに訪問しなければならない場合、自分の人生を危険に晒すことがないよう、最初にリーサーチを行い、安全に移動し、自宅に戻る安全性を確保しなくてはならない。スーダンは歴史的に民族紛争が絶えない国であり、2つの内戦、人権侵害、民族浄化のための殺戮および、奴隷問題が続く悲惨で危険な国である。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。