アメリカの最新課題 Contemporary American Issues © 2016 Yuko’s Blog. All Rights Reserved.  

上院外交委員会は14日の午前中、イランの核プログラムの国際協定に関して投票する権利を議会に与えるための合意に達したと発表した。午後、上院外交委員会のパネルは幾つかの条件による法案に投票し、19対1の満場一致で通過した。今日通過した法案が最終的に議会で通過した場合、オバマ大統領は署名する可能性がある。イランの核プログラムに関する国際協定に関し、多くの議会メンバーはイランに対する制裁の解除を執拗に恐れている。それはなぜなのか?

14日のニューヨーク.タイムスによると、上院外交委員会は超党派の合意に至った。その委員会が午後通過した法案は、オバマ政権に幾つかの義務を課している。例えば(1)オバマ政権は機密情報も含めて最終的な合意文書が完了次第、可能な限り早急に議会に提出する。(2)議会が検討中にイランに対する制裁を解除することを禁止する。(3)イランの核インフラの大部分の解体と引き換えに、議会が課す制裁の解除を許可または禁止することを可能にする投票を最優先する。これは最初に報告された内容に比較し、かなり妥協し向上した法案である。最初の時点では、イランが米国および海外でアメリカに対するテロを支援していないかどうかを90日ごとに証明することを大統領に要求し、それが不可能である場合、イランに経済制裁を再度課すことであった。

オバマ政権は、国務省長官のジョン.ケリーを含む代表者による上院議員との機密の会合で、議会が課した制裁に関する国際協定には議会が規定する権利があると両党の議員が主張していることに気付いたと報告された。ホワイトハウスの報道官ジァシュ.アーネストは、オバマ大統領は法案を「特に歓迎していない」が上院外交委員会の共和党および民主党トップがまとめた新たな提案は受け入れ可能であると判断したと報告した。上院議会は、おそらく今月この法案を承認する可能性が高い。

上院外交委員会が超党派の合意に達した内容の一部は、共和党および 民主党のトップ.メンバーがイランに対してテロリズムを促進すると懸念している事を示唆している。13日に大統領選の立候補を公表したマルコ.ルビオも例外ではなく、イランとの合意をキャンセルすると公表した。同日ナショナル.パブリック.ラジオのインタビューで、大統領のイラン核計画を逆転させるつもりかと聞かれ、記載されている合意の内容を理解する必要があると述べた。ルビオは、現在イランに課している経済制裁を引き上げることは国家安全保障にリスクがあると表明し、「我々はただ再度制裁を課します」と述べた。また「イランが何をしようとしているかを認識する必要があり、イランの事を良く知っている人または注目している人には、取り消し不可能な譲歩に同意することなく、核生産能力に必要な全てのインフラを維持しようとしている事が明らかである」と語り、制裁を維持する必要があることを強調した。

今日、上院外交委員は大幅な妥協により向上した法案を通過したが 、テネシー州の上院外交委員会の委員長であるボブ.コーカー(左)は2 月 27日にイラン核調査法案を紹介した。議会メンバーはこの法案を通過させることで制裁引き上げを停止することが可能であると主張していた。更に、 弾道ミサイルやテロに関するイランの活動を定期的に知る必要があることを強調した。一部の民主党は、最終的な合意に反対するより、議会の監督を強化するコーカの法案に同意する方が気楽であると言われている。経済制裁の解除を恐れているルビオを含む一部の議員は恐怖と不信感が根底にあるようだ。また、引き続き議会の権限を強調しているが、大統領の交渉権限に対する挑戦であれば、3月に複数の国際法専門家が指摘した恥ずべきミスの教訓を学んでいないことになる。

 

 

 

 

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。