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イラクでは米国先導の米軍および有志国の空軍、更にイラクの治安部隊、およびシーア派民兵がイスラム国過激派( ISIS、またはISIL)と戦っている。17日イラクの主な都市はISISによって陥落され、ISISは引き続きイラクの西側に進んでいると言われている。しかし、陥落された都市を奪還する為、24時間以内に数千人のシーア派民兵はラマディ近くの軍事基地に戻った。シーア派民兵は数ヶ月前、ISISと戦う重要な役割を果たしていると言われていたが、彼等の存在はある意味で危険性があると懸念されている。国防総省は、イラクで10,000人以上の治安部隊を訓練中であり、ISISを敗北に追い込む戦略は機能的であるとして楽観的である。

イラク中央に位置し、バクダッドの西から約100Kmにあるアンバール県の主な都市であるラマディでは数百人の警察官、兵士、および部族の戦士が町を放棄したため、多数が死亡し数千人は逃亡した。日曜日ISISがラマディを占領したことはISISの莫大な勝利であると言われている。この展開は、過激派グループをターゲットにしている米国主導のキャンペーンを複雑にするとの懸念が提起されている。ここ数日、ラマディではISISの位置を定めたアメリカの空爆が行なわれていた。治安部隊は午後1時30分頃、ラマディの地域からハンビーと呼ばれているグレードの高い軍事車を含めて約60の軍用車両を放棄した。放棄された車の約半数は、近隣を強化するため米国に援助されている政府が16日に送ったばかりである。

現在、ラマディ全域は完全にISISの支配下にある。イスラム国の過激派グループは、日曜日の出来事を大規模な軍事成功であるとして、ソーシャル.メディアに「ラマディのすべてを制御した」と述べた声明を投稿した。また、ISISは昨年6月以降からイラクで2番目に大きい都市モースルを制御している。戦士は空中に自動小銃を発射し、通りに即興のお祝い用のお菓子をばらまいたと市の住人は語ったという。親政府部族の戦士であり、逃れたグループの一人は、「バグダッドへの東部道路を守るため、残った兵士は一人もいなかった」と語ったという。推定500名の親政府部族の戦士は大砲、機関銃のトラックおよび機関銃を放置したままである。ISISの戦士は、その地域で警察署を包囲し、押収した。また、そこで上級役員の大佐を射殺したという。その都市の軍事作戦で、数百人の親政府軍は過激派に包囲され、その施設の約40人は、二つの自爆テロで17日死亡した。

一方、米国主導の空軍はイラク治安部隊の要求に応じて、72時間で19回の空爆を実施し、ISISに対する襲撃を強化した。8月以来ISISに対して、ピン.ポイントの空爆を頻繁に実施し、イラク軍を再構築するため顧問と武器を送っている米国は、ラマディの陥落は「後退」であることを認識しているが、戦略に変更はないと述べている 。その戦略は連合国と米国及びそのイラクのパートナーを意味し、ラマディを奪還しなければならないことだけである」と国防総省の報道官は語った。バグダッドは2014年の半ば以降、政府最大の敗北によりISIS の武装勢力に落ちたイラク西部都市を奪還するため移動した。従って18日、約3,000人のシーア派民兵はラマディ近くの軍事基地に到着した。「ポピュラー.モビリゼーション」として知られるシーア派民兵は、ラマディが17日ISISに陥落された後、動員を命じられた。米政府当局は、「分裂化し、益々強力なイラン」がバックアップしているシーア派民兵に懸念を表明している。なぜなら、この民兵は対攻撃する為、はるかに強い手腕を政府に与えるが、彼等の到着は最も暴力的な一つである宗派間の憎悪を増加する側面もあるという。

国防総省当局は18日、イラク治安部隊と有志国のパートナーはISISが大部分を制御したイラクの都市ラマディを奪還すると公表した。国防総省報道官の陸軍大佐スティーブ.ウォーレンはイラク軍が「幅と深さ」のある大国全域で進攻作戦に従事している時、ISILが一つの都市を征服したことを憶測しないことが重要であり、このひとつのエピソードに対してイラクの治安部隊が劣っていると過剰反応することは間違いであると指摘した。しかし、ISILとの戦いは「困難であり、複雑な、流血の戦いであり、勝利と挫折がある」と述べた。またイラクと連合軍は「有志国との空軍力と合わせて、ゆっくりと、しかし確実にイラクの地上軍及びイラク勢力と共にラマディを取り戻すと述べた。また、ラマディは「戦うことが最も過酷な一つである都市環境である」為、「空軍力の能力を制限する」環境には独自の挑戦があると述べた。また、イラクの治安部隊はISIL勢力の領域を一掃した為、イラクの手腕は「ゆっくりだが確実に改善している」と指摘した。現在約7,000人のイラクの治安部隊は訓練中であり、他の3,000人から4,000人は基本的な訓練を受けている最中であるため、ペンタゴン当局は成果を期待している。ウォーレンは「ISILを敗北させる為の戦略は機能している。我々は、有志国の空軍と共に戦っているイラクの治安部隊はISILを打倒すると信じている」と語った。

 

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